【男2人の日常】肉まんの話
その日は夜になってから急に気温が下がって、
昼間はそれなりに暖かかったはずなのに
帰り道では吐く息が少し白く見えるくらいで。
コートのポケットに手を入れながら歩いてると、
コンビニの前からふわっと流れてくる匂いに
自然と足が止まった。
「……肉まん、食べたくない?」
何気なくそう言うと、
アキくんは一瞬だけ考えるような顔をしてから
「食べたいな」と短く答えた。
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