介護者の癒し🎨Respite Drawing #049ひとりの自分だけがいるわけではない。

©介護と笑顔のあいだで(Acrylic & Collage / A5
心の中には、ひとりの自分だけがいるわけではない。
前へ進みたい自分。
少し立ち止まりたい自分。
大丈夫だと言う自分。
いや、今日は無理だと首を振る自分。
いくつもの色が重なり、
いくつもの声が入り混じり、
それでも一本の足で、なんとか今日の地面に立っている。
自分の中の意見が分かれている。
迷っているということは、
ちゃんと感じているということ。
簡単に答えを出さず、心の奥で何度も確認しているということ。
介護の日々にも、そんな瞬間がある。
やさしくしたい自分。
少し休みたい自分。
ちゃんとしなければと思う自分。
もう十分がんばっていると言ってほしい自分。
心の中の声は、いつもひとつにはならない。
けれど、その声のどれもが、本当の自分。
分かれたままでもいい。
揺れたままでもいい。
今日もそのまま、歩いている。
それだけで、もう十分に前へ進んでいる。
🌙 Respite Drawing
──絵とともにやすむ、心のデトックス。
描く人も、眺める人も、絵の前ではひとつになる。
今日も誰かの心に、やさしい共鳴(resonance)が届きますように。
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