2026年4月24日(金)《GB》
《ちょっと最近SNSに費やす時間が半端なくなってきているのでちょっと自粛したいなあ。と思っているだけです》
【AXIS:岩灰 佳祐・桑野 絵梨花】
「いらっしゃいませーって、あれ、バイくん?」
「お久しぶりです、絵梨花さん」
店内に入ると店員の桑野 絵梨花に声をかけられたので岩灰 佳祐は笑顔で返事を返した。ここはゲーム&喫茶『AXIS』喫茶部。現在19時を少し過ぎた時間であり、店内は落ち着いた雰囲気となっている。勝手知ったる様子で1番奥のテーブルに座った岩灰はテーブルにあるメニューに目を通す。その目は何か懐かしい雰囲気を醸し出している。
「はい、お冷。今日はどうしたの?」
「いや、たまたま近くを通ったから久しぶりに寄ってみました。ていうか絵梨花さん金髪なんですね」
お冷を持ってきた桑野が来店の理由を質問し、それに岩灰は回答した後で、桑野の髪の色について言葉を漏らした。岩灰は42期の罠解除士であり、38期の桑野の2年年下である。職業も違うので冒険者としてはあまり接点はなかったが、ここ『AXIS』でしばらく一緒に働いていたので、お互いのことはよく知っているのである。また、岩灰が初めて桑野と出会った時はまだ桑野は現役冒険者であり、髪の毛の色は金髪だった。ただ、現役を引退して冒険者組織職員になった後は金髪は封印し、青色と緑色の髪色を交互に繰り返していたのである。岩灰が覚えているイメージはこの頃までであり、桑野が冒険者組織の長官を退職して『AXIS』専属になった時に、また髪の色を金髪に戻したことは当然知らないのである。
「やっぱり金髪が私っぽいでしょう」
「そうっすね。初めて会った時が金髪だったので何かしっくりは来ますね」
金髪にしていることについて桑野が質問し、それに岩灰は正直な感想を返す。青色や緑色の髪色も似合ってはいたが、やはり金髪が1番似合うのは間違いなさそうである。
「ところでバイくんは今熊本にいるんだっけ?」
「いや、普段は福岡にいるっすけど、明後日に大会があるので戻って来たんすよ」
イメージ的に熊本には住んでいないと思っていた桑野の質問に対して、岩灰が返事を返し、続けて熊本にきた理由を説明する。何かこのタイミングで熊本に戻ってこないといけない理由があったようだ。
「大会?って何だっけ」
「あ、日曜日にベイブレードの大会があるんですよ。それに出場するから前入りしてるってわけです」
大会という言葉に疑問を持った桑野の質問に、岩灰は詳しい説明を返す。26日の日曜日に菊池市七城公民館でベイブレードの大会が実施される予定となっており、それに岩灰は出場するために熊本に戻って来ているのだ。この後、岩灰が来ていることを聞いた富田 剛や富田 さやかが挨拶に来て、ほのぼのとした時間が過ぎる。そして食事を終えた岩灰が帰り間際に桑野に声をかける。
「絵梨花さん、良かったら大会見に来ませんか?」
「うーん、やめとく」
社交辞令的にかけた言葉に桑野は正直に返事を返す。そして岩灰は料金を支払って、店を後にしたのであった。
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