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夜中の「スキ」は、おはようだった

ふと、目が覚めた。

何時だろう。
頬に残るぬくもりを感じてみる。
窓の外の暗がりで夜の深さを計ってみる。
背中のほぐれの取れ具合で時刻を想像してみる。


時計を見たらまだ2時台だった。

起きるにはまだ早い。
もう少し寝よう。

そう思って目を閉じたが、眠りの扉が開かない。


静かに階段を下りる。
手すりに触れないよう、足音もできるだけ立てない。

キッチン台にミルク用のポットが上がっていた。
底に触れると、まだ温かい。
赤ちゃんのためについさっき、ミルクを作ったのが分かった。
がんばってるね。

心の中でそっとつぶやき、水を一杯飲んで部屋へ戻った。


眠気を待ちながらnoteを開く。
こんな時間に投稿する人は少ないかもと思っていたら、慕っているフォロワーさんが30分ほど前に投稿していた。

まだ起きているのだろうか。
それとも、もう今日を歩き始めているのだろうか。


今回も、深い文章だった。
私は尊敬の思いを人差し指に込めて「スキ」を届けた。


それから他の方の記事も少し読んで、ようやく眠くなってきた。

さぁ、寝よう。

そう思ってスマホを閉じかけると、noteの通知に「1」が付いていた。
こんな夜中に誰だろう。


再びntoeを開いた。
すると、先ほど「スキ」を送った、そのフォロワーさんだった。


まだ同じ夜の中にいるのか。
それとも、その方の朝はもう始まっているのか。



東西に長い日本。

会ったこともない人なのに、画面の向こうから小さく「おはよう」と声をかけられたような気がした。

少し驚いて、少し嬉しかった。





夜中の「スキ」は、おはようだった

毎日note連続投稿2648日目
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※優谷美和さんの画像をお借りしました。


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