心地よさを味わう練習
なんて爽やかな風なんだろう。
今日は、布団とシーツの肌触りまで気持ちいい。
こういう小さな心地よさを味わえる季節が、
僕は一番好きだ。
最近は4月と思えないくらい、気温が上がる日もある。
でも今日は、とても気持ちいい温度と湿度だった。
布団やシーツの肌触りが、さらさらして心地よい。
ただ寝転がっているだけなのに、少し幸せな気分になる。
あなたは、自分の枕や布団を愛でたことはあるだろうか。
僕は最近、こういう何気ない感覚を大切にしたいと思っている。
ふかふかしている。
さらさらしている。
肌に当たる風が気持ちいい。
部屋の空気がちょうどいい。
そういう小さな心地よさは、意識しないとすぐ通り過ぎてしまう。
でも、ちゃんと味わってみると、自分が何を好きなのか少し分かってくる。
僕はこの季節の、軽い布団と爽やかな風が好きだ。
暑すぎず、寒すぎず、体にまとわりつく感じもない。
心まで少し軽くなる。
たぶん、こういう感覚を味わうことは、自分の感情を知る練習にもなるのだと思う。
自分は今、何を心地よいと感じているのか。
どんな空気の中にいると、気持ちがやわらぐのか。
どんな肌触りや温度に、安心するのか。
そういうことを知っていると、自分を少し扱いやすくなる気がする。
毎日、特別なことが起きるわけではない。
大きな成果が出る日ばかりでもない。
でも、布団の肌触りが気持ちいいだけで、今日が少し良くなることがある。
窓から入る風が爽やかなだけで、心がふっと開くことがある。
僕はそういう小さな感覚を、見逃したくない。
いい気分をちゃんと感じる。
その感覚を、急いで流さずに味わう。
自分がどんな時に心地よくなるのかを知る。
それだけでも、少しずつ自分の輪郭が見えてくる気がする。
今の季節が一番好きな理由は、たぶんそこにある。
自然に気持ちよくなれる。
気を張らなくても、体が「いいな」と感じてくれる。
今日はその感覚を、布団と風が教えてくれた。
こういう何でもない一日を、ちゃんと味わえる自分でいたい。
