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第2部『天使の支配計画 -遺伝子エラーの美少年は、静かに世界を狂わせる-』最終章


こんな店あるかな

第25章:潜入とハニー・トラップ
六本木を遠ざかるように、てんしはその足を自身の身を潜めるキャンプへと向け、佐藤刑事を呼び出していた。
待ち合わせの時刻まで少し間のある冷え込む夜気に包まれたテントの中で、同行していた聖奈や柚葉たちは、これから始まる危険な潜入を前にして激しく身体を震わせていた。
「てんし……明日から、何が起きるかわからない。だから……今、私を抱いて」
恐怖と、それ以上に昂ぶる欲情を隠しきれない聖奈が、てんしに縋りつくように覆いかぶさる。りつや柚葉たちも「私たちも……!」と次々に服を脱ぎ捨て、パイパンの滑らかな淫華をむき出しにして群がってきた。
これまで受動的だったてんしだが、愛おしい彼女たちの熱を受け止め、自ら強く抱き寄せる。
見事なGカップやHカップの艶乳を激しく揺らしながら、濡れそぼったおまんこへとてんしが深く突き入れる。恥毛のクッションがない肌と肌が激しくぶつかり合い、卑猥な水音がテントの中に響き渡る。
「あっ……おちんちん、すごい熱い……っ! てんし……!」
膣の最奥を容赦なく突かれ、甘い嬌声を上げる聖奈たちを、てんしは狂おしく愛し尽くした。
やがて、荒い息を整えたてんしは、すっきりと冷静な表情に戻り、静かに服を整える。
そこへ、呼び出しを受けた佐藤刑事が、夜気を纏いながら慌ただしくテントへと滑り込んできた。
佐藤は息を整えながら、てんしに向き直る。
「急に呼び出したりして、どうしたんだ」
何事もなかったかのように冷静な表情を浮かべるてんしは、余計な言葉を挟むことなく、静かに一つのタブレットを差し出した。そこには、岩谷と太田の癒着を示す足取りや、違法に入手したスマホのデータなど、手元にある限りの状況証拠が収められている。
画面を覗き込んだ佐藤は、息を呑んで目を見開いた。
「これだけの状況証拠が有れば、今度こそ令状が下りるかもしれないぞ!」
だが、てんしは静かに首を横に振る。
「前回、警視監が岩谷の指示で捜査妨害をしたじゃないですか。また別の警察幹部に指示している可能性は、否定できないのではないですか?」
佐藤の表情が強ばる。組織の闇を痛感している彼にとって、その指摘はあまりにも重い現実だった。
「だから……自分で侵入しようというのか」
「中にはおそらく、遺伝子操作された子供たちが居るはずです。彼らを見つけたら合図を送ります。現行犯ならば、言い逃れはできません」
その揺るぎない覚悟と圧倒的な気配に、佐藤はたじろぎながらも制止の声を漏らした。
「おい、これも違法だぞ……っ!」
しかし、てんしの決意がもはや揺るがぬことを悟ると、佐藤は苦々しく舌打ちを一つ漏らす。表立ったルートで応援を呼ぶ手段がない以上、ここで動くための口実を作るしかなかった。
「……そうだな。ここで違法なキャンプをしていると、通報するか」
そう呟きながら、佐藤は手早く連絡を入れるため、スマホを取り出すのだった。
その頃、正面の警備網を完全に無力化するため、彼女たちは周到な罠を仕掛けていた。今回の警備を担当するのは、てんしたちが頼った5人の仲間たちだ。
「夏子が、明日帰るから余ってしまう食材を全部調理してきたの」
愛嬌よくそう言って、警備の男たちへと次々に差し入れを配る。だが、彼女たちの装いは先ほどまでとは一変していた。
いやらしく肌を透かす薄手のキャミソールは、ローカットの胸元から豊かな谷間を惜しげもなくこぼし、細い肩紐はかろうじて形を保っているだけ。横を向けば乳首の先端までが零れ落ちそうなほど危うく、丈にいたってはヒップが半分しか隠れていない挑発的な姿だった。
「お酒も余ってしまうので、良かったらどうぞ」
露骨すぎる罠を前に、警備の男たちは空腹と色香のダブルの誘惑に抗えるはずもなく、完全にその場で任務を放棄して骨抜きにされていた。
完全に緩みきった周囲の目を縫い、てんしは誰にも気づかれることなく、目指す通気口へと静かに辿り着いていた。
正面の入り口も、事前にスキャンしたデータを使えば開けられないことはない。だが、突如として扉が開けば警備の注意を引いてしまう。
てんしは迷いなく身を翻すと、その細い体を冷たい通気口の闇へと滑り込ませた。

第26章:潜入の果てと暴かれた禁忌
冷たい金属製の通気口を抜けたてんしは、音もなく研究施設内部へと降り立った。シミ一つない美しい肌を微かに震わせる気配を消し、目的地へと足を進める。その背中を追うように、軽やかな足音が響いた。
「待ってよ、てんし」
振り返ると、そこにいたのは聖奈だった。ハニー・トラップを仕掛けた仲間たちの中から、見張りの目を盗んで抜け出し、いつの間にか追いついていたのだ。プログラミング技術だけでなく、隠密行動においても彼女の能力は並外れていた。
施設内の警備は、この区画においてはすでに手薄になっていた。見張りの警備員はわずかに一人。気配を察知する暇もなく、聖奈の手によって警備室の警報システムが静かに無力化される。
てんしは静かに移動した。
先ほどあらかじめコピーしておいた太田のセキュリティカードを、これまで頑なに閉ざされていた重厚な扉のリーダーにかざす。電子音が乾いた音を立て、重いロックが解除された。
プシュー、と空気が抜ける音と共にドアが開く。
室内には、警備員と研究員の姿があった。ドアの開きに気づいた二人が一斉に顔を上げ、てんしと聖奈の姿を捉えて息を呑む。目と目が合った瞬間、警備員が腰の無線機へと反射的に手を伸ばした。
「――っ!」
その動きを封じるため、聖奈が動いた。彼女は着ていたネグリジェの華奢な肩ひもに指をかけ、迷いなくそれを外す。
肩ひもを失った艶やかなネグリジェは、重力に従ってふわりと床へと滑り落ちた。下に一切の下着をつけていない、完璧なプロポーションの全裸の体が、無機質な研究室の明かりの中に白く露わになる。Gカップの豊かな果実と、あどけなさを残す少女の顔立ち、そして恥じらいもなく晒されたパイパンの滑らかな秘部が描く圧倒的なコントラスト。
あまりの光景に、無線機へ伸びていた警備員の手が完全に硬直し、視線が聖奈の裸体に釘付けになった。
その一瞬の隙を見逃すはずがない。てんしは地を蹴り、驚異的な運動神経で一気に間合いを詰めた。鍛え抜かれた体躯から放たれた鋭い一撃が、警備員を正確に捉え、音もなく床へと沈める。もう一人の研究員は、目の前で繰り広げられた光景と圧倒的なプレッシャーに気圧され、恐怖に震えたまま一切の抵抗をしなかった。
静まり返った部屋の奥を見回したてんしと聖奈は、息を呑んだ。
そこには、無数の保育器のようなカプセルが並んでいた。一つひとつの透明な容器のなかで、静かに息づいているのは――遺伝子操作された子供たち、たくさんの赤ん坊たちだった。
「……ここにあったんだね」
聖奈が呟く。てんしは素早く向きを変えると、
「コンピューターとサーバーのデータを保全して。外の警察に繋げる」
指示を受けた聖奈が端末へと走り、外部への情報流出を防ぎつつ証拠を固める。
目的を遂げた二人は、慎重に警備室へと引き返した。残る警備員はあと一人。警戒していた男の背後に音もなく忍び寄り、てんしはその動きをほんの一瞬で無力化した。
すべてを制圧したあと、聖奈が壁面の非常用警報装置のスイッチを力強く叩いた。
ィィィーーーッ!
施設全体を揺るがすような大音量のサイレンが鳴り響く。狂い始めた世界を告げる警報のなか、外からは佐藤刑事率いる警察車両の到着を告げるタイヤの音が近づいてきた。
てんしは正門側の扉のロックを遠隔で完全に解除する。
ガチャン、と重い解錠音が響き、扉が押し開けられた。飛び込んできた佐藤刑事と複数の警察官たちに向かい、てんしは静かに手を挙げて合図を送る。
「てんし君……ッ! お前、本当に……!」
息を切らせて駆け寄った佐藤に、てんしは落ち着いた声で告げた。
「奥の部屋へ行ってください。そこには、赤ちゃんと決定的な証拠が揃っています。保全を頼みます」
それだけ言い残すと、てんしは混乱に包まれる現場を背にし、音もなく闇の中へと身を翻した。暴かれた巨悪の全貌が、いよいよ明るみに出ようとしていた。

第27章:逃亡の港と、狂気に満ちた復讐
六本木のタワーオフィスへと戻ったてんしと聖奈たち5人の女の子は、ただちに動き出した。聖奈が研究所から極秘裏に転送し続けたデータは、しっかりと保全されている。
画面に次々と映し出されるのは、岩谷と権力中枢を繋ぐ黒い癒着の証拠の数々だった。佐藤刑事を通じて警察を動き出させ、岩谷を追い込み、あたかも「法と証拠によって巨悪を追い詰める正義の物語」であるかのように周りを信じ込ませていく。
監視をつけていた探偵からの緊迫した連絡が、スマホの画面を震わせる。
「岩谷が、慌ただしく屋敷を出ました」
それが中国への逃亡を企てたものだと瞬時に察知したてんしは、迷わず単身で急行した。
行き着いた先は、夜闇に包まれた冷たい港だった。岩谷の周囲には屈強なボディガードが数人控えていたが、てんしにとっては足止めにもならない。常人離れした運動神経と圧倒的な手際で、音もなく、一瞬にして全員を無力化し、その場には岩谷一人だけが残された。
普段の優しさは完全に消え失せ、てんしの瞳には冷徹な光が宿っている。
「お前たちが作った僕の能力で、お前をこれから地獄に落としてやる。お前は、僕を殺そうとしたばかりか、僕の大切な母親たちの命を奪った。……だが、簡単に死ねると思うなよ」
底冷えするような声を響かせ、てんしは岩谷の精神を追い詰めていく。
「俺の父親はどうした……っ!」
恐怖に震えながら、岩谷は掠れた声を絞り出す。
「……たぶん、死んだと思う。お前の母親も、とうの昔に死んでいると思っていたが……」
「誰がやった!」
「逮捕された……お前の母親を殺した、あの男たちだ……!」
目的の情報を淡々と引き出しつつ、てんしはさらに冷酷な声を響かせた。
「わかった。もうお前に用はない。……最後に、どんな死に方がいい? 希望を聞いてやるかもしれない」
死の気配を極限まで感じ取った岩谷は、恐怖のあまり這い蹲り、泥まみれになりながら必死に命乞いを始めた。
「ま、待て! 金だ、金ならいくらでも出す! 1億……いや、5億出す! だから助けてくれ!」
「答えが違うよ、岩谷あああッ!」
底知れぬ恐怖の絶叫が港の夜空に響く。
「どんな死に方をしたいか聞いているんだ。失血死なんて楽な死に方は許さない。すべての骨を一本ずつ折って、たっぷり時間をかけて殺してやる」
あまりの恐怖に頭が真っ白になった岩谷は、もはや何を言っているのかも分からぬまま、命乞いと引き換えに自分が頼りにしていた本当の黒幕の存在を必死に喚き散らし始めた。
「た,助けてくれ……! すべて話す! 俺を動かしていた本当の黒幕は、あの官房長官なんだ……! 奴らと繋がる証拠もこの鞄に入っている……! だから俺を殺さないでくれ……っ! お願いだ、見逃してくれぇ……っ!」
てんしは冷徹な眼下でその醜態を聞き届けると、すぐさま背後の暗がりへ向けて静かに声を響かせた。
「――今の自供、全部聞こえましたか、佐藤さん」
その呼びかけに応じるように、闇の中から佐藤刑事と複数の警察官たちが一斉に姿を現した。
「……バッチリ聞こえたぜ! 岩谷の自白も、黒幕の名前もな!」
佐藤が手にした逮捕令状を掲げた瞬間、岩谷は自分がどんな墓穴を自分で掘ってしまったのかを悟り、顔面を蒼白にしてその場に崩れ落ちた。弁解する暇など、一秒たりとも残されていなかった。
佐藤刑事は冷たく、しかし力強く宣言する。
「岩谷! 違法な監禁の隠蔽および殺人教唆の容疑で――今すぐ令状に基づきお前を逮捕する!」
容赦なく手錠がかけられ、絶望に打ち震える岩谷が警察官たちに連れ去られていく。 すべての悪事が暴かれ、巨悪へと繋がる道が切り開かれた瞬間だった。

第28章(最終章):狂気と救済の果てに
六本木のタワーオフィスへと戻ったてんしを待っていたのは、りつ、里香、夏子、柚葉、そして聖奈の5人だった。
「てんし、終わったんだね……」
里香の一言を皮切りに、りつの脳裏にはあの日の光景が鮮やかに蘇っていた。旧研究所でてんしを助けに来た3人の母親たちが、目の前で無残に殺されたあの忌まわしい事件。すべての復讐のきっかけとなった悪夢。
そして、自分を生んだ本当の母親には結局たどり着けぬまま、育ての母である静香が死ぬ寸前に八千代から聞かされて初めて「静香こそが産みの母だった」と知らされた記憶。救急車の中で、静香が「八千代はおしゃべりさん、なんだから」と静かに皮肉って息を引き取ったあの日の最期。胸を締め付ける切なさと、過酷な運命を乗り越えててんしが無事に戻ってきた安堵が混ざり合い、りつの目から大粒の涙がこぼれ落ちる。その横で、里香の涙ももう止まらなくなっていた。
「みんなのおかげだ。本当にありがとう」
てんしは静かに、しかし確かな温もりを込めて告げた。彼女たちは危険を顧みず、時には己の肉体までをも惜しげなく晒し、命がけでてんしを支えてくれたのだ。
岩谷は警察に引き渡され、官房長官を含む巨大な黒幕の網も動き出した。だが、それらはすべて、読者を欺き、そして岩谷を絶望の底へと沈めるための「序幕」に過ぎなかった。法による裁きなどという優しい結末で終わるはずがない。佐藤刑事との協力も、すべてはこの手で彼を最高に苦しめて惨殺するための欺瞞にすぎないのだから。
そこへ、タイミングを見計らったように大橋陽子が艶やかな足取りで現れた。
「私が紹介した山下さん、役に立ったでしょう? ……となれば、私にもたっぷりとご褒美を貰わなくちゃね」
陽子は妖しく微笑み、纏っていたドレスを潔く滑り落とす。抜群のプロポーションとパイパンの秘部をむき出しにして、てんしへと激しく抱きついた。
「ずるいーっ!」
その声に刺激され、涙を流していたはずのりつたちも次々に服を脱ぎ捨てていく。GカップやHカップの艶乳を揺らしながら、理性を失った裸の少女たちと陽子が、飢えた野獣のようにてんしへと群がり貪りついた。
これまで、女性から求められても自ら愛を欲することはなかったてんしだったが、この瞬間は違った。てんしは生まれて初めて、自分から彼女たちを強く抱きたいと願った。愛おしさが、胸の奥からとめどなく溢れてくる。
荒い息づかいと卑猥な嬌声がオフィスに満ちる。パイパンの滑らかな淫華同士が激しく擦れ合い、膣の最奥を容赦なく突かれるたび、彼女たちは幾度も絶頂の波に飲まれていった。
やがて、部屋が静けさを取り戻したころ。てんしは静かに思考を巡らせていた。
弁護士の資格も、法的な手続きも、すべては復讐を完遂するための駒に過ぎない。もはや金に困ることもない。
眠る彼女たちの穏やかな寝息を聞きながら、てんしは不敵に、そして優しく微笑んだ。
「これから、何をしようか……」
この5人、そして陽子たちと一緒なら――世界にはびこる悪を、これからも片端から追い詰めていくのも、悪くないかもしれないな。
警察の網を潜り抜け、自らの手で岩谷を徹底的に叩き潰す絶対的な狂気と、愛する女性たちに囲まれた温かな日常。その両方を支配する遺伝子エラーの美少年は静かに目を閉じ、新たな日々の幕開けへと身を委ねたのだった。

2部は終了です。
公務員の上級試験をにパスしてからの3部は作るか検討中です。(あまり興味がある人がいないみたいなので)ありがとうございました。

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