2026年8月27日(木)《GB》
《富山・石川では大雨が降ったみたいですね。被害が大きくならないことをお祈りいたします。熊本は雨が降りません。差が大きい》
【AXIS:富田 正継・前田 綺羅・富田 水無・夕陽 茜】
「はい、チーズ。オッケー」
「一発オッケーなんだ。大丈夫かな」
スマホを覗きながらシャッターを切った富田 正継の声を聞いて、前田 綺羅が軽く疑問の声を上げた。ここはゲーム&喫茶『AXIS』喫茶部。現在14時半を少しすぎた時間であり、店内には数人の客がのんびりとした午後の時間を楽しんでいる。本日午前中は第8迷宮の地下7階を探索した正継と前田は、探索後は黒髪アッカーマン部隊のメンバーと一緒に『南地区レストラン』で昼食を食べる。そして食後は解散し、各自自宅へと戻ったのである。一旦自宅に帰った正継は『AXIS』喫茶部にノートパソコンを持ち込み、コーヒーを飲みながら冒険者組織のホームページの改修を行うことにした。その中で、冒頭に表示される写真を更新しようと考え、Lineで前田を呼び出すと、15分後にやってきたのである。そして正継は前田分の紅茶を注文した後で、呼び出した理由を説明する。何と無くの雰囲気で広告用の写真を撮られるのではないかと予想していた前田は、一応写真に撮られても大丈夫な服装でやってきている。そして正継はちょうど暇そうにしていた富田 水無も一緒に写真を撮影したのである。
「まあ、大丈夫かな」
スマホを受け取って画像を確認した前田がこう口にして、スマホを水無に渡す。
「綺羅ちゃん、いつも写真写り良いねー。さすがプロ」
「別にプロじゃないし」
写真は特に問題は無かったが、やはり前田の写真写りの良さが際立っていると水無が口にし、それに前田は軽く否定の言葉を返す。現在冒険者組織の広報活動を行っている2人であるが、前田の方がその活動歴は3年ほど長い。その分、映像や写真に撮られている回数も多いので、慣れている分やはり写真写りが良いのであろう。
「でも私もそろそろ広報活動引退かなー」
7年続けた冒険者組織の広報活動をそろそろ引退しようかと前田が口にする。当然その意見については誰もが反対の意を述べるであろうが、本人がやりたくない業務をさせるほど冒険者組織はブラック企業ではない。
「私の代わりは・・・茜ちゃんかな」
「勘弁してください。綺羅さんの代わりは流石に無理です」
紅茶のおかわりを持っていくと、前田から何か冒険者組織広報担当の代わりに指名され、それを聞いた夕陽 茜は自分には大任すぎると全力で否定の言葉を述べたのであった。
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