2026年3月31日 正しく怒り、進む。

【御礼と想い】
 みなさま
 いつも温かいご支援をありがとうございます。
 
 3月31日、年度末でご多忙の中、悪天候にもかかわらず、100名の方々が支援集会に参加してくださいました。
 遠く九州からお越しくださった方もいらっしゃいました。
 お会いして直接声を掛けてくださり、ハグをしてくださり、一緒に泣いてくださり、共感してくださり、怒ってくださり、「私たちもあきらめない。これからも一緒に闘う。正しいことをしているのだから絶対に勝つ」と励ましてくださり、オンラインの画面越しで溢れる想いを伝えてくださいました。
 
 そして、たくさんの方々が、大雨の中、法務省前でのスタンディングに参加してくださいました。
 法務省・検察庁に対し「第三者委員会を設置し実態調査をして膿を出し切って!」「国民を守る正しい組織でいて!」「保身に走らないで!身内の犯罪を隠蔽しないで!」「被害者の職場を安全にして!被害者を守って!安全配慮義務を履行して!」「性犯罪被害者の苦しみを理解して!二次加害をしないで!」などと訴え続けてくださいました。
 
 ご参加いただけなかったたくさんの方々からもメッセージをいただきました。
 
 また、大雨の中、たくさんのメディアの方々が取材をしてくださいました。
 会見でお話ししたことも含めて、たくさんのメディアの方々が、検察組織の問題を報道してくださいました。
 
 私が職を賭して、法務大臣・検事総長に対し、安全配慮義務として「検察にも第三者委員会による検証を」などと要望し、その回答期限であった31日、検察庁は、「国賠を提訴されたから、当事者には回答できない」という、およそ通用するはずのない理由でのゼロ回答でした。
 
 国賠を提訴する前から、勤務環境の安全を求めてきたのに、検察がその義務を果たさないので国賠をせざるを得なくなったのに、今度は、国賠を提訴したから、安全配慮義務を果たさない、というのは、もうめちゃくちゃだと思いました。
 
 どこの企業よりも省庁よりも、誰よりも、法律を守らなければならない法務省・検察庁において、およそ通用しないめちゃくちゃな理由で、平然と「私たちは法律を守りません!」と表明してきたことが、恐怖すぎて、受け止め切れませんでした。
 
 どこの企業も地方公共団体も不祥事が発生したときには、すぐに第三者委員会を設置して、徹底した実態調査を行い、検証をして、再発防止策を講じるのに、なぜ、法務省・検察庁は、組織としての「当たり前」のことをやらないのか、職員を守ろうとしないのか、組織を正しくしようとしないのか。
 
 「職員を守ってほしい。犯罪やハラスメントの実態調査を行い、膿を出し切ってほしい。加害職員を一掃してほしい。泣き寝入りを強いられている被害者を救ってほしい。二度と同じ悲劇が起きないようにしてほしい。検察組織の腐敗は国民の生命・安全に悪影響を及ぼすので、違法不正を糺し、健全な組織になってほしい。」と切望し続けてきたのに、法務省・検察庁が、これほどまでに第三者を入れることを嫌うということは、検察庁にどれだけたくさんの犯罪、不正、ハラスメントが埋もれているのかということだと思いました。
 法務省・検察庁は、第三者委員会による調査・検証を実施しないことで、国民の不信感が一層強まることをわかっていながら、それでもなお、第三者を入れることを拒否するということは、国民の信頼など全く気にも留めていないということだと思いました。
 
 法務省・検察庁は、特に幹部職員らによる加害やハラスメントなどが明るみに出るのを避けるため、また監督責任を問われるのを避けるため、第三者委員会による調査・検証を頑なに拒否し、私や、泣き寝入りを強いられている多数の職員や被害者を見殺しにすることを選択したのだと思いました。
 
 法務省・検察庁は、開き直って法を破り続けることを選択したのだと思いました。
 
 法務省・検察庁は、私を辞職・自死に追い込むことを選択したのだと思いました。
 
 私は31日東京に行くまで、法務省・検察庁の、特に幹部職員らは、自分たちの保身のためには、平気でうそをつく、法を守らない、言葉が通じない、職員や国民を踏み付けて人権を蹂躙し続けても何も感じない、心がない、もう何をやっても何も通じない、と力尽きかけていました。
 
 しかし、31日、みなさまから、温かくて優しくて力強いパワーをいただき、新たな命を吹き込んでいただきました。
 
 冷たい雨の中で、泣いて叫び続けましたが、でも心はみなさまとともにあると思えてとても温かくてとても嬉しくて、一生忘れられない時間でした。
 
 まだもう少しがんばろうと思えました。
 本当にありがとうございました。
 
 法務省・検察庁に自浄作用がないことは確定しました。
 
 他にできることは何か、と考え、3月2日、人事院にも調査・検証等を求めました。
 まだ何の回答もありませんが、人事院は現職職員の勤務環境を調整する機関ですので、まだもう少し現職であるうちに人事院に引き続き訴えていこうと思います。
 
 また、3月から複数の国会議員の方々にもお話しさせていただき、検察組織の問題をご理解いただき、法務省に第三者委員会を設置するよう求めていただきたいとお願いしました。
 議員の方々が国民のために動いてくださることを祈っています。
 
 そして、北川と副検事を不起訴にされた捜査妨害や名誉毀損事件について、できるだけ速やかに検察審査会の申立てを行う予定です。
 
 国賠等の民事訴訟の内容や状況についてもみなさまにお伝えしていく予定です。
  
 私は、性犯罪の根絶と被害者への二次加害をなくすために声を上げましたが、冤罪被害など、他の検察の問題とも根っこは同じです。
 誰しも、いつ犯罪被害に遭うかもしれない、いつ冤罪被疑者として逮捕されるかもしれません。
 
 しかし、検察には誰の監視も及びません。株主も取引先も客もいません。
 監督庁である法務省では、検事が重要なポストを担っていますので、検察を監督できません。
 第三者の目が入らない組織に自浄作用は働かず、腐敗します。
 特に幹部職員は自分たちの保身に走り、職員を見殺しにする。国民の尊い生命・生活・安全を脅かします。
 
 検察の仕事は危険で、とても忙しく、家族との生活を犠牲にして命懸けで仕事をする職員もたくさんいるのに、組織が適法・適正に機能しなければ、まともに働くこともできません。
 
 今年度、検事に任官した半数近くが女性でした。

 ですが、女性が被害を受けることが多い性暴力・セクハラが、今なお検察組織内で発生しており、男女問わず被害を受けるパワハラは尽きることがありません。
 しかし、検察組織は、実態調査を実施せず、膿を出さず、加害職員を潜ませ、再発防止策も講じないため、私の身に起きたのと同じような悲劇が繰り返される可能性は極めて高いです。
 
 そして、先日のアンケート調査でも明らかになったように、検察は性犯罪を軽視する者が多く、被害者に対する検察の二次加害は多発しています。
 検察が適法・適正に機能しなければ、勇気を振り絞って声を上げた被害者は救われません。冤罪被害を防ぐこともできません。処罰すべき犯罪者は野に放たれ、治安が悪化し、同じ悲劇が繰り返されます。
 
 私が命懸けで働いてきた職場にはまともになってほしい。
 職員や国民のためにも、検察組織にはまともになってほしい。
 
 北川事件から数えると7年間、そして特に被害申告してからの2年間、検察組織からの酷い仕打ちに絶望させられてきたけれど、ここであきらめたら、加害を繰り返す人たちや、保身に走る人たち、見て見ぬふりをしている人たちと同じになってしまう。
 
 私にはたくさんの仲間がいる。
 自分らしくあるためにも、声を上げ続けることをあきらめない。
 正しく怒り、進む。
 
♯検察にも第三者委員会による検証を!
♯声を上げたことを後悔させない!

 

【支援する会のXのご紹介、報道のご案内・シェアのお願い】
 
 31日、たくさん報道してくださいましたので、その一部をご紹介させていただきます(順不同)。
 Xでも、検察ゼロ回答について5万件近いポストがあり、オンライン署名も急増しました。
 検察組織の問題に世間の関心が高まっている今、ぜひ、記事や報道をご家族・ご友人やSNSでシェアしていただけますと幸いです。
 
 国民のみなさまの尊い生命・生活・安全を守るためには、みなさまご自身が、検察組織の問題を自分事として受け止め、連帯して声を上げていただけたら、きっと私たち国民のための「検察」に改善することができると信じています。
 
 また、支援の会事務局が、「女性検事を支援する会」のXを作ってくださいました。
 今は取り急ぎ31日の報道を投稿してくださっています。
 今後様々に活用してくださると思いますので、ぜひフォローをお願いいたします。 

https://x.com/with_hikari2024

  みなさま、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

 
弁護士JPニュース
3月31日
「検察が法律を守らない」性暴力被害の女性検事、“職を賭した”第三者委設置要望に検察は“ゼロ回答”
 

 
https://www.ben54.jp/news/3359/embed
 
3月2日
「私が検事としてやるべき最後のこと」元大阪地検トップから性暴力受けた女性現職検事、“辞職覚悟”の要望書提出
https://www.ben54.jp/news/3257
 
〇弁護士ドットコム
「もう疲れた」性被害訴える女性検事の声届かず 第三者委の検証求めるも検察は“ゼロ回答”
 

 
https://www.bengo4.com/c_18/n_20214/
 
3月2日
大阪地検トップから性被害訴えた女性検事、検事総長ら15人を告発 “辞職覚悟”でうったえ
https://www.bengo4.com/c_18/n_20063/

〇時事通信社
女性検事「声届かない」 性的暴行事件、要望に回答なし

 
〇関西テレビ【特集】
元地検トップ性的暴行事件 第三者委員会設置を要望も 国は“ゼロ回答”
「辞職か、検事として闘うか」元上司からの性暴力被害を訴える女性検事 国の“事実上拒否”で追い詰められ…問われる検察の捜査と組織の在り方|newsランナー〈カンテレNEWS〉

 
https://www.ktv.jp/news/articles/?id=26081
 
大阪地検元検事正による性的暴行 被害検事が国などに要望した「第三者委員会設置」回答期限迎える「最後の日まであきらめず正しいこと求めたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bf85304e982e8da9e3a1ae247cdb6cda68e0c35
 
〇読売テレビ【特集】
女性検事は辞職意向「仕事が大好き、被害がなかったかのような扱い」大阪地検元検事正の性的暴行事件 第三者委の設置要望に検察の回答なし
 

 
〇日テレニュース
【大阪地検元トップ“性的暴行”】女性検事が第三者委員会の設置など要望も「事実上拒否された」
https://www.youtube.com/watch?v=ibBf7BWvCEw
 
〇FNNプライムオンライン
「ゼロ回答」元大阪地検トップからの性被害訴える女性検事 法務省に実態調査求める要望書めぐり 今後は人事院などに要望へ
 
https://www.fnn.jp/articles/-/1023325
 
〇テレ朝ニュース
女性検事の調査要望に「ゼロ回答」 元大阪地検検事正による性的暴行で検察側
https://news.yahoo.co.jp/articles/7da9eb7afd0f559b40eeb7add012542ab597cb92