履歴書の証明写真、3年前から変わってません。
履歴書に貼っている証明写真。
私は、3年前から同じものを使っている。
別に、ものすごく気に入っている写真というわけではない。
ただ、
撮り直すのが面倒なのだ。
写真を撮りに行く。
それなりに身なりを整える。
撮影する。
写真を受け取る。
そして履歴書に貼る。
この一連の作業を考えるだけで、
「まあ、今ある写真でいいか」
となってしまう。
そんなわけで、気づけば3年。
履歴書を見るたびに、そこには3年前の自分がいる。
そして先日、その写真について、思わぬところを突かれた。
「写真を撮ったのは、いつですか?」
ここまでは普通だった。
私は、
「あ、3か月くらい前です」
と答えた。
すると、
「今の方がやせてますよね」
と言われた。
……そこ?
まさか、証明写真の「古さ」を指摘されるのではなく、体型の変化を指摘されるとは思わなかった。
確かに、言われてみればそうかもしれない。
3年前の自分と今の自分。
同じ人間なのだから、多少は変わる。
でも、自分では毎日見ているから、そんなに変わった気がしない。
だから余計に、
「そこに気づくんだ……」
と、ちょっと驚いた。
そして同時に思った。
そろそろ証明写真、撮り直したほうがいいのかもしれない。
3年前の写真を使い続けていると、
「昔の写真を使っている人」
というだけではなく、
「写真と本人を見比べられる人」
になってしまう。
しかも、今回は「今の方がやせてますよね」という、なんとも微妙に褒められているような、でも複雑な指摘だった。
証明写真は、できれば「今の自分」を証明するものにしたい。
そう考えると、3年前の写真を使い続けている私は、いったい何を証明しているのだろう。
「3年前はこんな感じでした」
なのかもしれない。
とはいえ、写真を撮り直すのはやっぱり面倒だ。
……でも、次に履歴書を書くときは、さすがに撮り直そうかな。
そう思った。
たぶん。
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