その人を見ているつもり
「あの人となんか合わんな」とか「なんか苦手なんよな」ってことありますよね。僕も全然あるし、なんなら最近もあります。
人間なので、関わる人全員と合うのはほぼ不可能で、こういうことは普通にあるんじゃないかなと思います。
でも、「本当にその人を見てるかな?」って感じるときがあります。今日はそんなお話です。
もちろん相性や価値観が合う、合わないはあります。ただ、人は思ってるより、目の前の人を「そのまま」見ていないように思います。
例えば、厳しくて、寡黙な人がいるとします。
実際にその人がそうなのかもしれません。ただ、どこかで自分の過去の経験、例えば昔怒られた先生とか、と重ねて見ている可能性もあるなと思います。
また、初対面なのに「なんか合いそう」とか「うっ…なんか合わなさそう…」と思うこともあります。実際話してみると全く別の印象を持つみたいなこともある。まだその人のこと全然知らないはずなのに不思議です。
恐らく僕たちは、その人を見ているようで、自分の「記憶」を見ているんだと思っています。人は新しい人を理解するとき、過去に知っている誰かに無意識に当てはめながら理解しようとするんじゃないかなと。
仕事でも似たようなことが起きます。
例えば、転職後の会議等で、「前職では…」のようなことが頭に浮かんできます。すでに新しい職場にも関わらず、前職の文化や価値観を基準に見てしまう。
目の前の「現実」を見ているようで、実際には「過去」というフィルターを通して見ている。みたいなこともあります。
だから最近は、「この人苦手だな」「合わないかも?」と思った時、「一回フラットになれ」と自分に言ってます。
本当にその人なのか、それとも、自分の中の何かが反応しているだけなのか。
自分のフィルター次第で、見え方は全然違ってきます。
大事なのは、相手を知ることよりも先に、自分がどんなフィルターでその人を見ているかに気づくことなんだろうなと思います。
