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『エスぽん』は、今回でseason1の最終回とします。また、ラブコメの神が下りて来ましたらseason2を書きたいと思います。皆様の暖かい評価にかかっています。

『ガチャなエスパー』

第8話「マリーとエリー」


黒いカラスに変身したエリーと3羽のツバ
メが激しい空中戦を繰り広げていた。

戦いは街中に移り、ビルの間を飛び交う
光景は、まるでスーパーマン映画さなが
らのスピード感で、空を切り裂くように
飛び交い壮絶な戦いだった。

さすがのエリーも3対1では分が悪く、
ついにビルの屋上に落下。

バンパイアの姿に戻った彼女は、衣装が
破れ、満身創痍の状態だった。

さとる、ひろみ、京子も着地し、
            変身を解く。

「もう観念しろ、エリー

エリーは苦笑しながら言った。
「ちょっと待て。お前たち、ワタシの仲間
になってくれないか?
       望みを何でも叶えてやる」

「なんでも?」とさとる

「何考えてるのよ、そんなの嘘に決まって
るじゃない」とひろみが強く言う。

「そんなことはない」

「魔族見習いのくせに、いい加減なこと言
わないでよ、この悪魔!」強気のひろみ

「悪魔は誉め言葉だ」

「黙れ、おまえのかーちゃん
           出ぇべーそー!」
京子が珍しく罵声を浴びせる。

「なっ!? お前はわたしの
         母を知ってるのか?」

「知るかそんなもん」と京子

「わしは知っとるぞ」
突然現れたのはマリーだった。

「母上―」とエリー

「は・は・う・えー!」3人がハモる。

マリーは光るロープでエリーを拘束しなが
ら言った。

「お前たち、よくやった。
         何かお礼をしたいな」

「じゃあ、しばらく能力を預けて
     もらえませんか?」とひろみ

「いいけど、何に使う?」

「人間の問題を少しずつでも
          解決したいんです」

「なるほど、今の人間の血は不味いから
のぉ。問題が解決すれば美味い血も増え
るだろう。よし、良いだろう。
その代わり、週に一度お前たちの血を吸わ
せてくれ。あのカラオケルームがいいのう」

「わかりました」

「ところで、学校でエリーの術にかかって
      る人たちは元に戻りますか?」

エリー、すぐに術を解け」とマリー

「はい、母上」

「もう大丈夫だろう。
       今日の記憶も消えておる」

「それじゃ、ご苦労だったな。
             また会おう」

マリー親子は姿を消した。

「はー、終わったね」とさとる
「疲れて寝たい」と京子
「引き続き超能力が使えるね」とひろみ

「なんで、そんなこと言ったんだよ」
        とさとるがクレーム。

「だって、面白いじゃん。超能力。
    何でも出来るんだよ、私たち」

「私はひろみちゃんに賛成―」
       と調子のよい京子
「あんたはどーすんのよ」
       とさとるに詰め寄る。

「仕方ないからやるさ」

「嫌々じゃないくせして、あんたの心は
スケスケなのよ、バーカ、
        ねぇー京子ちゃん

「そうよ、私が好きな人は、ひろみちゃん
なんだから、私を好きになってもダメよ」

「くっ!いいだろー。好きになるのは止め
られないんだから、僕は京子ちゃんをずっ
と好きでいるんだ」

「はいはい」とひろみ

「キモっ!」と京子が舌を出してあかんべー。

「くぅーっ」と泣きたい気持ちを
       グッと堪えるさとるだった。

今回でSeason1は一旦終了です。
ご愛読ありがとうございました。
またいつの日か、Season2でお会いしましょう。