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母のありがたみに気づくのに、時間かかった 5.12

母の愛情、そしてそのありがたみというのは近くにいるとあまり分からない。私が社会人1年目の冬にして実家を出る決意をしたのは、「夕飯はいらない」と言っているのに母があまりにも毎晩天ぷらを用意してくるから、太るだろうがとキレた、という訳のわからない理由だった。

結果的に私は一人暮らしをしてよかった。
それは天ぷらから逃れられたからではない。ろくに家のことをやってこなかった私が、人が一人家で暮らすというのはどういうことかを体得したからである。

そしてある寒い冬の日、私は思い知った。
久々に実家に帰り自室で寝ようと布団に足を入れると、その足元に湯たんぽがセットされていた。あの時明確に、母の愛の形がはっきりと見えた。


最近はまわりの多くが母になった。母らが日々こなす子育ての諸行を見ていると、本当に恐れ入る。そして自分もその恩恵に預かって今日まで生きてこられたのだと知る。

夫との二人暮らしの今でさえ、「ご飯できたよ」と言ったら即座に立ち上がりリビングに来い、と思ってる。加えて「美味しそう」「いただきます」「美味しいね」くらいは言ってもらわないと、舐めてんのか?となる。母はそんなこと言ったことなかった。

思春期の私といえば、呼ばれても「今じゃねんだよな」と言わんばかり、いつまでも自室から出てこないばかりか、「混ぜご飯あんま好きじゃないんだよね」と献立にケチをつける始末。当時の自分を振り返り、子供というのは本当に恐ろしい生き物である。ありがたみって、その時は本当に分からないんだよ。


そんなわけで
この世のあらゆるお母さんに最大の敬意を込めてこの絵を描きました。

スマホの操作について何度も同じこと聞いてくるくらいで、怒ったりしてはいけません(私)

ぜひこの絵を、お母さんに贈ってあげてください🌼
そして、花の一本でも……

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