見出し画像

愛媛の空き家率19.8%。近県に住む僕が改めて感じたこと

愛媛県の空き家率が19.8%という数字が改めて報じられました。

全国平均13.8%を大きく上回り、県内の空き家は14万5600戸に上るといいます。この状況を受けて、愛媛県は19日、官民連携で空き家活用を進める新たなプラットフォームを立ち上げました。

数字自体はある程度知っていたので、驚きはありませんでした。ただ、官民が一つの場に集まってプラットフォームとして動き出したという点には、注目すべき動きだと感じました。

徳島に住む僕にとって、これは決して他県の話では済みません。四国全体が同じ人口減少・高齢化の波の中にあり、愛媛で起きていることは、いずれ徳島でも同じ深刻さで現れてくる可能性があります。

特に印象的だったのは、久万高原町の事例です。築150年の空き家を酒蔵に改装し、今後は民泊としても活用する取り組みが紹介されていました。床の間など元々の趣をそのまま残しているという点に、古い建物の価値を壊さずに再生する発想の豊かさを感じました。

また、愛媛大学の教授が提案していた「二拠点生活」という視点も興味深いものでした。都市と田舎を行き来する暮らし方が広がれば、空き家は「住むための家」だけでなく「もう一つの拠点」としての価値を持つようになります。これは地方の空き家にとって、新しい活路になるかもしれません。

行政・大学・地元事業者・移住支援団体が一つの場に集まり、情報を共有しながら動いていく。この「プラットフォーム」という発想自体が、空き家問題に対する本気度の表れだと感じました。

四国は決して大きな地域ではありません。だからこそ、県境を越えて知恵を共有し合うことが、これからますます重要になってくると思います。愛媛の動きを、徳島でも参考にしていきたいです。

いいなと思ったら応援しよう!