知識ゼロでもできる。現代文の「裏」解法 ⑵選択肢の罠
はじめに
今回は現代文についてまとめています。既に知っている情報もあると思いますが、その場合分かりやすくまとめたものとして読んで頂けると幸いです。
なお、トピック別に、特に重要だと思うもの、有用性があるものには「⭐️」印をつけています。
また、同じ項目内に複数情報がある場合、箇条書きではなく数字を割り振っています。
本文の概要
本文では、
⑴選択肢のNGワード⭐️
⑵選択肢の「罠」⭐️
⑶本文の読み方⭐️
⑷出題者と受験生の心理から読むメタ思考⭐️
⑸共テ対策⭐️
の構成のうち、
⑵選択肢の「罠」について述べています。
そのうち、
❶理由⭐️
❷対策⭐️
❸具体例・資料⭐️
などの観点から述べていきます。
有料版について
なお、【有料版】では
280円版・480円版の2段階で販売させていただきます。
また、無料版と有料版をどちらも見ないといけない手間を省くために、有料版にも無料版と全く同じ文章を載せています。そこに➕αして更に情報を加える形です。
つまり、有料版を購入して頂ける方には、有料版だけで無料版の全ての情報も見ることができるようになっています。
A【280円版】
・無料版の全ての情報
・⑹記述⭐️
・⑺その他豆知識
・❹その解法の頻出分野⭐️
・❺その解法のデメリット・注意点⭐️
・❻その解法の補足説明⭐️
の情報を追加。
B【480円版】
・無料版&280円版の全ての情報
・私の分析によるオリジナルの解法
・⑻評論文、小説、随筆のジャンル別対策⭐️
・⑼速読のポイント
・❻解法の頻出分野⭐️
・❼解法の重要度⭐️
・❽解法の頻出度⭐️
・🆕その解法から考えられる質問と答え⭐️
の情報を更に追加しています。
また、本文では本来【280円版】から付いてくる【補足説明】を⑴選択肢のNGワード、⑵選択肢の罠については特別に公開しています。
突然の宣伝すみませんでした。
では、具体的な内容に入りましょう。
⑵選択肢の罠⭐️
①全く同じキーワード
・本文と全く同じキーワード(カタカナや四字熟語が多い)が一語一句そのまま使われているもの。
❶理由
⒈そもそも本文の読解力を試されているので、一語一句そのままのものは正解になりにくいため。
⒉全く同じキーワードがあることで、正解だと意識してしまう受験生の心理を利用しているため。
(これは、後述している⑷出題者と受験生の心理から導くメタ思考に関連する。)
❷対策
⒈キーワードが使われていない他の選択肢と比較して、言い換えが綺麗にされているものがないか確認する。
【補足】全く同じキーワードのものと、言い換えが綺麗にされているものでは、後者の方が正解である確率が高い。
⒉選択肢と本文の文脈に矛盾がないか確認する。
❸具体例
・本文:私たちは利便性を追求するあまり、自然との共生という大切な視点を見失ってはならない。
・不正解の選択肢:私たちは、いかなる困難があろうとも利便性を追求することで、自然との共生という大切な視点を社会全体に根付かせていくべきだ。
【補足】選択肢には、「利便性を追求する」「自然との共生という大切な視点」という、本文と全く同じキーワードが並んでいる。
しかし、本文では「利便性を求めすぎて、自然との共生を見失うな(対立)」であるのに対し、
選択肢では「利便性を追求することで自然との共生を根付かせる(順接・手段)」という真逆の文脈にすり替わっている。
②選択肢の同値関係
・選択肢(命題)Aとその裏(AならばB⇔Aでないなら、Bでない)と対偶(AならばB⇔Bでないなら、Aではない)を述べている選択肢B(裏)は、実はどちらも同じ意味である。
(これだけ見ると、なんの事か分かりずらいですが、後述している❸具体例を見ていただけるとわかりやすいです。)
❶理由
・正解は必ず1つであるのに対し、本質的には同じ意味を述べているため、正解にはならないから。
❷対策
【裏】
選択肢を見た時に、「〜だから、〇〇する」と「〜ではないから、〇〇しない」という、肯定と否定がセットでひっくり返っているだけの選択肢のペアを探す。
【対偶】
「A(原因)だからB(結果)」という因果関係に対して
「B(原因)でないからAでない(結果)」という、
因果関係が逆転して更に否定されている構造を見つける。
❸具体例
選択肢A:自然を客観的に観察することで、科学は大きく発展した。
【裏】
選択肢B:自然を主観的にしか捉えられない間は、科学が進歩することはない。
【対偶】
選択肢C:科学が進歩していないのは、自然を主観的にしか捉えられないからだ。
【補足】一見すると、言葉が違うため意味も違うように見えますが、結局は同じことを述べています。
③文末のすり替え
・選択肢の途中まで正解であっても、最後で違う。
❶理由はそのままのため省きます。
❷対策
⒈選択肢の最後まで全ての情報が本文と一致しているか確認する。
⒉選択肢の文末だけを比べ、「問題が聞いていること」「筆者が述べていること」に合っているか確認する。
❸具体例もそのままのため省略
④部分一致
・だいたいあっていても、話の趣旨が違ったり、すり替わったりしている。
❶理由はそのままのため省略
❷対策
・「言葉」そのものではなく、「言葉のつながり(主語・述語・因果)」が本文と同じ関係性で結ばれているか見る。
❸具体例
本文:「西洋の個人主義は近代化の原動力のなったが、東洋の共同体意識は人と人との繋がりを重視した。」
不正解の選択肢:「東洋では個人主義の導入によって共同体意識が崩壊し、人との繋がりが失われてしまった。」
⑤蛇足
・本文にない「筆者の憶測」「過度な具体例」などが紛れ込んでいる。
❶理由は今回も省略
❷対策
⒈本文と一致していても、余計な情報がないか確認する。
⒉選択肢の情報を「主語」「条件」「結果」などにパーツ分けし、全てのパーツにおいて「本文に根拠があるか」を確認する。
❸具体例
⒈本文にはない具体例がある。
⒉本文にはない主張がある。
本文:A(原因)によってB(結果)した結果、C(結果)している。【A→B→C】
不正解の選択肢:A(原因)のせいで、D(本文にはない結果)になった。【A→W】
⑥すり替え
1⃣因果関係のすり替え
・原因と結果のすり替え
・本文とは別の理由が書かれている。
❶理由は省略
❷対策
⒈選択肢の、因果関係を表す接続や助詞(「〜によって」「〜の結果」「〜のために」「〜から」「〜ゆえに」)に印をつけ、本文と合っているか確認する。
❸具体例
本文:A(原因)だからB(結果)になった
不正解の選択肢: B(原因)のせいでA(結果)になった。
不正解の選択肢:C(本文にない原因)のせいでB(結果)になった。
2️⃣主客のすり替え
・「行為を行う側(主語・能動)」と「行為を受ける側(客誤・受動・目的語)」が本文と違う。
❶理由は省略
❷対策
⒈本文と選択肢の主語→客語の矢印の向きを照らし合わせる
⒉選択肢を「主語」「条件」「結果」などにパーツ分けし、それぞれが本文と因果関係の向きまで一致しているか。
❸具体例
本文:【主語A】が【客語B】に〜する(A→B)
不正解の選択肢:【主語B】が【客語A】に〜する(B→A)
⑦評価の逆転
・筆者のポジティブ/ネガティブな評価が、選択肢では逆転している。
❶理由は省略
❷対策
・本文の筆者の評価と選択肢での評価に「➕」「➖」など印をつけ、比べ合わせる。
❸具体例はそのままのため省略
さいごに
⑵選択肢の罠はこれで以上です!
大学進学と留学のためにお金を貯めているので、応援よろしくお願いします。🙏🙇♀️
