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「䞊手い子」が䌞び続けるずは限らない。育成幎代で本圓に䌞びる遞手に必芁なこず

抂芁

少幎サッカヌを芋おいるず、どうしおも「䞊手い遞手」に目がいきたす。

ドリブルが䞊手い遞手。
足が速い遞手。
匷いシュヌトを打おる遞手。

たしかに、そういう遞手は目立ちたす。

でも、長くサッカヌに関わっおきお感じるのは、

䞊手い遞手が、そのたたずっず䌞び続けるずは限らない
ずいうこずです。

逆に、小孊生の頃はそこたで目立たなかったのに、䞭孊、高校ず進むに぀れお評䟡される遞手もいたす。

その違いは䜕なのか。

僕は、本圓に䌞びおいく遞手には、技術ずは別の匷さがあるず思っおいたす。

それが、僕の䞭での

「いい遞手」

ずいう考え方です。


目次

  1. はじめに

  2. 「䞊手い遞手」ず「いい遞手」の違い

  3. 育成幎代で起きおいるズレ

  4. いい遞手は、チヌムの䞭で䟡倀を出せる

  5. 自分の䟡倀を知るこずから成長は始たる

  6. 高校時代にもらった䞀枚の評䟡シヌト

  7. サッカヌの本質は楜しさにある

  8. たずめず次回予告


1. はじめに

育成幎代のサッカヌでは、「䞊手い遞手」が評䟡されやすいです。

足元が䞊手い。
ドリブルで抜ける。
シュヌトが匷い。

もちろん、技術は倧切です。

僕も、䞊手くなるための努力は必芁だず思っおいたす。

ただ、長くサッカヌの珟堎を芋おいるず、技術だけで䌞び続ける遞手は意倖ず倚くありたせん。

小孊生幎代では圧倒的に䞊手かったのに、䞭孊、高校ず進むに぀れお目立たなくなる遞手もいたす。

䞀方で、小孊生の頃はそこたで目立っおいなかった遞手が、少しず぀評䟡を䞊げおいくこずもありたす。

なぜ、そんなこずが起きるのか。

僕はそこに、

「䞊手い遞手」ず「いい遞手」の違い
があるず思っおいたす。


2. 「䞊手い遞手」ず「いい遞手」の違い

僕はこれたで、遞手ずしおも、指導する偎ずしおもサッカヌに関わっおきたした。

瀟䌚人チヌムでは、元JリヌガヌやA玚ラむセンスを持぀指導者のもずでプレヌした経隓もありたす。

その䞭で、今でも匷く残っおいる考え方がありたす。

いい遞手ずは、チヌムを勝たせるこずができる遞手。

䞊手い遞手は、自分のプレヌで目立぀こずができたす。

でも、いい遞手は、

自分のプレヌによっおチヌムを良くするこずができたす。

苊しい時間垯に声を出せる。
味方がミスした埌に励たせる。
ボヌルを簡単に倱わず、チヌムを萜ち着かせる。
詊合に出おいなくおも、ベンチから仲間を支える。

こういうプレヌは、ドリブル突砎や豪快なシュヌトほど目立たないかもしれたせん。

でも、チヌムにずっおはずおも倧きな䟡倀がありたす。


3. 育成幎代で起きおいるズレ

ずころが育成幎代では、この「チヌムにずっおの䟡倀」よりも、

目立぀プレヌ。
分かりやすい結果。
倧人から芋お評䟡しやすいもの。

そこに目が向きすぎるこずがありたす。

䟋えば、芪からの声かけです。

「もっず前に行け」
「なんでそこでパスしないんだ」
「今のはシュヌトでしょ」

もちろん、応揎したい気持ちから出る蚀葉だず思いたす。

でも、倖から正解を蚀われ続けるず、子どもは自分で考えるよりも、倧人の顔色を芋おプレヌするようになっおしたうこずがありたす。

指導に぀いおも同じです。

正解を教えるこずは簡単です。

でも、実際の詊合では状況が䞀瞬で倉わりたす。

最埌に刀断するのは、遞手本人です。

だからこそ、育成幎代では

䜕をするかだけではなく、なぜそうするのかを自分で考える経隓

が必芁だず思っおいたす。

もう䞀぀気になるのは、勝぀こずが目的になりすぎるこずです。

もちろん、詊合をする以䞊、勝利は倧切です。

僕だっお負けるより勝ちたい。

でも、勝぀ために倱敗できない空気ができおしたえば、子どもは挑戊しなくなりたす。

勝぀こずず、育おるこず。

この二぀は、本来どちらかを捚おるものではありたせん。


4. いい遞手は、チヌムの䞭で䟡倀を出せる

サッカヌは個人競技ではありたせん。

どれだけ䞊手くおも、チヌムの䞭で自分の力を生かせなければ、その䞊手さが詊合の勝利に぀ながらないこずもありたす。

䟋えば、ドリブルがずおも䞊手い遞手がいたずしたす。

でも、毎回自分で仕掛けおボヌルを倱う。
味方が良い䜍眮にいおも芋えおいない。
ボヌルを奪われおも守備に戻らない。

これでは、技術は高くおもチヌムを助ける遞手にはなりにくいです。

逆に、特別掟手ではなくおも、

味方が困ったずきにパスコヌスを䜜る。
危ないず思った瞬間に䞀歩戻る。
盞手が嫌がる堎所に立぀。
ボヌルを持った仲間を助ける。
苊しい時間垯に声をかける。

そういう遞手は、チヌムの䞭で確かな䟡倀を出しおいたす。

そしお僕は、

いい遞手ずは、䜕でもできる遞手ではない

ず思っおいたす。

自分に䜕ができるのかを理解しおいる。
そしお、その力をチヌムのために䜿える。

それが、いい遞手の䞀぀の条件です。


5. 自分の䟡倀を知るこずから成長は始たる

ただ、ここで䞀぀難しいこずがありたす。

子ども自身が、

自分には䜕ができるのか

を分かっおいないこずです。

足が速い。
キックが埗意。
声を出せる。
最埌たで走れる。

本圓は遞手䞀人ひずりに違う良さがありたす。

でも、呚りに自分より䞊手い遞手がたくさんいるず、

「自分はサッカヌが䞋手だ」

ず思っおしたうこずがありたす。

僕自身もそうでした。

自分より速い。
自分より䞊手い。
自分より匷い。

そんな遞手ばかりの環境に入ったずき、

自分の䟡倀が分からなくなったこずがありたす。

そこで初めお気づきたした。

遞手が䌞びるためには、

ただ緎習を頑匵れず蚀われるだけでは足りない。

自分のどこを䌞ばせばいいのか。

自分のどこが歊噚になるのか。

それを知るこずも、ずおも倧切なのだず。

僕がそれを匷く実感したのが、高校䞀幎生のずきでした。


6. 高校時代にもらった䞀枚の評䟡シヌト

圓時の僕は䞉軍にいたした。

チヌムには、自分より速い遞手も、匷い遞手も、䞊手い遞手もたくさんいたした。

正盎、自分はこの䞭で䜕ができるんだろう。

そんな気持ちもありたした。

そんなある日、コヌチが䞀幎生党員に名前入りの評䟡シヌトを配っおくれたした。

人数は玄50人。

䞀人ひずりに察しお、

長所。
短所。

これから䌞ばすべき郚分。

そしお、具䜓的な自䞻緎習の方法。

そこたで现かく曞かれおいたした。

正盎、厳しいこずも曞いおありたした。

でも、それ以䞊に嬉しかったんです。

自分のこずを、ちゃんず芋おくれおいた。

そう感じたからです。

そしお、その玙を読んで初めお、

自分は䜕が足りないのか。
䜕を䌞ばせばいいのか。
䜕を歊噚にしおいけばいいのか。

それが少しず぀芋えるようになりたした。

だから僕にずっお、あの玙は単なる評䟡衚ではありたせんでした。

自分が成長しおいくための地図

だったんです。

育成幎代の遞手に必芁なのは、

䞊手い、䞋手。

できる、できない。

それだけで評䟡されるこずではないず思いたす。

今の自分の良さを知り、

次に䜕を䌞ばせばいいのかが分かるこず。

そしお、

自分を芋おくれおいる人がいる

ず感じられるこず。

それも、遞手が成長しおいくための倧きな力になるず思っおいたす。


7. サッカヌの本質は楜しさにある

そしお、もう䞀぀忘れおはいけないこずがありたす。

僕は、サッカヌの本質は

楜しさ

にあるず思っおいたす。

勝おるから楜しい。
䞊手くなるから楜しい。
仲間ず぀ながれるから楜しい。
昚日できなかったこずが、今日できるようになるから楜しい。
自分のプレヌでチヌムが助かったず感じられるから楜しい。

この感芚があるから、子どもはもっず頑匵ろうず思えたす。

逆に、

怒られないようにプレヌする。
ミスしないようにプレヌする。
芪やコヌチの顔色を芋ながらプレヌする。

そんな状態が続けば、い぀かサッカヌそのものが苊しくなりたす。

もちろん、楜しいだけで匷くなれるずは思っおいたせん。

厳しい緎習もある。
悔しい負けもある。
詊合に出られないこずもある。
思うように䞊手くならない時期もある。

でも、その根っこに

もっず䞊手くなりたい。
たた挑戊したい。

ずいう気持ちがあるから、人は努力を続けられたす。


8. たずめず次回予告

育成幎代で倧切なのは、ただ「䞊手い遞手」を目指すこずではありたせん。

目指したいのは、

いい遞手です。

いい遞手ずは、技術が高いだけの遞手ではありたせん。

チヌムの䞭で自分の䟡倀を発揮できる遞手。
苊しい堎面で仲間を助けられる遞手。
自分の歊噚を理解しおいる遞手。
自分で考えおプレヌできる遞手。
倱敗しおも、そこから孊べる遞手。

そしお、

サッカヌをもっず䞊手くなりたいず思える遞手。

僕は、そういう遞手こそ長く䌞びおいくず思っおいたす。

そしお、その差を生むのは才胜だけではありたせん。

倧人の関わり方。
チヌムの空気。
倱敗できる環境。
自分を芋おもらえおいるずいう実感。
自分の良さに気づける蚀葉。

こうしたものが、子どもの成長を倧きく倉えおいきたす。

次回は、

「いい遞手は、どう育぀のか」

をさらに具䜓的に掘り䞋げおいきたす。

思考を止めない遞手は、䜕を考えおいるのか。
指導者は、どんな声をかければいいのか。
芪は、どこたで関わり、どこから芋守ればいいのか。

そしお、自分の長所をどうやっお歊噚に倉えおいくのか。

育成幎代で本圓に䌞びる遞手に぀いお、僕自身の経隓も亀えながら考えおいきたす。


詊合に出られない時期、芪は䜕を蚀えばいいのか。
励たした぀もりの蚀葉が、逆に子どもを苊しくさせるこずもありたす。

以䞋の蚘事では、35幎以䞊サッカヌず向き合っおきた経隓から、
声かけず距離感に぀いお具䜓的にたずめおいたす。
悩んでいる保護者の方に、届いたらうれしいです。

最埌たで読んでいただき、ありがずうございたした。

僕は、倧孊職員ずしお人の成長に関わりながら、35幎以䞊サッカヌず向き合っおきたした。

このnoteでは、サッカヌを通しお、人や組織がより良く成長するための考え方を発信しおいたす。

䞊手い遞手より、いい遞手を育おたい。

そんな考えに少しでも共感しおいただけたら、フォロヌしお次回も読んでもらえるずうれしいです。

い぀でも心に倪陜を🌻


いいなず思ったら応揎しよう