マニピュレーター 機材 システム解説 2026 春
春のツアーでシステムを改修しました。
ちょっと前まで稼働していた過去のシステムはこちら。
そして今回改修したシステムはこちら。

①Playback用オーディオインターフェイスの更新
メイン用インターフェイス・3台目バックアップ用インターフェイスをRME Digiface Dante、バックアップ用インターフェイスをRME MADIface USBに更新しました。これによりメインA/BシステムをMADI、予備用A/BシステムとしてDante(一部MADI)を使った、オート切替も含めたダブルスタンバイのシステム構築が可能になりました。


②A/B切替用オーディオインターフェイスのバックアップを追加
3台目バックアップ用インターフェイスをRME MADIface Danteにすることにより、3台目のPlaybackシステム、そして従来RME MADIface XTが役割を担っているA/B切替・ミキサーのTotalMixFXシステムの予備を兼任して稼働させることが出来るようになりました。
RME MADIface XTは創業時より稼働しており気づけば10年選手、不具合は無いものの不測の事態に備える時期に来ていると感じていました。
そこで、元々3台目のPlayback用に用意していたRME Digiface Danteに、メイン用インターフェイス・バックアップ用インターフェイスを接続することにより、RME MADIface XTが駄目になった場合でも、Ferrofish A32pro DanteのPRESETを切り替えることにより、いつも通りの使い方が可能になります。


RME Digiface Danteは本体に最大4回線のDanteが接続可能、Pri/Sec使用時でも2系統のDanteが接続可能となっているため、別にスイッチングハブを用意する必要が無くとても便利です。
こちらのシステムは冗長化としてPri/Sec使用しています。
おまけ
使用するMacが増えたため、セッティングを簡単にする、またスペースを節約するためにMac mini用モニター / MacBook Proをラック内に設置してみました。
Mac mini用モニター(真ん中)は10インチくらいの小さいモニターを縦使いにしているためギリギリ見える程度なので、細かく触るときは画面共有して別のMacで触っています。
ということで、Mac miniのキーボードばあまり使わないため、引き出し式に。

Digiface DanteとMacBook M1との相性に少し悩まされつつも、システム不具合無くツアーを終えることが出来ました。
Playback用インターフェイス、AD/DAコンバーターは全てバックアップが常にありましたが、肝心のA/B切替しているシステムが駄目になったらいつも通りのオペレートは出来ない訳で。(今まではA32pro DanteのPRESET機能でその役割を補っていました)
最近は少しずつ不安材料を減らして、ツアーや本番を楽しむことを大切にしています。

そしてヴェネツィアへ
10年越しの約束の地、ヴェネツィアに行ってきました。

幸いエアーカーゴを使っての機材輸送が可能だったので、ツアーに持って行っていたシステムを抜粋して持って行くことに。

Macを全てラップトップにしたこと以外大幅な変更はありません。
これが後々大変なことになる訳ですが・・・

行きの便ではエアーカーゴに預けることが出来たMacBook3台、帰りの便ではNGとの連絡・・・。え、そんなことあるの、、、と驚いた訳ですが、捨ててくる訳にもいかないので3台(プライベート分も含めると4台)手持ちで持って帰ることに。
小さな問題はあったものの、大きな事故無く本番を終えられました。個人であればおそらく行く機会は無かった場所、常にテーマパークに居るような感覚で本当に綺麗な街でした。Grazie!!

