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仕事は好きなのに、会社への気持ちが離れた

私は、仕事が嫌いではありません。むしろ、好きな方だと思います。

誰かの困りごとを聞いて、どうしたら良くできるか考えること。伝えたいことを整理して、相手に届く形にすること。「これをやったら、きっと役に立てるはず」と考えながら仕事をする時間は、今でも楽しいです。

だからこそ、最近少し不思議な感覚があります。

仕事を辞めたいと思う瞬間がある。でも、それは仕事そのものが嫌だからではありません。仕事内容が合わないからでもありません。

「何かが違う」。そう感じることが増えました。


1.頑張りたいのに、前に進まない時がある

仕事をしていると、努力や能力だけでは解決できないことがあります。それは、必要な情報や目的が共有されているかどうかです。

仕事を進める時に大切なのは、「何をするか」だけではありません。なぜ、それをするのか。何を目指しているのか。どんな状態になれば成功なのか。そこが分かることで、自分で考えて動くことができます。

逆に、目的や背景が分からないまま進めると、不安が残ります。「これで合っているのかな」「本当は違う方向なのではないかな」。そんなことを考えながら仕事をすることになります。

2.自分で考えることと、手探りで進めることは違う

仕事では「自分で考えて動くこと」が大切だと言われます。私も、それはその通りだと思います。言われたことだけをこなすよりも、自分なりに考えて工夫する方が、仕事はずっと面白い。

でも、自分で考えるためには材料が必要です。目的、背景、判断基準。それらがあるからこそ、自分の考えを持って動くことができます。

何も分からない状態で「任せる」と言われることと、必要な情報を持った上で自由に考えられることは、似ているようで違います。前者は、時に一人で抱えることになります。

3.「分からなければ聞けばいい」の難しさ

もちろん、分からないことは聞けばいい。それは正しいと思います。

ただ、現実には「聞く」という行動にも環境が必要だと感じます。相手が忙しそうで声をかけるタイミングを迷う。誰に聞けばいいのか分からない。確認したいことがあっても、すぐに返事をもらえるとは限らない。そんな状況では、質問すること自体に迷いが生まれます。

結果として、自分なりに考えて進める。でも、後から前提が違っていたことに気づく。そして手戻りになる。誰かが悪いというより、情報の流れや仕組みの問題なのだと思います。

4.組織が変化するときに必要なもの

人が増えたり、環境が変わったりすると、今まで自然にできていたことが難しくなることがあります。

少人数の時は、会話の中で共有できていたこと。近くにいる人なら分かっていたこと。そういうものが、人数が増えるほど届きにくくなる。

だからこそ、組織が大きくなるほど必要なのは、細かい指示を増やすことではなく、「同じ方向を見るための情報」なのだと思います。目的を共有すること。判断する基準を持つこと。誰がどこまで決められるのかを明確にすること。

自由に働くためには、実は自由になるための土台が必要なのだと思います。

5.私は何のために働くのか

そんなことを考えるようになった時、改めて「私は何のために働いているんだろう」と考えました。

仕事で成長したい。誰かの役に立ちたい。そういう気持ちは、今でもあります。でも、それだけが人生の目的ではありません。

私は、大切な人との時間を大事にしたい。好きな人と一緒に過ごす時間を守りたい。好きな場所に行って、ゆっくり話して、何でもない時間を楽しみたい。

そのためには、お金も必要です。だから働く。私にとって仕事は、人生そのものではなく、大切な人生を守るための手段でもあります。

6.会社以外の選択肢を持ちたいと思った

今の仕事を否定したいわけではありません。仕事を通じて得られる経験や、人との関わりから学ぶことは、たくさんあります。

でも、ひとつの環境だけに自分の未来を預けるのではなく、自分で選べる状態にはしておきたいと思うようになりました。

働き方を考えること。収入の柱を増やすこと。自分が大切にしたいものを守るために準備すること。それは、今いる場所から逃げるためではなく、これからの人生を自分で選ぶためなのだと思います。

7.大切なものを守るために働く

働く理由は、人によって違います。仕事で大きな成果を出したい人もいる。キャリアを積みたい人もいる。好きな仕事を極めたい人もいる。どれも素敵な働き方だと思います。

私が大切にしたいのは、大切な人と過ごす時間です。その時間を守るために働く。そのために、自分の選択肢を増やしていく。

これからも、仕事のこと、お金のこと、暮らしのこと。自分にとって本当に大切なものを守るための働き方を考えていきたいと思います。

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