【未経験からIT業界へ】SESで社員100名を突破して思うこと
こんにちは。株式会社ギグー代表の上田です。
僕はいま、「エンジニアファースト」を掲げるギグーという会社で、経営をしています。
でも、もともとはITとはまったく無縁の人生を歩んできました。
このNoteでは、自分のこれまでの経験や、ギグーをどんな想いでつくっているか。
そして、これからどこを目指していくのかを少しだけお話しさせてください。
飲食業界から、まさかのIT業界へ転身

僕のキャリアのスタートは飲食業界でした。
約10年間、複数の店舗で店長やマネージャーを務め、立て直しや新規立ち上げに取り組みました。
どんな現場でも、課題の中心は「人」。
時には1,000人を超えるスタッフの教育にも携わりました。
そのなかで強く感じたのは、
「人が変われば、組織は変わる」ということ。
そして、自分は
「人の可能性を信じて、背中を押すこと」が得意なんだという確信でした。
鈍臭い自分と、鈍臭い先輩が教えてくれたこと

初めて入社した飲食店で、ある「伝説の先輩」に出会います。
その方は、2年で店長になるのが当たり前の会社で、7年間ずっと平社員を続けていた、ある意味すごい人でした。
僕も「今まで入った中で一番要領が悪い」と言われ、毎日怒られる日々。「このまま自分もずっと店長になれずに終わってしまうのか…」と本気で悩んでいました。
そんなある日、深夜1時に突然その先輩から「ポルシェを見に行くぞ」と誘われます。
夢を語るということの価値

「なぜポルシェ?」と戸惑いながらも、当時の僕は「最強のイエスマン」を目指していたので、即答で「はい!」とついて行きました。そこで先輩が語った言葉が、今でも僕の原点です。
「俺は鈍臭くて、店長にもなれてない。でも成功したら、“あいつでもなれたんだ”って、誰かの勇気になると思ってる。だから、絶対成功する。」
その後、先輩は本当に店長になり、オーナー権も取得して成功を収めました。
僕自身も転職先の飲食店ですぐに店長に抜擢され、「天職だ」と感じるほど飲食にのめり込んでいきました。
でも
コロナ禍がきっかけで、飲食業界の構造的な課題にも直面するように。
そして、「もっと成長産業で、自分の力を試したい」と思い、未経験からIT業界に挑戦する決意をしました。
入社2ヶ月で副代表、そして社長に

最初はフリーランスとして「ランサーズ」に登録。
「1円でなんでもやります。エンジニアになりたいです」そんな覚悟でスタートしました。その中で、ギグー創業者の橘川さんと出会います。
面接は、ピリッとした雰囲気。
でも僕には、「実力がなくても、誰より努力すれば通用する」
という飲食時代に得た信念がありました。
「できるか?」と聞かれたら、「絶対にやる」。その気持ちでPM案件を引き受け、システム開発プロジェクトに参加。(当然全然通用しませんでした!)
しかし、当時のギグーはまだ予算も少なく、2~3ヶ月程で、業務委託の僕は終了(ちなみに、1円以上ちゃんと報酬いただいてました笑)。
そこで、IT業界の流れをもっと深く知るため、未経験エンジニア枠で転職。
でもそこでお願いされたのはSES営業でした。
SES営業としてのスタートとギグーとの再会

営業未経験ではありましたが、「人と信頼関係を築く力」には自信がありました。
SES営業が存在しない会社で、ゼロからのスタート。
最初はとにかく、エンジニアの情報を集め、案件情報を集めることから始めました。
それくらいは分かっていたので、他社の資料を参考にしながら営業資料を自作し、地道に企業開拓を進めていきました。
少しずつ成約も取れるようになってきた頃、X(旧Twitter)でSES関連の投稿をしていたことがきっかけで、橘川さんから「ギグーでSES事業を立ち上げたい」とDMが届きました。
これは運命だと感じ、2022年にギグーへ再ジョイン。
その後、社内外からの評価もいただき、わずか2ヶ月で副代表に就任。営業・採用・事務回りと、領域を問わず幅広く任せてもらえるようになりました。
そして2024年10月、創業者より株式の過半数(68%)を譲り受け、代表取締役に就任しました。
「エンジニアが辞めない会社」をつくる挑戦

SES業界には、「エンジニアが使い捨てにされてしまう構造」があります。
営業をしていく中で僕はそこに、強い違和感を持っていました。だからこそ、ギグーではまず、色々とアドバイスをいただいていたエージェントグロー社を参考に「エンジニアが安心して働ける環境」をつくることに全力を注ぎました。
還元率75%以上(2025年時点)
案件選択&単価評価制度
待機時100%給与保証
前職年収UP保証
フルリモート勤務もスキルに応じて可能
スキルアップ支援(Udemy / セミナー / 手当など)
制度を整えるたびに、「ありがとう」「助かります!」という声が届きました。
それが何より嬉しくて、「働きがい」は会社の成長に直結することを日々実感しています。
「ありがとう経営」を、ずっとやっていたい

僕はよく「ありがとうを集めたい」と言っています。
お客様からの「ありがとう」
エンジニアからの「ありがとう」
協力企業からの「ありがとう」
その全部が揃って、初めて「いい会社」だと胸を張って言えると思っています。「三方良し」を超えて、社会に「ありがとう」が循環するような経営をしたい。
それが、僕の原点です。
ありがとうが原点

自分は、いわゆる「おばあちゃんっ子」でした。祖母はとても優しく、何をしても甘やかしてくれる存在でした。
すでに他界していますが、祖母のお墓には「ありがとう」という言葉が刻まれています。それほどまでに、感謝の言葉を大切にする人でした。
祖母は自転車に乗った男子高校生と衝突し、足が義足になるという大きな事故に遭いました。
それでも祖母は、加害者の将来を思いやり、慰謝料などを一切請求しませんでした。
そのうえで、周囲の人たちにはいつも感謝の言葉を欠かさず、誰に対しても「ありがとう」と伝える姿が印象的でした。
そんな祖母は多くの人に愛されていて、子どもながらに「人に感謝するって、こんなにも人を笑顔にするんだ」と深く心を打たれたのを覚えています。
「ありがとう」は、誰かの心をあたたかくする言葉。
そしてその言葉を大切にすることは、自分の人生においても、これからずっと守っていきたい価値観です。
これからのギグーと、あなたへ

ギグーはこれから、AI開発支援やコンサル、マーケティングの領域にも挑戦していきます。
また、シリコンバレー発のAIエージェント「Codegiant」の販売も行っています(リンクは下に記載)。そして今後も、同じ志を持ってくれる仲間を募集中です。
2025年は社員200名体制を目指し、組織を急拡大しています。
でも、どれだけ会社が大きくなっても、「人の温度」が伝わる経営だけは絶対に手放さない。この価値観をずっと大切にみんなと共に大事にしていきたいです。
ここまで読んでくださったあなたに、心からの感謝を。
そして、もし少しでもギグーや僕に興味を持っていただけたなら、いつでも、気軽に声をかけてください。
