バショーのあとがき「私とガンプラ。第9話──めぐりあい装甲」
HGサザビーの装甲を、HGクスィーのカスタムに使う。
文字にすると早いが、実際にこれを決めるまでには数日を要した。切って削って仮組みして、
「なんか思ってたんと違う」
となっても元には戻せない。どのパーツをどこに装着するか。己のこれまでのガンプラセンスを試されるかのような感じだ。
趣味で、自分から始めたことなのに、試されるというのも変な話だが、Xに一部始終を投稿している以上、いい加減なものを作って投稿するわけにはいかない。
悩む。私は意外と優柔不断なのだ。その過程が苦しくもあり、楽しくもあるのだが、全然進まない。びっくりするくらい進まない。
実際、夜な夜なパーツをカチャカチャ合わせてみてはタイムオーバー。「何の成果も得られませんでしたー」な夜が続いた。
カスタムをした経験のある人とララァなら、わかってくれるよね。
ちなみに、この進まない状況を打破する方法が一つある。「ここだ」と目星をつけた部分を、さっさと切り出すのである。
組み立て直せば元に戻せる状態では、いつまでも踏ん切りがつかない。パーツを切断し、もう元に戻せない状態にすれば進むしかない。切断してしまえば選択肢が減り、そこから使えるパーツ探しが始まるのだ。
諸君らも将来、私と同じことで悩んだ場合は試してみるといい。ただし、自己責任でな。
さて、実際にどこをどうカスタムしたのか。
まずは、クスィーの三角形をした肩前面装甲に、サザビーの股関節パーツを横向きに取り付けた。その上に、形を調整したサザビーの肩前面パーツを重ねたのだ。
どちらか一つではボリューム感がなく、いまいちだったが、二つを重ねることでなかなかの見栄えになった。

やはり映えは大事だ。この私がSNS映えを意識するようになるとは。SNS用の自撮りに驚異的な執念を燃やすギャルと並ぶほどの意識の高さが、私にはあるといっても過言ではないようだ。
肩装甲のカスタムは思った以上にうまくいった。この調子で、さらにサザビーの外装パーツを取り付けていこう。
そう、考えていた時期が私にもありました。ここで判明したのが、『クスィーガンダム、思ったよりもゴチャゴチャしていて、他にパーツを取り付ける位置がない問題』である。
最初に取り組んだ、両肩前面へのパーツ追加。だが逆に言えば、そこにしか取り付け加工をするスペースがなかったのである。クスィーをサザビーっぽくするという構想が、かなりスケールダウンした感じだった。
だが、ここでサザビーシールドの転用である。
クスィーのような大型MSには、サザビーの大型シールドがとてもよく似合う。ガノタならば、アデナウアー・パラヤの顔より見たサザビーのシールドだ。シールドを変えることで、よりサザビーらしさが生まれるというものだ。
ただ、キット自体の年式がずいぶん違うこともあり、ジョイント部は共通規格ではなく、そのままでは装備できなかった。しかも大型のシールドなので樹脂製とはいえ、なかなかの重量だ。その重さを支えられるジョイントでなければ、取り付けは難しい。
最終的には、私の培った加工技術により装備させることが可能となった。そのままでは装備できなかったものを、脱着可能な状態で取り付けられた。これはとてもうれしい。
誰もそこまで意識して見てはいないのだろうがね。

接着剤で腕とシールドをガチガチに固めるという方法もあるが、それは私的には許せん。脱着できてこそのガンプラだろう。将来、この機体でガンプラバトルをする事になれば、確実に必要な機構だよ。
やるようになったな、私!
正直、シールドの接続はあまり大した加工だったわけではない。しかし、手持ちの余剰予備パーツで成し遂げられたことは、無性にうれしく思うものだ。こんな事もあろうかと、捨てずに置いていたパーツだ。
こうして不用品がどんどん増えるのだが、捨てられない訳だ。それを分かるんだよアムロ!
では、今回はこの辺で。
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