【美容医療やってみた記】③アートメイク:メイク時間激減
眉と唇にアートメイクをしている。
やってよかったなぁと思うのは、寝て起きたら顔ができていること。メイクを圧倒的に省力化できることだ。
実は20年ほど前から「アートメイクやってみたいなー」と思い続けてきた。
背中を押してくれたのは、女医タレントの西川史子先生が、入院するにあたりアートメイクをされた、と何かで読んだことだ。
入院中はすぐメイクができない。急にお見舞いのお客様がきたときに、眉が薄く、唇の血色が悪いと、いかにも体調が悪く見えて心配をかけてしまう。だから、アートメイクをしてから入院されたという話だったと記憶している。
なるほどなと思った。そのあと、銀座で口コミのよいアートメイクのクリニックを探して予約を入れた。2023年3月のことだった。

毎日の「実は面倒だった」が減る
以前は外に出られる顔になるまで、それなりに時間がかかっていた。
特に眉。輪郭に太さを出す。左右の高さを合わせる。薄いところを足す。眉マスカラを塗る。バッチリと思っていても、外に出て汗をかいて眉尻がなくなっていたりする。
次に唇。素だと紫がかったような、茶色がかったような。とにかく血色が悪い。
メイクの時にリップを塗る。外に出るとちょっとずつ落ちてくる。塗りなおす。たまにリップを忘れて、血色ワル子に戻る。
アートメイクは、その面倒をかなり減らしてくれた。
朝起きた時、宅配便に出る時、近所に買い物に行く時、ジムや温泉に行く時。誰かと迎える朝だってあるかもしれない。
すっぴんでも最低限の顔ができている安心感。「元からこの顔ですけど?」という顔をしていられる。
最低限、日焼け止めさえ塗れば、即外に出られる。
これは「盛る」美容ではなく、「顔の標準装備を底上げ」する美容だと思う。
濃くしすぎないことが大事
ただし、気軽にすすめられるものでもない。
眉も唇も、形・色・濃さに満足するにはクリニック選びが大事だ。気に入らなかった時の修正が難しいからだ。流行に寄せすぎると数年後に古く見える可能性もある。だから、症例写真をいろいろ見て自分の顔立ちや好みに合うか、口コミもすみずみまで確認したほうがいい。
そして、眉と唇は1回の施術では終わらない。眉はリタッチ入れて2回、唇は3~4回受けないと色が定着しない。つまりそれなりにお金もかかる。
実は銀座のクリニックで受けたアートメイクは、眉に不満があった。そのまま外に出るには、かなり控え目で、自分で書き足す必要があった。それは先に書いたように、眉には流行りがあるから。薄め・控え目な仕上がりにしておいて、自分で完成させたほうがよい、というアートメイク施術者の考えによるものだった。
そこで、2024年1月の韓国旅行でアートメイクを再度受けた。眉・唇を合わせても日本で受ける半額ほど。半年以内のリタッチは無料、1年以内のリタッチも1〜2万円とリーズナブルだったから。
ちなみに日本だと唇で4時間、眉で3時間ほどかかったのだが、韓国ではカウンセリング込みの両方あわせて3時間という早業だった。施術者に一切のためらいがなかった。さすが美容大国。
その後どうなったかというと、眉はかなりキリッと濃いめの状態になった。だいぶ濃いので、外に出る時は、逆に眉の色を薄くする眉マスカラを塗る。3年経った今でも薄くなる気配はない。正直「ちょっとやりすぎたなー」と思ってる。
なので、人にすすめるときは「気持ち薄めがいいよ」と言うことにしている。

毎日の満足度で選ぶ
美容医療は若返りや劇的な変化を求めるイメージが持たれがちだけど、私は生活改善に近い施術のほうが満足度が高いと思っている。
アートメイクは、私にとって顔を飾るものというより、「顔のインフラ整備」だった。
毎朝の小さな手間が減る。すっぴんのテンションの低さが解消される。外出のハードルが下がって、生活の質がじわじわ上がる。
美容医療は、派手な変化だけが価値ではない。暮らしの中で「まあ大丈夫」と思える瞬間を増やすことも、美容医療の大きな価値なのだと思う。
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