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【SNK】こんな機能あった?【SNK】

 ふむう⋯⋯。

 これに対する回答だけで記事ひとつというのはあまりに中身が少なすぎるので、もうちょい何か足そうと思う。

 古い話で申し訳ないのだが、今から20年以上前か、SNKプレイモアがゲーム開発<パチスロ開発、みたいな体制だった頃、社内のゲームスタッフがほぼほぼナンバリングの『KOF』しか作っておらず、それ以外のタイトルはみんな外注してた、みたいな時期があった。ぼくが『MI2』にかかわるようになったのも、内部スタッフの数が少なかったせいだったのかとは思う。
 で、当時のゲーム部門の偉い人が、オタク的にノリがいいというか、いきおいがあったというか、いろいろなイベントを積極的に開いてくれる反面、「えっ!?」と思うような発言もしてしまう人だった。何かというか⋯⋯「ポリゴン主流の時代になっても最後まで2D格ゲー作ってるのはウチですから」とか、「いずれ『MI』で『餓狼』を補完します」とか、それは実際にゲーム作ってるスタッフと共有してる認識なのかい? って聞きたくなるような発言をね、しちゃうみたいな?
 そういうわけで、ぼくは『MI』シリーズの文芸関係をやりつつ、『餓狼』のことも考えることになった。ただそれは、はっきりと「新作用に何か考えて」といわれての作業ではない。というのも、当時のぼくは、単純にいえばリモートオンリーでSNKの外部スタッフとして月給をもらっていたような形ではたらいていたのである。
 これはまあ、たとえば「『12』のキャラクタープロファイルをお願いします」とか、「『MI2』のサイドストーリーをお願いします」とか、何かあるたびにいちいちSNKが依頼をして、それ用の契約書を用意して、ぼくがそれに判子を捺してから「じゃあやろう!」みたいな手続きが面倒だったからなのだが(月給制にすれば契約書は1回作るだけでいいからね)、見方を変えると、よっぽど無茶な分量でないかぎり、文芸っぽい作業は全部ぼくにブン投げておけばよし、みたいなことでもある。
 そしてぼくもそれをOKしたので、結果、『MI』シリーズの文芸のほかに、『UM』シリーズや『12』、『13』、ソシャゲ、パチスロ関連など、すごくたくさんの文章を書くことになった。アッシュ編後の『KOF』のメインストーリーをどうするかとか、そういう仕事もやったし、偉い人の代わりに「ゲーム批評」用に記事を書いたこともある。
 ほかにもゲムショやKDDIのイベント、KOF忘年会のようなファンの前に出る仕事とか、アニメの脚本監修、ゲーム音声のボイス収録とかCDドラマの脚本書いて収録に立ち会うのもそう。そういう場に参加することも仕事の一環と契約書に記されていた。とにかく細かい仕事も多くて、あれはほんとにいちいち個別に契約書作ってたら手間と時間の無駄だったろうなと思う。

 という中で、ぼくは『MI3』のストーリーやキャラを考えるだけでなく、『MI』と『餓狼』をどうつなげるか、みたいなことも考えなくてはならなくなった。偉い人がそう発言してしまったから。
 その結果、当初はそんな設定はなかったのだが、これ以降、幼少期のデュークはサウスタウンで暮らしていたということになった。そのほうが何かこう、『餓狼』にくっつけやすいから。
 そういう流れの中で、あくまでこれはぼく個人で(あとはF氏とごはん食べながらだべったりした中で)、『餓狼』の続編をやるならこういう話がいいんじゃないか、これなら『MI』とつなげやすいよな、みたいな考えをまとめたことがあって、それと同時に、同じ時間軸の上に存在する『龍虎』についても、あの『外伝』のあとはどうなるべきなのか、みたいなことはつねづね考えていた(ようやく本題)。

 まあ、いまさらすごく詳しくねちねちと説明はしないが、基本、ぼくは公式こそ正義、公式こそ最大手、公式が出してきたものは可能なかぎり尊重すべきというスタンスの人間なので、要するに、もし『龍虎』の新作を出すのであれば、まずは『外伝』に続く物語を描くべきだと思っている。
 確かこの話は、忘年会の控室だかで某氏と妄想を爆発させていた記憶があるのだが、

人の話は聞かないくせに人には海外渡航を強要する不破ムーブ、さすがはすごい漢やで⋯⋯。

『外伝』ラストの思わせぶりな不破師範の言葉にいざなわれ、武者修行をかねて修羅の国・日本におもむいたリョウ(+α)だったが、そこに待ち受けていたのは東洋の武術、妖術、忍術を駆使するまだ見ぬ強敵たち⋯⋯! みたいな感じで、「古武術ファイト!」みたいなのが、いかにもアメリカっぽい『1』、『2』と印象をガラリと変えられて何か面白そうだと考えていた。
 それに、ストーリー上、この頃はギースが日本に渡っているはずなので、ボスとしても隠しキャラとしてもまた出せるというのは大きい。それに加えて、たとえばここに若い頃の不知火半蔵とか山田十平衛とかを出すことで、『餓狼』キャラとの絡みも増え、それぞれの設定、背景を深堀りしていけるだろう。
 そしてゆくゆくは、『餓狼伝説ZERO』みたいな、ジェフとギースを主人公に据えた、『餓狼』と『龍虎』のキャラがサウスタウンで一堂に会するうんぬんかんぬん⋯⋯ということを考えていた。なので、今あらためて『龍虎』の新作について考えようと思えば、やはりこの不破師範の謎のメッセージを放置して先には進めない(回答)。
 てか、不破vs影二とか万人が見たいマッチアップじゃん?

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