《読書感想文》君のクイズ(小川 哲 著)
【2023年本屋大賞ノミネート作】
生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される!
「不可能犯罪」を解く一気読み必至の卓抜したミステリーにして、エモーショナルなのに知的興奮に満ちた超エンターテインメント!
小川 哲原作の「君のクイズ」を読みました。
2時間ほどで読めるので一気読み。
いや〜おもしろかった。
テレビのクイズ番組、最近はあまりみなくなったけど、クイズ番組の作り方の過程や、出題する問題、誰が最後まで残るのか、そして、その裏には....。
そんなところまで描かれているこの「君のクイズ」は、ミステリーの部類に当てはまると思いました。
クイズプレーヤーの思考について、こんな文章がありました。
クイズに答えているとき、自分という金網を使って、世界をすくいあげているような気分になることがある。僕たちが生きるということは、金網を大きく、目を細かくしていくことだ。今まで気づかなかった世界の豊かさに気がつくようになり、僕たちは戦慄する。戦慄の数が、クイズの強さになる。
そして、これ、名言では。
誰かに笑われたって構わない。恥ずかしいという気持ちのせいで自分の可能性を閉ざしてしまうことの方がもったいない。そもそも人間は、他人の失敗なんてすぐに忘れてしまう。
映画化されるとのこと。
是非、映像された作品も見てみたいと思いました。
いいなと思ったら応援しよう!
いつもありがとうございます。よろしければ応援をお願いします。これからも分かりやすい記事の投稿に努めてまいります。