ジャーナリストは、知性を
クローズアップ現代 - NHK
初回放送日: 2022年5月9日
解説
松里公孝
(東京大学大学院教授)
激闘の東部戦線
ウクライナ“見えない戦場”の実態
今回の NHK のウクライナに関する番組はとても中立的で良かったです。東大の教授が最低限の倫理を示したことにものすごく評価をしたいです。
こうやって NHK が中立を守ることはとても大切なことなのです。公共放送あるいは国営放送が暴走したらもう国が終わってしまう可能性がある。日本の六大学が、この国の頂点が暴走したらもう終わってしまうのです。
私は名指しで慶応義塾大学廣瀬陽子、イエール大学成田悠輔など、そういった人間たちを名指しで非難するのは、この国の頂点の大学出身者が暴走したら本当に終わってしまうんです。日本の六大学に知能・知性・理性、これがなくなってしまったら、もうこの国は終わってしまうのです。それを止めて欲しいと心から私は願っているのです。
NHK や六大学が、ウクライナ問題が始まってから信じられないくらいの理性を失ってしまっている。それはとても恐ろしく感じるのです。
今回の番組はとても良かったです。こうやって中立性を守り、そして最低限の知識・知能・知性、それを NHK が国民に伝えるべきなんです。
それが NHK の役割です。
私は NHK の番組が好きなんです。やはり潤沢な資金があるせいか、かなり質の高い取材をした特集番組を組む時があるのです。他の民放の番組ではやらないような番組を作っています。 NHK は視聴率云々は関係なしに国民に知性というものを伝える役割があると思っています。だから私は NHK 料金を払うようになったのです。
若い頃私は 、NHK 料金を払っていませんでした。理由は簡単です。私自身も無知だったからです。
でも勉強するに従って NHK の役割は大きいと感じたのです。だから NHK 料金を払うようになったのです。その NHK が暴走してまったら、NHK に知能と知性がなくなってしまったら、存在理由が、存在価値がなくなってしまったら、もうこれはNHKを潰した方がいいからです。
日本の六大学が、公共放送が、中立性を守って欲しいと思っています。
日本と言うこの国の立場も考慮に入れなければいけないのは分かるのですが、あまりにもひどい歪曲は公共放送としては絶対的に避けるべきなのです。
この国の信用にかかわることなのです 。
目先だけの私利私欲に暴走してしまったらそれは、プーチンと一緒、ゼレンスキーと一緒です。
この国がそんな国になって欲しくありません。
今回の番組はとても良かったです。
東京大学大学院教授・松里公孝の解説も中立を守る努力が表れていました。
プロパガンダは、とても強いで私が説明した、南オセチアの事までちゃんと説明していました。東京大学も捨てたもんじゃないようです。
とにかく、全員とは言わないにしても理性と中立性を守る六大学であってほしい 、NHK であってほしい、これが私の望みです。
賛否両論あるにせよ、私個人としては NHK を高く評価してるのです。その NHK が暴走することは私にとって、とても屈辱的なのです。今まで私個人で学習してきたものが全て否定されてるようで、この国が崩壊するような感覚がとても気持ち悪く、怖く感じるのです。
NHK に私は期待してるのです。だから NHK 料金を払っているのです 。NHK の各関係者の方々は最低限のちゃんとした努力をしてください。民放とは違うんだからもう少しちゃんと考えてほしい。今回のような質の高い番組を作って欲しい。
これからも NHKの方々は努力していって下さい。
