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なぜ「左利き」は昔、嫌われたのか――人間の身体に刻まれた「右が正しい」という思想の歴史

鉛筆を左手で持った子どもに、先生がこう言う。
「右手で持ちなさい」
箸を左手で持てば、こう言われる。
「行儀が悪い」 「みっともない」 「直しなさい」
なぜ「左手を使うこと」が、単なる身体の個人差ではなく、「悪いこと」になったのでしょうか。
左利きは病気ではありません。 人類史に突然現れた特殊な存在でもありません。
考古学的な研究では、先史時代からすでに右利きと左利きの個体が存在していたと考えられています。現代では右利きが多数派ですが、左利きそのものは人類に古くから存在する、ごく自然な身体差です。
それなのに、長い歴史の中で「左」は不吉・不器用・邪悪と結びつけられてきました。
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