ルーツの旅クイズ|今昔地図でたどる「小林さん」の故郷はここ!?
いつもお読みいただきありがとうございます!
ルーツの旅好き山田です。
※本日のトップ画像は、noteクリエイター「 なかり」さん の作品を使わせていただきました🌿(みんなのフォトギャラリーより)
桜は散り際も美しいですね!
みなさん、週末はいかがお過ごしでしたか?
気軽に読めて、ふと自分のルーツを考えたくなる。そんな時間になれば嬉しいです。
今回は日本で9番目に多いとされる名字――
そう、「小林」さんに注目します!(※1)
どこか素朴で親しみのあるこの名字、
その由来を探ると…意外と奥が深いんです。
「林」と「森」ってどう違う? |「小林」は里山の象徴
「小林」という名字は、
文字通り「小さな林」からきています。
これは「地形に由来する名字」
のひとつで、暮らしと自然が
密接だった時代の名残といえます。
ちなみに、「林」と「森」の違いは
木の数じゃないんですよ。
・「林」=人の手が入って整えられた土地
・「森」=自然のままに茂っている場所
つまり、「小林」は、
人と自然が共に生きていた
“里山”を象徴する名字の
ひとつなんですね。
地形由来なので特定の地域を
ルーツとすることは難しいですが、
小林さんが多い地域というのはあるんです。
さて、ここで...
ルーツの旅クイズ!
Q. 小林さんが都道府県別で最も多いのはどこ?
A. 兵庫県
B. 熊本県
C. 長野県
「うーん…🤔」と悩んでいる方
のために、ヒントです!
この地図は100年以上前のものです!

これは、選択肢にある都道府県の
「ある地域」の1912年(明治45年)
の様子を描いた地図です。
よーく見ると
あの有名なお寺の名前が!
...
これは簡単!
今回も追加ノーヒントで
いきましょう!
さあ、どうでしょう?
よ~く見てくださいね。
✅ 正解は… C. 長野県!
善光寺は全国でも広く
信仰されているお寺で、
長野県を語るうえでは
欠かせない存在です。
善光寺のような信仰の中心地や、
古くからの里山が多く残る長野県。
自然と人の暮らしが調和した
この地域は、「小林」という
名字のルーツにぴったりの場所です。
「小林さん」は 特に
県北部に多く見られるのが特徴です。
また、群馬県や山梨県でも
2番目に多い姓で、
関東地方全域においても
ベストテンに入っているんだそうです。
このことから、「小林」という名字は
長野県を中心に周囲の地域へと
広がっていったと考えられているようです。
なかでも知られているのが、
地名にもなっていた
「伊那郡小林村」(現在の飯田市の一部)。
このあたりには、
諏訪氏にゆかりのある一族が住み、
地名をもとに「小林」と
名乗るようになった…
という伝承もあるのだとか。
🌿こんなふうに、名字の由来や広がりをたどると、
その土地の歴史や暮らしが見えてきます。
「小林さん」のお話をしてきましたが、もしかしたらあなたの名字にも、こんなふうに土地と結びついた物語があるかもしれません。
そんな“自分だけのルーツの旅”を【ルーツの旅のしおり】を片手に体験してみませんか?
あなたの名字やご先祖の物語も、まだ知らない“ルーツの旅”が待っているかもしれません。
ちなみに、先ほどの地図は
「長野市市周辺」のもの です!
では、今の長野市周辺を見てみましょう!

古地図から時代の変化を読み解こう!

長野駅 - 善光寺下駅間は地下線になっている!
こちらは、1937年(昭和12年)の地図と
現在の地理院地図を比べたものです。
1923年3月26日に開業した
長野線ですが、実は、現在地下を走る
長野電鉄の一部区間――
長野駅〜善光寺下駅の区間は、
もともと地上を走っていたんです。
南北に走っていた線路が
東西の交通の流れを遮断して
慢性的な渋滞の原因と
なっていたようです。
これを解消し都市の発展を
促すのが目的でした。
特に「市役所前駅(当時は錦町駅)」は、
三角屋根の駅舎が特徴的で、
地元の人に親しまれていたんだとか。
その後、
地下化されたのは1981年(昭和56年)。
このとき、地上を走っていた路線跡は、
現在の「長野大通り」として
再整備されています。
このように地図を通して、
街の変化を眺めると
時代とともに人々の暮らしや
交通の在り方がどう変わってきたのかが
良く分かり面白いですよね。
歴史の中に見える「小林さん」と言えば
そんな「長野」と
「小林さん」の関係を
語るうえで忘れてはならない存在――
それが、江戸時代に活躍した
俳人の小林一茶です(本名:小林弥太郎)。
江戸時代に活躍し、ユーモアと人情味の
ある句で親しまれた彼は、
現在の長野県信濃町(旧・信濃国柏原)
で生まれました。
一茶の故郷には、「一茶記念館」や
「一茶旧宅」があり、
彼が見たであろう里山の
風景が残されています。

おわりに
「小林」という名字は、
自然の中で人が暮らしてきた
歴史を映し出すような
ルーツを持っているんですね。
一緒に、あなただけの物語を見つけてみませんか?
「小林さん」だけじゃない。
あなたの名字にも、まだ知らない物語が眠っているかもしれません。
【ルーツの旅のしおり】を使って
“自分だけのルーツの旅”を体験してみる仲間を募集中。
【おまけクイズ】
長野県PRキャラクター
「アルクマ」はリンゴの
モチーフに身を包んだクマ
Q. アルクマの体重はリンゴ何個分?
50個分
70個分
100個分
正解は、次回の「加藤さん」
ルーツ記事で発表します🎉
【中村さんのルーツ・おまけクイズの答え】
かごしまPRキャラクター
「ぐりぶー」の子供は全部で何人?
✅③ 7人
【参考文献】
📖 姓氏家系大辞典 太田亮
📖 決定版 面白いほどよくわかる!家紋と名字 高澤等・森岡浩
📖 ルーツがわかる名字の辞典 森岡浩
※1 森岡浩氏による各地域の電話帳をもとにした独自集計ランキングより。
最後に
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