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実は「説得」が苦手で…それ、才能です。

【実は私、「説得」が苦手なんです】


塩見智子の「伝わる声と話し方のひみつnote」へようこそ!
アナウンサー歴46年の私が、「あなたの言葉がもっと届く」ヒントをお届けします。


今日は皆さんに
告白があります。

実は私…

「説得」

というものが
昔からあまり得意ではありません。

え?

アナウンサーなのに?
話し方の先生なのに?

と思いました?😆

でも本当なんです。

だって、

「私の言うことを聞いて!」

って、
なんだかしんどくないですか。

言う方もしんどいし、
言われる方もしんどい。

だから私は

人を説得しようとするのを
ずいぶん前にやめました。

代わりに何をしているかというと

相手が勝手に
「なるほど」

と思うのを待っています。

・・・

これ、
サボっているわけじゃないですよ(笑)

でもね。

長いことアナウンサーをやってきて、

ナレーションも
司会も
企業研修も
プレゼン指導も

結局たどり着く答えは
いつも同じなんです。

人は
説得されたから動くんじゃない。

納得したから動く。

たったそれだけなんです。


たとえば
子どもの頃。

お母さんに言われませんでした?

「ピーマン🫑も食べなさい!」
って。

私は言われました🙃

でも、

「はい、わかりました!」
って食べてました?

食べてませんよね。

ところが
大人になって、

体調を崩したり
健康診断で数字が出たりすると

誰にも言われていないのに
野菜を食べ始める。

不思議ですよね。

そうなんですよ、

人は
説得された時じゃなく
納得した時に動くんです。


これはビジネスでも同じ。


会議で

「だからこの企画が正しいんです!」
と力説する人より

「私はこう考えているんです。
そして皆さんは、どう思われますか?」

と話す人の方が
案外みんなの心を動かしたりします。

なぜなら、
人は押されると反発するけれど、

考える余白をもらうと
自分で答えを見つけたくなるから。


そしてね。
もうひとつ大事なことがあります。


納得って、
話の内容だけで生まれるわけじゃないんです。

ここが
私が46年間
声の仕事をしてきて感じること。


どれだけ良い提案でも、

⚠️早口で

⚠️強い口調で

⚠️相手を追い込むように話されると

人は身構えてしまいます。

まるで
営業マンに追いかけられている
時みたいに。

逆に、

✨落ち着いた声で
✨ゆったりと話されると

「ちょっと聞いてみようかな」
という気持ちになります。

不思議ですよね。

言葉は同じなのに
伝わり方はまるで違う。

だから私は、

納得は話し方から生まれる
と思っています。


声の高さでも
テクニックでもなく

「私はあなたの味方ですよ」
という安心感。

その空気があるから、
人は耳を開き
心を開くのだと思うんです。


AIが進化して、
情報そのものは
ますます手に入りやすくなるでしょう。

でも、

「この人の話なら聞きたい」

と思われる価値は
なくなりません。

それは、
情報や知識ではなく

人柄だったり

声の温度だったり

相手を思う気持ちだったり
するからです。

説得しなくていい。
勝たなくていい。

まずは、

「あ、この人の話をもう少し聞いてみたいな」
そう思ってもらえたら十分です。

案外
相手を動かす力は、

言葉の数ではなく
声の温度の中にあるのですから。


ということで、

今回は
「実は私、『説得』が苦手なんです」
でした。

また次回、あなたに“言葉の贈りもの”を届けますね。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの声とトークで、もっともっと人の心を動かせますように。
楽しい言葉の旅を、ご一緒に続けましょう🌈

トータルスピーチコンサルタント
塩見智子

「VSP」メソッドとは、人に伝わりきるための3つの要素
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