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トイレの水の中

2026年5月31日

トイレの水の中から帰ってきた朝

今朝、変な夢を見た。

ぼーっとしてトイレに行った。

ところが気がつくと、
私はトイレのため水の中に浮かんでいる。

上を見ると、
誰かが便座に座った。

そして排尿が始まる。

普通なら大惨事だ。

ところが夢の中の私は平然としている。

むしろ、

「あら、香りのするシャワーみたい」

そんな感じだった。

やけにリアルだった。

水の感覚もある。

上に人がいる感じもある。

でも怖くない。

ただそこに浮いていた。

しばらくして、
気がつくとベッドに戻っている。

歩いた記憶はない。

ただ場面だけが切り替わった。

そして突然、

「あ、トイレ」

と思った。

起き上がろうとする。

スリッパを探す。

足がスリッパを感じる。

指先が床を感じる。

よっこいしょ、と力を入れて立とうとする。

その時だった。

「あれ?」

と思った。

さっきトイレにいなかったっけ?

私は今ベッドにいる。

でも少し前まで、
確かにトイレにいた気がする。

そこでハッと我に返った。

夢だったのだ。

今思うと、
この夢はトイレの夢というより、

「どこにいるのかわからなくなる夢」

だった。

トイレ。

水の中。

ベッド。

現実と夢の境界が溶けていた。

最近、
空想や宇宙や恒星の話を書いている。

でも最後に戻ってくるのは、
いつも身体だ。

足の指。

床の感触。

立ち上がる時の重さ。

夢の中では水に浮いていても、

帰ってくる場所は、
やっぱり足裏なんだなと思った。

宇宙を受信しても、
最後はスリッパを探している。

そんな朝だった。

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