タクティカル・アーバニズム的な手法で“にぎわい”をつくれそうな、緩やかなカーブのバス通り
時々使うバス路線。そのバスの車窓から見える町並みが何となく気になっていました。
そのバス路線はゆる~くカーブする道路で、車通りはそれなりにあるのですが、そのカーブのおかげなのか車速が全体的にゆっくりしているように感じます。
ということで、そのバス路線を散策してみることにしました。

車窓からみて、何となく気付いてはいましたが、住宅地の中を通っているバス路線ではありますが、そこ道路に面して、それなりに商店又は元商店であったと思しき建物が並んでいることを再認識できました。元々、商店街という程の密度ではなかったのでしょうが、生活のインフラとしての商店が存在していたし、現在の少し残っているという状況です。
また、帰りは、そのバス通りそのものでなく、そこから一本住宅地の方に入った小道を遠回りして戻ってみました。そこには、様々なタイプの住まいが並んでいました。賃貸アパートから、ファミリータイプと思しきマンション、そして分譲の戸建て住宅まで。
大月先生の「町を住みこなす」で、その重要性が指摘されている「多様性豊かな住環境」が形成されているように思えました。同時に、生産緑地を含む、上物が経っていないちょっとした空き地やポケットパークも散在していました。
緩やかなカーブの道路沿いに残っている商店群、一歩入った場所の居住環境の多様性、その周囲に散在するちょっとした空き地、こういった状況を踏まえると、このエリアでは、タクティカル・アーバニズムによって事件的に“にぎわい”を作り出す可能性がとても多く存在しているように感じられました。
これからも、地域の道を散策して、賑わいを新たに生み出すしかけについて考えていきたいと思います。
