天南星(冠帯)がのど自慢に出るとこうなる。
鳳閣星(食神)の「天然の脱力」、石門星(劫財)の「冷徹な政治力」、
車騎星(偏官)の「捨て身の特攻」に続き、
今度は十二大従星(十二運勢)きっての目立ちたがり屋、女王とお祭り男の星「天南星(冠帯)」の登場です。
のど自慢シリーズ、他の記事はこちら
この星が各場所にある場合、のど自慢のステージは「素人の発表会」から、NHKの画質をねじ曲げるほどの「ド派手なワンマンショー(あるいはパリコレ)」へと昇華されます。
【初年期】【中年期】【晩年期】の3つの時期で、どうキャラ変するのでしょうか。
※ここからは、星の特徴をもとにした、創作のお話になります。
🔳パターンA:【初年期】に「天南星(冠帯)」がある場合

■NHKホールを「自分のランウェイ」と勘違いしている、自己肯定感の自家発電ジェネレーター
初年期に「天南星(冠帯)」を持つタイプ。
若い頃から「目立ってナンボ」のエネルギーを全身に搭載しています。
全国生放送というプレッシャーの重力を、すべて「私を引き立てる演出」に脳内変換できる無敵の存在です。
のど自慢特有のローカルな田舎感を、自身のオーラと衣装で全力で殴り殺しにきます。
スパンコール、タキシード、あるいはウエディングドレス級のド派手な勝負服を堂々と着こなして登場。
司会者とのトークでは、若干のドヤ顔を隠さず『私、地元のカラオケ大会では敵なしでして〜』とサラッとマウンティングをかまします。
歌い出せばプロ顔負けのオーバーアクションと強烈なカメラ目線。
もし万が一、鐘2つで落とされたとしても、
『審査員の耳が現代のトレンドに追いついていないだけ』
『NHKの音響の調整ミス』
と、1ミリも自分を疑わずに胸を張ってヒールを鳴らしながら退場します。
他人の目を気にして縮こまりがちな現代社会において、1億人の前で『私が主役!』と堂々と言い切れる圧倒的な馬力。
彼らの放つ凄まじい前進エネルギーは、現代のエネルギー危機を救えそうなほど頼もしく、清々しさすら覚えます。
🔳パターンB:【中年期】に「天南星(冠帯)」がある場合

■会社の宣伝を隠れ蓑にした、公共電波の合法的な乗っ取りを企てる「広報界のド派手キング」
社会の最前線で働く中年期に、天南星(冠帯)のスポットライトが直撃しているパターンです。
「組織の看板を背負うなら、一番派手に目立たなければ意味がない」という戦闘モードで参戦します。
地味な作業着での出場などプライドが許しません。
会社のロゴを金糸銀糸で特注刺繍した超派手な特攻服や、明らかにNHKのコンプライアンスを攻めたド派手なコスプレで登場。
歌のクオリティよりも「爪痕を残すこと」に全振りのため、パフォーマンスの圧が強すぎて司会者が一歩引くレベルです。
サビに差し掛かった瞬間、『〇〇不動産、絶賛分譲中ーー!!』と、ビジュアルと大声量で会社の宣伝をこれでもかとアピール。
途中でカーンと鐘を切られても、『まぁ、SNSでトレンド入りしたでしょ』と、プロモーションとしての費用対効果だけで100%満足して帰るビジネスライクな強さを見せます。
組織のためにここまで体を張り、かつ「絶対に埋もれない」という強い意志を持って最前線に立つ、圧倒的なプレゼン能力と突破力。
彼(彼女)を広報に置いた会社は、広告費より先にNHKから注意を受けるかもしれません。
🔳パターンC:【晩年期】に「天南星(冠帯)」がある場合

■リビングの「ファーストレディ」。家族の応援をレッドカーペットに変えるプライベートの女王
プライベートや人生の後半戦(晩年期)に、冠帯のイケイケなエネルギーが格納されているパターン。
家庭内での絶対的なヒロイン(ヒーロー)です。
家の中が自身の「お立ち台」なので、家族が『ママ、歌うまいし綺麗だから出てみたら?』とちょっとおだてた瞬間、
『そう?じゃあNHKに私の美貌と歌声を分けてあげるわ』
と、勘違いのロケットスタートで出場を決定します。
本番では、客席にいる家族に向かって
『皆さん!あれがうちの可愛い家族(下僕)です!』
と言わんばかりにステージから逆紹介し、番組を完全に自分のホームパーティー化。
鐘2つで終わっても、『家族が良い思い出になったって言うから、NHKに免じて合格(鐘3つ)を譲ってあげたわ』と、なぜか上から目線の完全勝利宣言で家庭内凱旋パレード(帰宅)を敢行します。
どれだけ年齢を重ねても、身内の前で「輝くヒロイン」であり続けようとするその圧倒的なプロ意識(?)。
家族に夢と強烈な刺激を与え続けるそのバイタリティは、家庭内の停滞感を一撃で吹き飛ばす最高の起爆剤です。
🔳まとめ
天南星(冠帯)は「世界が私に追いつくための発表会」として生放送をジャックします。
テレビの前で我々が悶絶しているその瞬間、彼らは『もっと私を見なさい!』と、お茶の間の羞恥心を華麗にスルーして極彩色の輝きを放っているわけです。
天南星にとって、のど自慢は歌の審査ではありません。
「NHKが自分を全国に紹介する日」なのです。
※本記事の著作権は「四柱推命 / 算命学 吉祥」に帰属します。
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