めんどくさいぞ、ヨルダン
2026/3/6
「ペトラ行きのバスは無いよ」
「えっ、マジ?」
今朝一番、宿オーナーとの会話。
今日は金曜日、イスラム教国にとっての休日だ。しかも今はラマダン期間ともあって尚更バスの便は少ないのだという。
いやいやいや…飛行機、酒、それにバスまで…いまいちヨルダンとは噛み合わないな。
既に気分はアカバを離れてペトラ遺跡のある街ワディ・ムーサに向かっていたのに、出鼻をくじかれてしまった。
しかし、もうアカバに居ても退屈だ。
とりあえずバス乗り場に向かったが、やはりペトラ行きは運行しておらず…。かといって首都アンマンに戻っても暇になること必至。


ワディ・ムーサまでは約125km。
車で2時間の距離なので不可能ではないが、如何せんラマダン期間の金曜とあって車通りが絶望的に少ない。
その割に多過ぎるタクシー。稀に通る貴重な一般車もタクシーに阻まれヒッチハイクする気を削がれてしまう。
『……めんどくさいな、やめるか』
結局この日もアカバで延泊することにした。
何だかんだと色々理由をつけてしまったが、ヒッチハイクが成功しなかった理由は自身の意識の低さ。
これが砂漠や荒野のド真ん中であれば何がなんでもサムズアップし続けただろう。というより、そうするしかない。
まぁ、だからといって必ず成功するとは限らないのだが、やる気の無い時は大体ダメ。
中米以降はヒッチハイクに対する意識が低いな。いかんいかん。
諦めて宿に戻り、延泊の旨を伝える。するとオーナーが車で20分先のビーチまで連れて行ってくれるとのこと。
この緊迫した中東の情勢もあり、彼もゲストが来なくて暇みたいだ。しかし無料で良いというのでお言葉に甘える。



その後、再び宿で今後の計画を練る。
約1ヶ月で計7ヶ国訪問の忙しいスケジュールになりそう。今後は物価の高いヨーロッパ(更に超円安)が絡んでくるので仕方が無い。
どうにか道筋を掴み、一段落した頃には夕方過ぎ。アザーンが響く時間だ。

残飯拾いに
と、ここでメッセージの着信。

落ち着いて聞いてちょうだい
あなたのフライト









せっかく1ヶ月先の予定まで目星をつけたのに台無し。
しかもキャンセルになったフライトの次の便まで航空券を買っていたので、その分は補償されず大損だ。
マジでめんどくせぇ…。
いつ出られるんだよ、ヨルダン…。
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2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。
なので今後どうなるかは私にもわかりません。
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