西来院で、龍を見上げる
インスタグラムで何度か見かけ、気になっていた西来院へ。
本堂に入ると、まず目に入ったのは、竹と白砂が美しい中庭だった。紫陽花を浮かべた水盤が置かれ、涼やかな景色をつくっている。

振り返ると、そこには苔と白砂で構成された枯山水の庭。
砂に描かれた箒目が、静かな水の流れを思わせる。

派手さはないけれど、こうした庭を眺めていると、「京都に来たな」と感じる。
庭をゆっくり眺めたあと、そして最後に天井を見上げた。
そこに描かれていた二匹の白龍に、圧倒された。

若い龍と、年老いた龍。


天井いっぱいに描かれた龍は、写真で見るより、ずっと迫力があった。
自分が龍だったら、どちらなのだろう。
そんなことを、しばらく考えていた。
けれど、考えるのをやめた。
今はただ、この龍を見ていよう。
“Don’t think. Feel.”

気がつけば、30分ほど眺めていた。
今回は少し混んでいたので、次はもっと静かな時間に訪れてみたい。
またひとつ、京都に来る理由が増えた。

