あなたの苗字の由来は
うのしです。
苗字って面白い。
「山田」なら山と田んぼ。
「川口」なら川の入り口。
何となく由来が想像できる。
でも、よく考えると途中から分からなくなる。
例えば「松本」。
松は分かる。
近くに松の木があったのかな、と思う。
でも「本」は何だろう。
本屋の本?
読書の本?
そう考えると急によく分からなくなる。
実は昔の苗字は、今の感覚で漢字を読むと分からなくなることが多い。
「本」は昔、
根元、ふもと、始まり
という意味で使われていた。
だから松本は、
「松の木の根元」
「大きな松のそば」
という意味になる。
昔の人にとっては当たり前の表現だったのだろう。
でも、ここでさらに疑問が出てくる。
そもそも、なぜそんな名前になったのか。
苗字の由来を調べると、多くは次のようなものから生まれている。
地形(山、川、谷、野)
植物(松、桜、竹、杉)
建物(井戸、橋、宮)
方角(東、西、南、北)
地名
役職や職業
つまり昔の苗字は、
「どこに住んでいる人か」
を説明するためのものだった。
今でいう住所みたいなものだ。
ただ、全てが分かりやすいわけではない。
中には、
「なんでこの漢字?」
と思う苗字もある。
それは、
昔の地名が消えたり、
昔の言葉が使われなくなったり、
当て字が使われたりしているからだ。
実際、僕の苗字もそうだ。
山もない。
川もない。
田んぼもない。
見ただけでは何を表しているのか分からない。
だからこそ気になる。
先祖は何を見ていたんだろう。
どんな景色の中で暮らしていたんだろう。
もしかすると苗字は、
今の自分を表すものではなく、
先祖が生きていた世界の痕跡
なのかもしれない。
山田の人は山と田んぼを。
松本の人は大きな松を。
誰かは神社を。
誰かは川を。
そして自分の苗字にも、まだ知らない景色が隠れている。
そう考えると、普段何気なく書いている名前が少しだけ面白く見えてくる。
あなたの苗字は、由来を想像できますか?
① なんとなく分かる
② 一部だけ分かる
③ 全く分からない
④ 調べたことがある
コメントで教えてください。
学生生活終了まで残り、284日。
