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映画の感想 ナイトフラワー

映画を見た直後に感想をわーっと言うまでが映画だと思っているので、感じたことをおもうままに書いていくよ。

簡単なあらすじは、子供のいる生活の苦しいシングルマザーが薬物を売る、それの対比ででてくる裕福な家の母親の心がぶっ壊れてしまった話誰も救えないけれど、結果的に薬の売人の元締めしか得しなかった系の話、めんどいのが消えてくれたというか、良い夢見せてやったぞてきなそんな感じで。

あまりドラマみたいな映画は自分で選んで見ないタイプの映画だったのでとても新鮮な気持ちで、なおかつとりあえず予告とか見ないで事前情報なしに見に行ってきた。
多分たしかに私の世界観かも。
「おもしろい」か「おもしろくない」かに分類できないタイプのもので、私としては「こんな映画もあるのか〜」みたいな位置にいる。

まずは一言感想。ラストは行間を読んで、見た人の解釈に委ねるタイプの映画だった。


シングルマザーが苦しいから抜け出すんだけど、その時に得られた安寧は本当に束の間で、悪い方法で幸せになるとどこかでみつかって、裁かれるっていう対価がおおきいみたいな話。
私の体感で行くと、湊かなえの告白のようなラストだった。みるがわにまかせる!

人はどんなタイミングで闇に落ちるかわからない。
路地裏で足を止めるか通り過ぎるかのほんの一瞬浮かび上がってきた選択肢で、この先がわかれる。

誰だってそうなのかもしれないけど、切り詰めて手を尽くしてもずっと苦しい人は、ああ、もしかしたら救われるかもなんておもったら、わりとあっさりとまっとうじゃないことにも手を染めてしまう。
それはきっと、ほかに選択肢もなかったり、気が付かせてくれる人がいてもいなくても。
綱渡りの落ちた先かも。

被害者も加害者も、銃の一つでくつがえる。

家出して薬物にも手を染めてしまった裕福な家の女子大学生は、最後車にはねられて死亡する。
その母親は、探偵に娘がつるんでる連中のこととか薬物のこととかを調べてもらって、お金があるから銃を手にした。
ただ嘆き悲しんでいれば、まだ完全な被害者でいられたのに。だけど、それでも彼女は手に入れたのだ。その旦那はと言えば、お茶くみ係とか家政婦くらいにしか感じていないっぽい事が伺えた。
映画の虚構の中の話なのかもしれないとしても、殺せる手段を手に入れてしまえば、人は復讐に走るんだな?

お金の有無が心の豊かさではない


みたいなやつもあったのかなー?
家が裕福でも楽しくなければ意味がないというか、ぎりぎりでもくるしくても楽しいこともあるの対比が顕著。
女子大生の家は裕福な家なのに薄暗くてあんまり楽しくなさそうな雰囲気だったのは、石坂浩二のでてくる犬神家の一族とおなじ空気。いや、あれほど重くはないけどそれに近しい雰囲気を感じた。
主人公の方の家は散らかっているけれど子供にかける愛情がある。

いろんな登場人物

それから、おそらくもうひとりの主役で、キックボクシングの選手の女の人。
なんというか、子供の面倒を見ているシーンにとてもほっこりしつつ、だけどその、やっぱりシングルマザーの薬物の売買に手を貸してしまったから、どうにも、ならなかったなぁ……。
キックボクシングの選手の女の人とつるんでいる男の人の活躍の印象は、ちょっと薄かった。うーん。善人ではないけどそうせざるを得なかった背景があるんだろうと。

薬の売人の元締めの男の人。
「母親」という存在に弱いんだろうか。最後までつかみどころはなかったけど、ある意味筋は通っていたのではないかとか。舞台装置でしかないにしても存在感あったなぁ。
だけど、こういう人は人情味があるふりをしておきながらやってることはブラックだからつまりそういうこと。それがカリスマというもの?

裏社会にうっすら手を染めると、うっすらだったとしても後戻りは不可能でたたひたすら壊滅だった。
なんかそんな感じ。

映画を見ながら食べたポップコーンおいしかったなー。とんがりコーン味だと思ったらまさかとんがりコーンとポップコーン同居してるもんな。

あれ、もしやさんまのまんまにでてた二人ってこの映画の告知もあったのかな?

ポップコーンの話はこちら


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