春寒
今回は『中国文学歳時記 春[上]』から、久しぶりの杜牧さんの「題池州貴池亭」を。
勢比凌キョウ(高+欠)宋武台
分明百里遠帆開
蜀江雪浪西江満
強半春寒去却来
貴池亭ーーこの見晴らしのよい四阿(あずまや)の立地環境は、そのむかし劉宋の武帝が建てた凌きょう(高+欠)台にも似て、
百里の彼方に展開する舟の帆のかずかずが、手に取るようにはっきり眺められる。
今は春。だが、はるか上流の蜀江から流れてきた雪解けの水が、白く一面に波立ちつつ、この貴池亭の西に広がる長江をいっぱいに埋め、
そのためな大半の春寒は、去ったり舞いもどってきたりして、とどまっている。

詩題の貴池亭は、一名 望江亭とも称され、今の安徽省貴池県(池州)の南の斉山にあったそうだ。

今日、明日は、2月に戻ったような寒さだが、水曜日以降は、もう少し暖かくなるらしい。
天気はいいけど、風が冷たい🥶。杜牧さんのような、耳を覆うような帽子だったら、寒さも凌げそう😁。
🐻
