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昔ばなし。輝いてた、つもり。

今読むと別人みたいだけど、
ハルは、最初っからハルだった。

あれこれ思い出したものを、たまに書いていこうと思う。
続くかどうかはわかんないけど。

でも、
当時のことを思い出すと、眩暈がする…





そろそろ日付が変わる時間。
タクシーを降り、荷物を引きずって帰宅。

ハイヒールのパンプスを脱ぐ。
ジンジンと足が痛む。

出張帰り。
疲れすぎてシャワーだけ浴び、泥のように眠った。



朝5時起きのはずが、時計見たら6時!

あり得ないスピードで朝ルーティンを済ませ、食事もしないまま、呼んだタクシーに飛び乗って駅へ向かう。

道中、なんども時計を見る。
いつもお願いしてる馴染みのタクシー運転手さんは、プロ級の腕前で時短運転してくれる。
駅到着後、運転手さんから荷物受け取ってお礼言いながらダッシュで改札口へ。

JRに飛び乗った後、荷物からポーチを取り出してメイク開始。
すでに隣の席に誰か座ってたら、トイレに移動してメイク。
いつも乗る駅は、幸い始発駅だから、大抵、隣には誰もいない。
特急の次の駅で多くの人が乗ってくる前に、速攻でメイクを終わらせる。

ヘッドホンして選んだ曲を流しながら、目を閉じて今日の自分を想像する。
理想通りの自分が見えて、仕事が終わったその達成感の余韻が想像できるまでずーっと同じ曲をリピートする。
この時の脳内はもう凄い。お客様との会話を繰り返し事細かにシミュレーションし、成功後にいただく賞賛の声を繰り返し再現するという、狂人のような妄想っぷり。この1時間ほどで、ドーパミン生成しまくってたと思う。笑

そうこうするうちに、目的の駅に到着。
地下鉄やバスで、今日の仕事場の最寄り駅まで向かう。
乗り物を降りたら仕事場まで歩く、道中にあるビルのガラスや鏡で何度も自分をチェックする。
他の通行人に変に思われないよう、立ち止まらず、チラッと全身チェックするのだ、繰り返し。

毎日が、
人込みの中からさらに人込みの中へ行く感じ。笑

それが、当たり前だった。



もう思い出してたら笑えてきた。

これ、誰?

まぎれもなく、当時のハル。笑




当時からナルシストみがあったのか。笑
自分はとても「イケてる」と思っていた。

美容系だから流行は常に意識してる。
メイクもファッションも常に気を抜かなかった。
それが仕事だったからだけど、同時に、数字の世界であることもよーくわかってた。

それなりの数字も上げるし、
顧客の方々からもとても喜んでもらえていた。

仕事自体に、不満は何一つなかった。
ただただ、その多忙すぎる日々を楽しんでいた、

つもりだった。


いつでもどこへでも応援に行けるし、
どこの売場でも任せてもらえるし、
会社から見ても、とても扱いやすい社員だったと思う。
順調に、いや、けっこういい感じで評価もいただいていた。


ところが。


モノを売る会社だったから、商品の倉庫管理の部署があって、
そこに、Mさんがいた。40代くらい。
もとは営業部だったんだけど、倉庫に回されたと、噂で聞いていた。

30~40代といえば、会社でも一番活躍してる年代だったと思う。
Mさんの同期たちはみな営業部で、それこそ華やかに輝いてた。

懐っこいハルは、倉庫のMさんにもよく相手してもらってた。
穏やかで優しいMさんは、いつもハルに声をかけ、可愛がってくれてた。

だから、あの日の言葉は余計に忘れられなかった。


会社の朝礼では一人ひとり、振り返り、気づき、今日の予定、目標、意気込みなどを宣言する。
これが、少し苦手だった。特に「目標」と「意気込み」。

きっと理解されないと思うけど、目標の数字を追ったことがない。チラ見だけ。笑
追うってナニ?ぐらい思っていた。でもそんなことは言えないから、叱られない程度の相場(笑)の目標を言っていたと思う。脳内のいい加減さは今とあまり変わらない。笑

朝礼が終わると、それぞれ仕事場(店舗)へ向かう。

その前に、仕事場の在庫が足りない日は倉庫へ寄る。

本来は営業部の仕事だが、営業さんも都合が合わないことがある。
でも販売する時に商品がないとどうにもならない。
だから少し余分に持っていく。

倉庫へ行き、いつものようにMさんと他愛ないお喋りをしながら、急いで目的の商品を在庫棚から取り、Mさんに伝票を書いてもらう。

他愛ないお喋りをしながらも、Mさんはハルが急いでいることをちゃんとわかっている。

Mさんは伝票を書きながら、普通のテンションで言った。


「ハルは、可哀そうだよな」



意味がわからなかった。

ハルが…可哀想??

こんなに輝いてるはずの自分が、


可哀想!?





書き疲れた。笑

疾走感が伝わるといいな。
デタラメな生活してたな~。笑

別人のような生活してたけど、
ちゃんとハルだったんだなって思い出せた。

たまには、振り返るのもいいね。
ちょっとスッキリした。

生態を晒すって気持ちいいかも♪笑

また何か思い出したら、続きを書こう。


最後まで読んでくださってありがとうございました☆


あ、そういえば、
プロフィール記事にもひっそりリアル自伝を追記したりしてます。笑
書くとけっこうスッキリしますよ、これも一種の浄化かも?

自伝書くのおススメです♪(ハルがあなたのを読みたいだけ🤣笑)





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