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一緒に、これからの話をしよう。

暮らしの延長にある産後ケアを、一緒につくってくれる助産師さんへ

こんにちは。
株式会社With Midwife代表、助産師の岸畑聖月です。
今日は、少しだけあなたのこれからのお話をさせてください。
私たちは今、東京・中野で「Jicca Nakano」という産前産後ケアの場所を創出しています。Jiccaは、産後ケアを提供するためのホテルでも、病院でもありません。

マンションの一室を活用した、暮らしの延長にある産後ケア施設です。
大きなロビーがあるわけでも、非日常のラグジュアリーを提供する場所でもありません。(映えスポットもなく、SNSは盛り上がらないのが難点ですが…そこも愛してます。笑)
でも、赤ちゃんを抱えて不安な夜に、すぐそばに助産師がいること。
温かいごはんが届くこと。
少しのあいだ赤ちゃんを安心して預けて眠れること。
授乳や抱っこ、寝かしつけの小さな迷いを、その場で一緒に整理できること。
そういう、産後の暮らしに本当に必要なものを、できるだけ生活の近くに置きたいと思ってつくった場所です。

「産後ケア」は、特別な人だけのものではない

助産師として働いていると、産後のご家庭がどれほどギリギリのところで日々を回しているかを、何度も目にします。
出産は終わった瞬間に「おめでとう」と言われます。
でも本当は、そこから始まる毎日のほうが、ずっと長い。
眠れない。
食べられない。
何が正解か分からない。
赤ちゃんはかわいいのに、心が追いつかない。
夫婦で一緒に頑張りたいのに、すれ違ってしまう。
そんな時に、誰かがそばにいて、少し休めて、話せて、整えられる場所があることは、決して贅沢ではないと思っています。むしろインフラであるべきです。
産後ケアは、特別な人だけが使うものではなく、本来はもっと当たり前に、子育てのはじまりに置かれていていいものです。
Jiccaでは、ママだけでなく、パパやご家族も含めて支えたいと思っています。赤ちゃんだけを見るのではなく、その赤ちゃんを迎えた家族全体を見たい。
そのためには、病院の中のケアとはまた違う、暮らしに近い助産師の関わりが必要になります。

立ち上げ期だからこそ、決まっていないこともたくさんあります

正直に言うと、Jicca Nakanoはまだ完成された場所ではありません。
毎日のように、
「この案内の方が安心だったかもしれない」
「この動線は少し分かりにくかったかもしれない」
「この声かけで、もっと休めたかもしれない」
と、私も現場で考え続けています。
産後ケアの形も、Jiccaらしい運営の形も、まだまだ磨いている途中です。
だからこそ、今回募集したいのは、ただ決まった業務をこなす方ではありません。
もちろん、助産師としての専門性はとても大切です。
授乳支援、沐浴、赤ちゃんの観察、産後の身体やこころへのケア。
その一つひとつが、利用されるご家庭の安心につながります。
でも同じくらい、
「どうしたらもっと安心できるか」
「どうしたらもっと休めるか」
「どうしたらこの家族にとって無理のない形になるか」
一緒に考えてくださる方と働きたいと思っています。
Jicca Nakanoでは、チェックイン・チェックアウト対応、簡単な食事準備や配膳、清掃、オンライン相談、予約対応、掲示物づくり、SNS発信など、運営に関わる仕事もあります。
「助産師なのに、そんなこともするの?」と思う方もいるかもしれません。
でも私は、暮らしに近い産後ケアをつくるということは、赤ちゃんだけを見ることではなく、その人の生活全体を支えることだと思っています。
温かいごはんを届けることも、
お部屋を整えることも、
迷わず過ごせる案内をつくることも、
その家族にとってはケアの一部です。

病院ではない場所で、助産師の力を活かすということ

助産師の仕事は、本当に尊い仕事です。
でも一方で、病院の中だけでは届かないものもあります。
退院した後の暮らし。
夜中の不安。
夫婦の役割分担。
実家に頼れない孤独。
仕事復帰を見据えた生活設計。
そういうものは、医療の枠組みだけではすくいきれないことがあります。
Jicca Nakanoでやりたいのは、助産師の専門性を、もっと生活のそばに置くことです。
「何かあったら病院へ」だけではなく、
「ちょっと不安だから助産師に聞いてみよう」
「今日は少し預けて眠ろう」
「夫婦で一緒に教えてもらおう」
そんな選択肢を、産後の暮らしの中に自然に置きたい。
それは、これまでの助産師の働き方とは少し違うかもしれません。
でも、これからの社会にはきっと必要な助産師の在り方だと思っています。

こんな方と出会いたいです

今回、若干名の助産師さんを追加募集します。
臨床経験がある方はもちろん歓迎です。
夜勤に入れる方、チームで協力しながら動ける方、自立して業務を進められる方も、とてもありがたいです。
そして何より、With Midwifeの理念である
生まれることのできなかった、たったひとつの命でさえも取り残されない未来」に、少しでも共感してくださる方と出会いたいです。
私たちは、目の前に生まれてきた命だけではなく、流産や死産、喪失、孤立、不安の中にある見えにくい命や家族の存在も、取り残したくないと思っています。
だからこそ、Jicca Nakanoも、ただの産後ケア施設ではなく、
「ここに来てよかった」
「少し休めた」
「また育児に向き合えそう」
と思える場所に育てていきたい。
完成された正解があるわけではありません。
でも、一緒に考えて、一緒に動いて、一緒に育ててくれる仲間がいれば、きっともっと良い場所にできると思っています。

最後に

Jicca Nakanoは、まだ実証中の取り組みです。
勤務期間も現時点では2026年8月31日までを予定しています。
ただ、ここで生まれる経験や仕組みは、きっとこれからの産後ケアの形につながっていくと思っています。また確実に、関わってくれた助産師さんのキャリアに繋がります。
また運営状況やご希望によっては、産後ケアに限らず、今後もWith Midwifeの中で継続的な関わりをご相談する可能性もあります。
病院の中だけではない助産師の働き方に関心がある方。
母子だけでなく、パパや家族全体を支えたい方。
マニュアル通りではなく、目の前の家族に合わせて考えたい方。
立ち上げ期の現場を、一緒につくってみたい方。
ぜひ、エントリーをお待ちしています。
詳細・エントリーはこちらです。


Jicca Nakanoを、そしてこれからの産後ケアを、
一緒につくってくださる方に出会えますように。

株式会社With Midwife 代表取締役
岸畑 聖月

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