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大人のための「王道作品」履修計画

少し前なのだけれど、いまさら『機動戦士ガンダム』を見た。

いわゆる「ファースト」と呼ばれる作品である。

少し前に、スタジオカラーが制作した『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』を見たのだけれど、もともとガンダムを見ていなかったこともあり、元ネタを十分に知らず、いまひとつ楽しみきれなかった。そこで、この機会にファーストガンダムを見てみることにしたのである。

奥さんは「絶対にガンダムは見ない」と宣言していたのだが、ファーストガンダムの面白さをプレゼンし(見たことないのに笑)、なんとか一緒に見てもらうことになった。約50話もあるので、ただ見るだけでも結構大変である。

とりあえずファーストは通して見て、その後、続編である『機動戦士Zゼータガンダム』の約50話も見た。さらに、映画である『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』も見た。

ガンダムマニアからすればまだまだ初級の段階だと思うのだが、それでも、アニメにして約100話+映画を見たというわけだ。ひとまず、メインどころのストーリーの入門部分は押さえられたのではないかと思っている。

この中ではやはり「ファースト」と呼ばれる一番最初のガンダムが最も面白く、内容としても濃かったように思う。人間ドラマもすごかった。

もちろん昔の作品なので、作画が古いと感じることはある。それでも、やはりここまで有名になっただけのことはあるな、と。放映当時は、あまり人気が振るわなかったという話も聞いているが、それでも後世にこれほど大きな影響を残したというのは、作品そのものに相当な力があったからなのだろう。

僕は少しひねくれているので、これまであまり「王道の作品」を見てこなかった。ガンダムに触れてなかったのはそのため。

しかし、もはやガンダムは「教養」なのではないかと思ったので今回見てみたのだけれど、やはり教養だったな、と。今の社会で普通に生きていると、ガンダムに由来するものはそこら中にある。その元ネタを一応知っていれば、それに気づき、反応することができる。それだけでも、見た意味はあるのかな、と思う。

知っているのと知らないのとでは、見えるものが違ってくる。コミュニケーションの取り方も変わる。それが教養ということなのだろう。

教養というのは、そのコミュニティが当たり前のように知っておくべきことを、自分も押さえておく、ということになるのだろうか。

そうであるならば、僕は『ドラゴンボール』も読んでいないし、『SLAM DUNK』も読んでいない。そのあたりの王道作品をしっかり押さえておくことも、結構大事なような気がしてきた。

幸い大人なので、経済力だけはある。そういった王道の作品をきちんと押さえることを、今後は意識していきたいと思っている。あくまでも教養として。

僕より少し上の世代にとっての王道作品もある。例えば『北斗の拳』は、概念としては知っているけれど、きちんと読んだことはない。こういった作品もしっかり押さえておいたほうがよいのだろうと思った。

いまだに名前が残っている作品というのは、純粋に質が高いということもあるし、流行を「乗り越えた」といえるものだから、価値がある。現代作品にオマージュされていることもあるだろう。

考えてみれば、ちょっと前に「名作映画をきちんと見ておこう」ということで「ゴッドファーザー」や、キューブリックの作品を見たのだけれど、どれも抜群に面白かった。名作というのは「古い、つまらない」イメージがあるけれど、全くそんなことはないな、と。




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