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リーパーに短ラン、エレクトーンを弾いた夏。恩師へ捧げた最後のケジメと、今も疼く後悔の記憶|エッセイ|思い出の記憶|恩師との別れ|ヤンキーの原点|人生の教訓|

小学1年生の時、再放送の「赤胴鈴之助」を見て剣道を始めた。 そこから小学生の道場に始まり、中高と部活に明け暮れ、部長まで務めた。俺の根っこには、いつでも「武道」で培った筋を通す生き方がある。


だが、俺のもう一つの顔を知る奴は少ない。 幼稚園の頃から続けていたエレクトーンだ。

月日は流れ、高校生になった俺は、リーパーリーゼントパーマに短ランというバリバリのヤンキーになっていた。 高1から一人暮らしを始め、環境も変わった。「もうエレクトーンなんてやめよう」と何度も思った。だけど、幼稚園の時からずっとお世話になっていて、俺が大きくなるにつれて一緒に歳をとっていったあの先生を、どうしても裏切ることができなかった。


バイトで稼いだ金から月謝を払い、通い続けた。 一人暮らしの俺を心配した先生は、自宅で作ってきたおかずを持たせてくれた。

「俺のこの姿じゃ、先生も顔が立たねぇだろ」 そう笑って告げると、先生はあの頃と変わらない優しい目で「あの時と何も変わってないじゃない」と微笑んだ。


隠し通せるわけがねぇ。高3の夏の発表会の前に、俺は先生に告げた。 「この発表会で辞めるよ、先生」

その時の先生の表情は、今でも脳裏に焼き付いている。 寂しそうでもあり、でも俺の決意を汲み取って、無理やり笑顔を作って送り出そうとしてくれていた。


迎えた夏の発表会。俺が弾いたのは、プリンセス プリンセスの「世界でいちばん熱い夏」と「M」だった。

名前が呼ばれ、アナウンスが響く。 「今日で教室を辞められます、最後となる曲を皆さんお聞きください」

俺が壇上の前で頭を下げる。 すると、まだ演奏すら始まっていねぇのに、会場から温かい拍手が沸き起こった。 鳥肌が立った。このヤンキーの見た目をした俺に、偏見なく、ただ真摯に向き合ってくれる人々がいる。その拍手の音だけで、心の底から泣きそうになった。


1曲目を弾き終え、Mへ。 俺はこのなりだ。プロの奏者のように無駄に体を揺らしたりはしねぇ。淡々と、だが一音一音に魂を込めた。 右足で音の強弱を調整し、左足でしっかりとベースを奏でる。 ステージ脇に目をやると、先生がハンカチで涙を拭っていた。

すべてを弾き終え、バックヤードへ戻る俺を、先生は何度も何度も手を握りながら迎えてくれた。 「本当にありがとうね」 「とっても上手でした」 「寂しくなるわね」


俺は最後に、バイト代で買った花束を、幼馴染の女にこっそり持ってもらっていたのを渡してもらい、先生に手渡した。 「先生、今までありがとう」 客席からもすすり泣く声が聞こえていた。俺も、堪えるのに必死だった。 司会の女性も、涙声で「……ありがとうございました。大きな拍手を……お願いします」と言っていた。あの日の空気の温かさは、一生忘れない。

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だが、時は戻らない。 俺が高校を卒業する少し前、幼馴染から一本の連絡が入った。 先生が、天国へ旅立ったと知らされた。

あの時、「こんなことなら最後まで居るべきだったかもしれねぇ」と、今でも胸の奥で後悔がチクリと疼くことがある。


だけどな。 あの夏のステージで交わした握手と、先生の涙の温もりは、間違いなく俺の人生の誇りだ。 見た目がどう変わろうと、筋を通し、恩を忘れない。あの日の不器用な生き様こそが、今の俺の原点なんだ。


お前にもあるだろ? 「あの時、ちゃんとケジメをつけられたか?」って、今でも胸の奥でチクリと疼く過去がよ。


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\Large\textbf{天国の先生、見ててくれよ。}\\[1.5em]
\large\textbf{俺は今日も                            }\\
\large\textbf{俺なりのやり方で                }\\
\large\textbf{真っ直ぐに生きているぜ。}
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\scriptsize\textbf{Precious Family Day 10}\\[-0.8em]
\Huge\textbf{💝}\\[-0.8em]
\large\textbf{おはな&まめしばさん公式}\\
\footnotesize\textbf{「躁うつ病と向き合い、愛犬とぼちぼち歩む癒しの案内人」}
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教習指導員の仕事を離れ、現在は躁うつ病の療養生活を送りながら、相棒の柴犬「まめしばさん」と共に日常やNote運用術を綴る書き手。

心身の辛さや「10分だけ頑張る」葛藤を赤裸々に明かし、独特の会話形式でユーモアと温もりを届けている。

愛犬との旅行やAI活用術などを交えながら [cite: 【Skywork】noteを書く人必見!まめしばさんもAIに逆質問してもらったら資料も記事構成も一気に作れた話🐾, 【ゆるい日常】福井、愛犬とのゆる旅1泊2日🌸🐾⑥愛犬と過ごす本格旅館 月香編・まめしばさん、お皿まで舐め尽くすなんやけど]、「自分のペースで進んでいいんだ」と読者の背中をそっと押すメッセージを発信中。


⚜️我流剛論 VOID_404🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥⚜️
⚜️最後まで読んでくれてありがとうな⚜️
⚜️泥くせぇから人生は面白れぇ、徹底的にいこうじゃねぇか⚜️

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