ウクライナ東部で鉱山労働者と住民を救助する「労働者レスキュー隊」に連帯の募金を送ろう!【26年3月13日をもって募金受付を終了しました】
2026年2月14日
【2026年3月22日追記:3月13日をもって募金受付を終了しました。50人と2団体の皆さんから、90万2000円を預かりました。現在、英国への送金作業を進めています】
私たち「ウクライナ民衆連帯募金」は、加藤直樹(ノンフィクション作家)、杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT])、鈴木剛(労働運動家)を呼びかけ人とする有志のグループです。
今日(2026年2月14日)から3月13日(金)までの1か月、ウクライナ東部の、前線に近い鉱山地帯で、ロシア軍の攻撃を受けた労働者や住民を救助している「第10鉱山レスキュー隊」への募金を呼びかけます。
彼らは本職のレスキューではなく、鉱山労働者自身による自助グループであり、充分な装備もなしに活動しています。いただいたお金は、英国の「ウクライナ連帯キャンペーン」を通じて、装備品として現地に運び込まれます。以下、ご説明します。
■ウクライナの社会運動への連帯の募金、第3弾
私たちはこれまで、侵略に抵抗しつつ人間的な社会をつくるために苦闘するウクライナの社会運動に連帯の声を届けるため、街頭行動や集会とともに、ウクライナへの募金活動を2度にわたって行いました。
1回目は、ウクライナの民主的社会主義グループ「社会運動」(Sotsyalnyi Rukh)に対しての募金を呼びかけ、2023年11月に、約100人の皆さんからいただいた83万9000円を送ることができました(「ウクライナ民衆連帯募金」、2023年11月24日に送金を完了しました(2024年11月30日報告))。
2回目は、戦闘や占領で被害を受けたウクライナ東部での人道支援を続けるアナキスト系ボランティア・グループ「ソリダリティ・コレクティブス」に対しての募金を呼びかけ、2025年2月に45人の皆さんから合計で46万4000円をいただき、これを現地に届けることができました(「ソリダリティ・コレクティブス」への送金を2025年2月25日に完了しました)。
今回は3回目の募金となります。期間は3月13日(金)までの1か月です。
以下は、「第10鉱山レスキュー隊」への支援を求めるキャンペーン動画
■「第10鉱山レスキュー隊」とは
彼らは鉱山労働者で組織する「ウクライナ鉱山独立労働組合(NPGU)」のメンバーです。NPGUは全国の鉱山労働者約4万人を擁しています。鉱山労働者たちは、他のウクライナ市民と同じく侵略者との闘いに参加していますが、同時に、劣悪な労働条件や労働法の改悪阻止のために政府や資本に対しても声を上げていかなくてはなりません(参考:インダストリオールのサイト内記事「ウクライナの組合、権利侵害との闘いを開始」http://www.industriall.jp/news/industriall/1724/)。

そうしたなか最も過酷な状況に置かれているのが、前線に近いドネツク州やドニプロウシク州の労働者たちです。彼らは、ウクライナの抗戦を支える鉄や石炭を採掘するため、家族を避難させた上で、前線から10キロ、20キロといった危険な地域にとどまって作業を続けています。ロシアは、こうした鉱山を標的として、ドローンやミサイルによる攻撃を日常的に繰り返しています。労働者が暮らす周辺の町にも攻撃が行われます。今年2月1日にも、ドニプロペトロウシク州のペトロフラードで、帰宅途中の鉱山労働者を乗せたバスをロシアの無人機が攻撃し、少なくとも12人が殺害され、8人が負傷しました(https://www.cnn.co.jp/world/35243417.html)。
「第10鉱山レスキュー隊」は、こうした攻撃時の消火活動や生存者救出のために結成されました。鉱山だけでなく、周辺の町や村での消火・救助活動も行っています。

しかし彼らには、救助や捜索に必要となる充分な装備はありません。基本的な装備だけであり、それらのメンテナンスをする施設さえありません。
また、彼らの救助活動そのものが、ロシア軍の攻撃対象になっています。現場に駆けつけたレスキュー隊員をドローンで攻撃する「ダブルタップ攻撃」です。2025年6月24日には、「第10鉱山レスキュー隊」の小隊リーダーを務めていたアントン・ゼムリャニさんがドローン攻撃によって救助現場で命を奪われています。

■私たちのもとに届いた英国から支援協力の打診
そこで支援の手を挙げたのが、全国炭鉱労働組合(NUM)をはじめとする左派系の労働運動に基盤をもつ、英国の「ウクライナ連帯キャンペーン」(USC)です。USCの理念、組織、活動などについては、詳しくは当サイト内の以下の記事で説明しています。
英国の「ウクライナ連帯キャンペーン」とは|ウクライナの社会運動に連帯の募金を送ろう!
USCはこれまで、何度かの支援団の派遣を通じて、車両や発電機から消防用防護ブーツ、手袋、応急処置キット、シャベルまでを現地に運び込んできました。

そのUSCのクリストファー・フォード事務局長から昨年末、「東京のあなた方も鉱山労組支援に参加しないか」という打診がありました。実は昨年夏、フォード事務局長が私用で東京に来ることがあり、その際に私たちは交流しすることができました。5時間ほどでしたが、私たちは多くのことを率直に語り合うことができました。フォードさんは気さくで穏やか、しかし情熱がにじみ出る人でした。
私たちはこの打診を受けて、今回の募金を実行することにしました。
■英国経由で装備品を現地に運び込みます!
具体的には、皆さんにいただいたお金を、英国の「ウクライナ連帯キャンペーン」(USC)に送金します。USCはそれで支援物資を購入し、英国側で購入する様々な物資とともに、車に積み込んで現地まで輸送します。現在の見積もりでは、私たちの送金分で購入されるのは、太陽光パネル付きの発電機になりそうです。
困難な状況で苦闘する鉱山労働者たちへの支援です。日本でも、労働組合や、労働運動の現場で呼びかけが広がることを願っています。
■あなたからの「連帯のメッセージ」もぜひ
前回の「ソリダリティ・コレクティブス」への支援の時と同様(「ソリダリティ・コレクティブス」への連帯メッセージ)、今回も、募金だけでなく、連帯メッセージもいただければ幸いです。
募金を振り込んでいただける方、あるいはそうではない方も、ぜひ、ウクライナ東部の鉱山労働者と「第10鉱山レスキュー隊」まで、連帯のメッセージをお寄せください。100字以内であれば、英語に翻訳して先方に届けます。表題に「連帯メッセージ」と記して、私たち「ウクライナ民衆連帯募金」のアドレス(uarentaibokin@gmail.com)まで送ってください。
集まった金額と募金してくれた人数、送金結果については、これまでの2回と同様に、そのつど報告します。今回については、装備が現地に着くまで追って報告します。
■カンパの呼びかけの要旨
〇期間
2026年3月13日(金)まで。
〇振込先
ゆうちょ銀行
〇口座間送金用(郵便振替用)〉
記号 11340 番号 05430181 名義 カトウ ナオキ
〇他行からゆうちょ銀行への振り込み
店名 一三八(イチサンハチ)店番 138 普通 0543018
名義 カトウ ナオキ
〇連帯メッセージの預かり先(お問い合わせも)
ウクライナ民衆連帯募金(表題に「連帯メッセージ」と入れてください)
uarentaibokin@gmail.com
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