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【東京地図LT】品川宿の凸凹地図を作ったら昔の景色が見えてきた!

みなさんこんにちは!
じめっとした日が続いていますが、いかがお過ごしですか☔
東京地図研究社 広報販売グループです。

東京地図研究社では、毎週月曜日にライトニングトークを行っています。
今回のnoteは、最近旧街道歩きが気になっているというNさんからの話題提供です!


はじめに

東京地図研究社 入社2年目のNと申します!
普段は技術担当としてGISを使った業務にあたり、休日は野球観戦や街道歩きを楽しんでいます😊

余談ですが、最近は街道ネタでArcGIS Onlineのwebアプリ作成にもトライしました。
※公開はしておりません

 任意の数字を入力すると東海道の日本橋(東京都)→三条大橋(京都府)のどのあたりまで進めるかが出る、という動きで、仮に200kmと入力すれば東海道を岡部宿の付近まで進むと表示される、というものです。
アプリは5月末に開催されたGISコミュニティフォーラムでも展示し、沢山のお客さまに遊んでもらえました。
お客さまとの会話も弾み、単純ではありますが面白いものが作れたかなと思います。今も社員が暇な時間に触って楽しんでいるようです。

以前から、古い街並みや街道のルートなどに関心があり、今回は休日を利用して旧東海道 品川宿エリアをぷらっと歩いてきました🚶‍♂️‍➡️

旧街道ってなんだ?

 旧街道とは、特に江戸期を中心に幕府や各藩によって整備が行われた交通路を指します。よく聞くのは東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道を指す「五街道」とか。

東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景(歌川広重)

参勤交代や参詣道として利用され、人・モノをつなぎ、経済や文化の発展を支えました。
近現代以降、歴史の大きな流れの中で姿を変えつつも、現在も幹線道路や観光名所としてその面影を残す場所も多くあります。
例えば中山道の妻籠宿・馬籠宿のあたりは趣ある街並みで有名ですね👀

品川宿を歩いてみたら🚶‍♂️‍➡️

 江戸末期の品川宿は目黒川を境に南北にエリアが分かれており、八ツ山口~目黒川の範囲は「北品川宿」、目黒川から青物横丁までの範囲は、「南品川宿」となります。

すてきな街灯

さっそく北品川エリアから散策スタート!
800mほど商店街が続きます。
このエリアはかつて幕府の命で歩行役と呼ばれる馬を用意していた場所で、徒歩新宿(かちしんしゅく)とも呼ばれたそう。

道幅も江戸当時のままで約7m、当時の街並みを想像しながら歩きます。

旧東海道 品川宿地区では、平成21年度ごろから景観の整備が進められているそう。石畳舗装や電線類地中化など、旧街道の街並みにふさわしい景観づくりが進んでいます。

たしかに電柱が無いですね~

品川宿周辺は多くの寺社があり、七福神めぐりを楽しむこともできます。
今回は品川神社(新馬場)‐磐井神社(大森海岸)までの道のりで楽しめる「東海七福神」巡りにもトライしました🙌

各寺社で七福神巡りの台紙がもらえます。
かわいい宝船が買えるところもありますよ!

玄関に飾ったりしたら可愛いかも

今回の散策ルートはこんな感じ、楽しいプチ散策になりました。

今回の散策ルート
北品川駅から大森海岸駅まで大体4.5km

凸凹地図から昔の風景を想像してみる

 今回散策した旧東海道含む品川周辺の多重光源陰影段彩図(通称:凸凹地図)を作って、周辺の地形を見てみましょう👀

★多重光源陰影段彩図(通称:凸凹地図)とは★
東京地図研究社で考案した地表面の起伏を精緻に表現できる地図表現。
数値標高モデルを用いた地形表現において、光源による方向依存性を軽減し精細さとナチュラル感を目指して開発されました。

今回は基盤地図情報で整備されている、数値標高モデル1mメッシュを用いて作成しました。
過去には5mメッシュと1mメッシュの比較を行っています、こちらの記事も是非↓↓

国土地理院の基盤地図情報を利用
株式会社東京地図研究社にて加工

こちらが数値標高モデル1mメッシュで作製した品川宿エリアの凸凹地図。

前述の通り、目黒川を境にエリアは南北に分けられます。そして地図の赤いラインが旧東海道、今回の散策ルートにあたります。

明治以降に埋め立てが行われるまではこの旧東海道付近までが海岸線だったそう、かつての東海道は海沿いの道でした。品川宿は街道沿いの活気ある港町だったことが想像できます。

東海道五拾三次之内 品川 日之出(歌川広重)
街道が海沿いに描かれています


地図を見ると旧東海道ラインより東側、埋め立て部分との標高差が良くわかりますね。1mメッシュデータは非常に細かいデータなので、微妙な標高の差がきれいに表現できます。

おわりに

 今回は旧東海道 品川宿の散策の様子を凸凹地図とともにお届けしました。
凸凹地図を通して品川宿をのぞいてみたら、賑やかな港町だった名残が地形から読み取れ大変興味深かったです。梅雨が明けたら、他の街道や宿場町にも足を運んでみようと思います。

今回もご覧いただきありがとうございました。
東京地図研究社のnoteでは今後も凸凹地図やGIS・地図に関する記事を発信していきます!
みなさまのフォローもお待ちしています☀️

データ出典:国土地理院 基盤地図情報 数値標高モデル

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