【防御極振り】母乳の「アイアンマン」ラクトフェリン。「聖なるバリア」が強すぐる件
どうもみなさま、こんばんみ。
食品研究員(元)のビーム水です。(`・ω・´)
最近、抱っこ紐を装着するスピードがF1のピットクルー並みに速くなってきました。 もし私がRed Bullのピットクルーに紛れていても、バレないかもしれません。(※F1が趣味です。)
さて、前回までは「スフィンゴミエリン(雪印)」などの「構造・神経」の話をしてきましたが、今回は「森永」のターンです。
紹介するのは、免疫界の絶対的エース、 「ラクトフェリン」。
これ、名前は聞いたことある人も多いと思います。ヨーグルトとかに入ってますよね。 でも、こいつが体の中でどんな仕事をしているかを知ると、ビビりますよ。
一言で言うなら、 「聖なるバリアミラーフォース」 ですね。
(次回、ビーム水死す)
はい、という鉄板の遊戯王ネタ(次回予告)をやったところで、
今回は、ラクトフェリン研究のパイオニア、森永のデータを元に、
その鉄壁の防御システムについて解説します。
(ちゃんとした説明を見たい人はコチラ:森永ラクトフェリン研究)
【その1:正体は「アイアンマン」】
まず、ラクトフェリンって何?って話ですが、 平たくいうと、「鉄」をめっちゃくっつけるタンパク質です。
で、ラクトフェリンは母乳、特に産後数日の「初乳」にめちゃくちゃ多く含まれている成分です。
「初乳」って、赤ちゃんを感染症から守る成分が多く配合されているって聞いたことありませんか?
つまり、ラクトフェリンは、無防備な赤ちゃんを鉄壁の守りでガードする、まさに「赤ちゃんのためのアイアンマン」なのです。
【その2:スキル「聖なるバリア」発動】
ここからが本題。 ラクトフェリンが腸に届くと何が起きるか。 わかりやすく、みんな大好き国民的教科書「遊戯王」で解説します。
インセクター羽蛾: 「ヒョヒョヒョ!オレ様のターン! 手札から『ノロウイルス』を攻撃表示で召喚! 未熟な赤子の腸に、ダイレクトアタックだァ!!」
遊戯: 「それはどうかな? リバースカード、オープン!!トラップカード『聖なるバリア ラクトフェリン』発動!!」
羽蛾:「ナ、ナンダトォ!?」
遊戯: 「このカードには、次の2つの特殊効果がある!」
効果①:鉄(アイアン)の強制没収
遊戯: 「ラクトフェリンは、フィールド上の『鉄』を全て吸着する!」
効果②:絶対防御(シールド)
遊戯: 「さらに!このカードはフィールドバリアを形成する! 貴様のウイルスは、細胞に触れることすらできない!」
……はい。(`・ω・´) 大変わかりやすい内容ですね。
要するに、
「お前の武器(鉄)、全部没収な」と言って弱体化させ(抗菌)、
「ここから先は通さん」と物理的に弾き返す(付着阻害)。
ただ戦うのではなく、「そもそも寄せ付けない」「フィールド魔法で場を支配する」。 これがラクトフェリンという成分の特徴なのです。
【その3:味方には「祝福」を与える】
ラクトフェリンの凄いところは、敵には厳しいのに、味方にはめちゃくちゃ優しいところです。
「ビフィズス菌」などの善玉菌に対しては、 「そなたらには、この地で繁栄する許可を与えよう」 と、増殖を助ける働き(プレバイオティクス機能)まで持っています。
敵(悪玉菌) → 結界で弾く、無力化する。
味方(善玉菌) → 守って育てる。
まさに「腸内の守護神」と呼ぶにふさわしい働きです。
【その4:森永乳業という「賢者」】
で、実は森永、1986年に世界で初めて育児用ミルクにラクトフェリンを配合しました。
これ、魔法(技術)レベルが相当高くないと無理なんです。 なぜなら、ラクトフェリンは「熱に弱い」から。 通常だと殺菌でタンパク質が変性します。
そこをエクスペクト・パトローナムな魔法(高度な技術)で乗り越えて、ミルク缶に封じ込めた森永の執念。 森永の「はぐくみ」には過去の研究員たちの祈りが込められています。
ちなみにですが、ラクトフェリンの結界は、「胃酸」という強力な酸に弱いです。 赤ちゃんの胃はまだ優しいので大丈夫ですが、大人の胃酸だと、腸に届く前に結界が溶かされちゃうことが多いんです。だから大人が摂るなら、「腸まで届く」の加工がされたサプリやヨーグルトを選ぶのが正解です。 (ただし、怪しいサプリも正直あるので注意しましょう。)
【結論】
ラクトフェリンは、「アイアンマン」であり「遊戯王」でもあり、「ハリポタ」でもある。じゃなくて、ラクトフェリンは「聖なるバリア」を作る。
赤ちゃんにとって: 外敵を弾き、お腹の中に安全地帯を作るシールド。
大人にとって: 乱れた腸内環境を整え、守りを固める結界魔法。
風邪や感染症が気になる季節。 ラクトフェリンのバリアを展開して、
お腹の中から鉄壁の防御を固めていきましょう。
現場からは以上です。 ビーム水でした。( ´・ω・`)ノ~バイバイ
