「AI疲れ」の到来!noteが読まれるために必要な3つの要素
2025年は、間違いなくAIの年でした。
文章も、画像も、音声も、動画も。「できないこと」を探すほうが難しくなって、「すごい」という感動を通り越して、もはや日常になってしまいました。
では、その結果として何が起きたのか。
AIで書いたであろう記事、AIで作ったであろうKindle本、どう見てもAIっぽさが漏れ出ているSNS投稿。そういったコンテンツが世の中にあふれ返り、少しずつ「人間味」というものが消えてきているように感じています。
AIがラクなのは、よくわかります。本当にラクなんです。
構成は整うし、誤字もない。論理も崩れない。「やめられない」という感覚は、正直なところ私も理解できます。
ただ、「AIを使うことで逆に信用を失っているケースが増えている」というのも、れっきとした事実としてあります。
最近、ありがたいことにこんな感想をいただく機会が増えてきました。 「人間らしい文章ですね」 「読みやすくて、スッと入ってきました」 「文体がすごく魅力的です」

文章の読みやすさはずっとこだわってきた部分なので、この言葉をいただいたときは本当にうれしかったです。
と同時に、こう思ったんです。
……これって今の時代、かなり強い褒め言葉なんじゃないか、と。
そこから、「良い文章とは何か」について、本気で考えるようになりました。
読んでもらうためには、フォロワー数もインプレッションも大切です。内容でいえば、網羅性や論理性も必要になります。
でも、どれも決め手にはならない。
考えに考えた末に、私がたどり着いた答えはこれでした。
「気持ちよさ」である、と。
AIが加速し、コンテンツがあふれ、読まれるハードルが日に日に上がっている今、この「気持ちよさ」は非常に重要な要素だと考えています。
「気持ちよさ」と聞くと、感覚論のようで、ふわっとしていて、再現性がなさそうに聞こえるかもしれません。
でも、今まさに読まれている文章の正体って、ほぼこれだと思っています。
ひとつ誤解しないでほしいのですが、ここで言う「気持ちよさ」は、エモさでも、感動ポルノでもありません。
もっと地味で、もっと生理的で、もっと脳に近い話です。
一言でいうなら、「脳が疲れないこと」。これだけです。

少し考えてみてください。あなたがnoteを読むのは、どんなときでしょうか?
通勤中、寝る前、仕事の合間、なんとなく現実逃避したいとき——だいたいこのどれかではないでしょうか。
「よし、学ぶぞ!」と気合を入れてパソコンの前に座り、文章を読む人は、ほとんどいません。
つまり、文章を読む前の読者の脳は、すでに疲れている状態がほとんどなのです。
その状態で、情報が多すぎる、前置きが長い、結論がなかなか出てこない、おまけに「機械的なAIっぽい文章」が来たら——読者はどう感じると思いますか?
お察しの通りです。
だからこそ、書き手はそこまで考えなければならない。内容の良し悪しより先に、「読む側の立場に立てているか」が問われているのです。
これが、AI時代のライティングだと私は思っています。
最近、みんな「AIに疲れてきている」というのを強く感じるようになりました。
「正しい文章」「機械的な文章」「論理的な文章」——これらは全部AIが得意とするものであり、もはや「できて当たり前」の領域になってしまいました。
文章そのものの価値は相対的に下がり、一方でより高い完成度が求められている。そんな現状があります。
読者の脳は常にこう問いかけています。
もっと面白いコンテンツはないのか?
そんな状況の中で、私たち発信者は戦っているわけです。
「またこれか……」「どっかで見たやつだな」「最後まで読まなくてもだいたいわかる」
こう思われてしまったら、もう終わりです。
でも逆にいえば、内容がありきたりであっても読者を踏みとどまらせることができる——それが「気持ちよさ」の力だと思っています。
では、人はどんなときに「気持ちいい」と感じるのでしょうか。
細かく言えばいろいろありますが、私なりに整理するとこの3つに集約されます。
①言語化——モヤモヤが、きれいに整理されたとき
②共感——「それ、わかる!」が生まれたとき
③文体——文字から、書き手の温度が伝わったとき
これからの時代は、この3つを意識できているかどうかで、「読まれる人」と「読まれない人」の差がはっきり分かれていくと思っています。
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