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子どもにイライラした後、自分を責め続けてしまう人へ

「もう、何回言ったら分かるの?」

「なんで人のせいにするの?」

子どもにイライラして、
思わず強い言葉を
ぶつけてしまうことがあります。

私にも、そんなことがありました。

ある朝、子どもがなかなか起きられず、
遅刻しそうになったときのことです。

子どもから、

「ママのせいだ。」

そんな言葉が出てきました。

その瞬間、カッとなりました。

「人のせいにするのは
よくないでしょ。」

「自分で起きなかったんだから、
自分のせいでしょ。」

そんなふうに言っているうちに、
どんどんイライラしてきて、

「自分がやらないくせに、
なんで人のせいにばっかりするの?」

「いつもそうだよね。」

そして、とうとう、

「人として最悪だね。」

と言ってしまいました……。

言った瞬間は、
怒りの方が大きかったんです。

でも、少し時間が経ってから、
「あんな言い方、
しなくてもよかったよな。」
と思いました。

特に、
「人として最悪」
という言葉。

我が子に対して、
言っていい言葉ではなかった。

そう思いました。

そして、そのあと私は、
自分を責め始めました。

「なんであんなこと言ったんだろう。」

「母親なのに。」

「子どもを傷つけてしまった。」

「こんなことを言う私はダメな母親だ。」

「子どもがその言葉を
鵜呑みにしてしまったら
一生台無しにしちゃうなぁ」

頭の中で、
何度も何度も繰り返しました。

今までの私だったら、
ここで終わっていたと思います。

でも、このときは少し違いました。

「言ってはいけない」と「私はダメ」は別だった

私は心理学を学ぶ中で、

「自分を責めないこと」と
「自分の行動を振り返らないこと」は
違うんだと知りました。

だから、今回も、

「私はダメな母親だ。」

と、自分を責めるのではなく、

「私は、何にこんなに
イライラしたんだろう?」

と考えてみました。

すると、
子どもに「ママのせい」と
言われたことが嫌だった。

自分のことを自分で考えてほしかった。

何でも人のせいにするのではなく、
自分で考えられるようになってほしい。

そんな気持ちがあったことに
気づきました。

そう考えると、

「ああ、私は子どものことを
大切に思っていたからこそ、
腹が立ったんだな。」

とも思えました。

もちろん、
だからといって、

「人として最悪」
と言っていいわけではありません。

そこは、ちゃんと反省しました。

でも、
「あんなことを言った私は
ダメな母親だ。」

と、自分の人格まで
否定する必要もなかったんです。


子どもを大切にしたいからこそ、怒ってしまうこともある

子どもに対して、
「こうなってほしい。」
と思うことってありますよね?

自分のことは自分で考えてほしい。

人のせいにしないでほしい。

失敗しても、
自分で立て直せる人になってほしい。

私にも、そういう思いがあります。

だから、
「ママのせいだ。」
と言われたとき、

「このまま人のせいにすることを
覚えてほしくない。」
という気持ちが、
強く出てきたんだと思います。

実際、人のせいにすることを
続けていると、
自分の行動を振り返ることが
できなくなってしまうこともあります。

心理学を学んで、
そういうことも知りました。

だから私は、
「人のせいにすることは、
減らしていった方がいい。」

という考え自体は、
今も変わっていません。

ただ、
伝え方は、もっと違う方法があった。

今は、そう思っています。

昔の私は、失敗すると「私がダメ」だった

こういう出来事があると、
以前の私はすぐに、

「私が悪かった。」

「私はダメな母親だ。」

と考えていました。

子どもに怒ってしまった。

こんな母親じゃダメ。

子どもを傷つけてしまった。

私は母親失格。


そんなふうに、
一つの行動と自分自身を
くっつけていたんです。

でも、今は少し違います。

今回のことなら、
「人として最悪という言葉は
言わない方がよかった。」
これは認める。

そして、
「次はどう伝えよう?」
と考える。

でも、
「だから私はダメな母親。」
にはしない。

この違いが、
私にとっては大きかったんです。

感情を整理すると、自分を責めるだけで終わらなくなる

以前の私は、
イライラしたこと自体を
悪いことだと思っていました。

「なんでイライラするんだろう。」

「もっと優しい母親に
ならなきゃ。」

「子どもに怒らないようにしなきゃ。」

そう思っていました。

でも、感情と向き合うようになってから、

イライラしたことと、
どう行動するかは別なんだと
少しずつ分かってきました。

イライラする。

これは、私の中に
何か理由がある。

その気持ちは、
「持ってはいけないもの」
ではありません。

でも、

その感情のまま、
相手を傷つける言葉を
ぶつけてしまったなら、

そこは振り返っていい。

この2つを分けて
考えられるようになりました。

「自分を責めない」は、何でも許すことじゃない

ここは、
私自身が大きく変わったところです。

自分を責めないというと、

「何をしてもいいってこと?」

と思う人もいるかもしれません。

私も最初は、
少しそう思っていました。

でも、違いました。

「私はダメな母親だ。」

と自分を責めることと、

「この言い方はよくなかった。」

と行動を振り返ることは、
全然違います。

自分を責め続けていると、

「私はダメだ。」

で頭がいっぱいになって、
次にどうしたらいいかを
考える余裕がなくなります。

でも、

「ここはよくなかった。」

と、行動だけを見られると、

「じゃあ、次はどうしよう?」

と考えられる。

私は、この違いを
実感するようになりました。

「あのときの私は、何を守りたかったんだろう?」

今回の出来事を振り返って、
私は子どもに、
どうなってほしかったんだろう?
と考えてみました。

すると、

「自分のことは自分で考えてほしい。」

「人のせいにするのではなく、
自分の行動にも目を向けてほしい。」

「自分の人生を、
自分で選べる人になってほしい。」

そんな思いがありました。

そう考えると、
私が怒ったことの奥には、
子どもを大切にしたい気持ちも
あったんだと思います。

もちろん、
その気持ちがあったからといって、
どんな言葉を使ってもいいわけではない。

でも、

「怒ってしまった私はダメ。」

だけで終わらせるより、

「私は、この子に
こうなってほしいと思っていたんだ。」

と分かった方が、

「じゃあ、どう伝えたら
この思いを届けられるだろう?」

と考えられるようになります。

私は、ここが
感情を整理する意味なんだと思っています。

子どもにイライラしたときほど、自分を知るチャンスかもしれない

子どもにイライラすると、

「早くやって!」

「なんでできないの?」

「もう知らない!」

そんな言葉が出てくることがあります。

そして、そのあと、

「また怒っちゃった。」

「私って最低。」

「もっと優しい母親に
ならなきゃ。」

と、自分を責める。

でも、その前に一度、

「私は、何が嫌だったんだろう?」

と見てみる。

もしかしたら、

「ちゃんとしてほしかった。」

「分かってほしかった。」

「私ばかり頑張るのが嫌だった。」

「大切にしたいと思っているのに、
うまく伝わらなくて悲しかった。」

そんな気持ちが
隠れているかもしれません。

感情は、

「あなたが悪いよ。」

と責めるために
出てくるものではなく、

「あなたは、本当は
何を大切にしたかったの?」

と教えてくれることがあります。

「怒らない母親」を目指すより、大切なこと

私は以前、
「もっとイライラしない
母親にならなきゃ。」
と思っていました。

でも今は、
イライラしないことよりも、

イライラした自分を、
どう扱うか。

の方が大切なんじゃないかと
思っています。

もちろん、
子どもを傷つける言葉は
減らしていきたい。

今回のことも、
「次は違う伝え方をしよう。」
と思っています。

でも、

「また怒ってしまった。」

「私はダメな母親だ。」

というところまで
自分を追い込まなくていい。

「何があった?」

「私は何を感じた?」

「本当は何を大切にしたかった?」

そこまで見てあげる。

そうすると、
「次はどうしたい?」
というところまで、
少しずつ考えられるようになります。

あなたも、こんなことありませんか?

もし、
「子どもにイライラしたあと、
いつまでも引きずってしまう。」

「怒った自分を責め続けてしまう。」

「もっと優しい母親に
ならなきゃと思っている。」

「本当は子どものためなのに、
言い方がきつくなってしまう。」

「怒ったあと、
『私は母親失格だ』と思ってしまう。」

そんなことがあるなら、
もしかすると必要なのは、
「もっと怒らないように頑張ること」
だけではないのかもしれません。

まず、
自分の中で何が起きていたのかを
知ること。

そこから始めてもいいと思います。

感情整理ができる人は、「自分の気持ち」を否定しない

私が心理学を学んで
大きく変わったことの一つが、

「自分の気持ちを否定しない」

ということでした。

以前の私は、
「こんなことでイライラするなんて。」

「母親なのに。」

「もっと大人にならなきゃ。」

と、感情が出てくるたびに
自分を評価していました。

でも今は、
「私は今、イライラしてるんだな。」

「それだけ嫌だったんだな。」

と、まず気づく。

そのうえで、
「でも、この言い方はよくなかったな。」
と行動を振り返る。

感情は否定しない。

でも、行動は選び直せる。

この考え方を知ってから、
私はずいぶん楽になりました。

👉「感情整理ができる人は、『自分の気持ち』を否定しない」

もし、自分の感情を
すぐに「こんなこと思っちゃダメ」と
否定してしまうなら、
こちらの記事も読んでみてください。


私が使っている「感情整理ワーク」

私自身、以前は、
「もっと頑張って、
感情をコントロールしなきゃ。」
と思っていました。

でも今は、
「感情をなくす」のではなく、

「今、自分の中で
何が起きているのかを知る。」

ことを大切にしています。

そのために私が使っているのが、
「感情整理ワーク」です。

これは、
大きな悩みがあるときだけ
使うものではありません。

子どもにイライラしたとき。

つい強い言葉を
言ってしまったとき。

誰かの言葉に
モヤッとしたとき。

仕事で失敗したとき。

「また私が悪かったのかな」
と思ったとき。

そんな日常の小さな出来事にも
使うことができます。

「私は今、何を感じている?」

「何が嫌だった?」

「本当はどうしてほしかった?」

「私は何を大切にしたかった?」

そして、
「私は本当はどうしたい?」

と、自分の中を
少しずつ整理していきます。

答えを無理やり出すためではありません。

まず、
「そっか。私、嫌だったんだね。」

「悲しかったんだね。」

と、自分の気持ちを分かってあげる。

そのうえで、
「じゃあ、次はどうしよう?」
と考えていく。

私はこの順番が
大切なんだと思っています。

もし、
「子どもに怒ったあと、
ずっと自分を責めてしまう。」

「頭では分かっているのに、
また同じことを繰り返してしまう。」

「もっと優しくしたいのに、
イライラしてしまう。」

そんなことがあるなら、
まずは日常の小さな出来事から
使ってみてください。

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最後に

今回のことを思い出すと、

今でも、
「人として最悪なんて、
言わなきゃよかったな。」

と思います。

子どもを大切にしたいからこそ、
あの言葉は変えていきたい。

それは、今も思っています。

でも、
「あんなことを言った私は、
ダメな母親だ。」
とは、もう思いません。

あのときの私は、イライラしていた。

子どもに、
こうなってほしいという思いがあった。

うまく伝えられなくて、
強い言葉になってしまった。

それが分かったからこそ、
「じゃあ、次はどう伝えよう?」
と考えられるようになりました。

自分を責めるだけでは、
過去は変えられません。

でも、
自分の気持ちを知ることで、
次の行動は変えられる。

私は、心理学を学んで
そのことを少しずつ
実感するようになりました。

もし今日、子どもにイライラして、

「また怒っちゃった。」

と思ったなら、

「私はダメな母親だ。」

で終わらせる前に、

「私は、何が嫌だったんだろう?」

と、一度だけ
自分に聞いてみてください。

その答えの中に、

あなたが子どもや家族を
大切にしたいと思っている気持ちが
隠れているかもしれません。

そして、
「次はどうしたい?」
まで考えられたら、

それで十分だと思います。

完璧な母親にならなくてもいい。

イライラすることがあってもいい。

間違えることがあってもいい。

大切なのは、
間違えた自分を責め続けることではなく、
そこから何を選び直すか。

私は、そんなふうに
子育ても、自分自身との関係も
少しずつ変えていきたいと思っています。

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