【エッセイしりとりコンテスト】いつも私が車をぶつけるのは、きっと理由がある。『風が吹けばきっと桶屋が儲かる』
「風が強い日は外で遊んだらいかん。」
祖母が言っていたあの言葉を、私は未だに忘れられない。
幼少期は、フルタイムで働く母に代わって祖母が日中の私の世話をしていた。幼稚園、小学校から帰宅する先は祖父母宅。夏休みも毎日祖父母宅。
祖母は、あまり外で子どもを遊ばせるタイプではなかった。
還暦を過ぎてからの孫育て。もちろん身体がしんどかったのだろう(面倒くさかったのが本音だろう)。
上記のような意味の分からん理由を付けられること幾ばくか。
外であまり身体を動かすことなく、私は成長していった。
そんな血統書付きのインドアである私は、運動神経が恐ろしく悪い。
大人になった今は友人の格好のネタにされる(されにいく)ことがほどんどだが、子どもの頃は体育の時間が本当に嫌いだった。
なわとびの二重飛び、鉄棒の逆上がりは今まで一度もできたことがない。
リレーをすればトラック半周で3人に抜かされる。
運動会のかけっこでは、ビリじゃないだけで褒めちぎられる。
ドッジボールでは、外野までボールを投げ切ることができず相手コートにポトリと落ちる。
体力テストはいつもD判定。
(ただしドッジボールでボールを避け過ぎた所以か、反復横跳びだけは異様に成績がよかった)
運動神経は、5~6割が遺伝要因、残りが環境要因と言われている。
大人になり、いろいろ考えた私は思った。
私の運動神経は、運動経験不足だ。絶対に環境要因だと。
ボディイメージ、というワードをご存じだろうか?
自分の身体に対する自己イメージのことだ。子どもの頃の様々な運動経験を通して発達する。
車に乗った時を想像してみて欲しい。
車のボディは自分の身体とは違うが、なんとなく車の幅や長さがわかり、「ここなら通れそうだな」「このスピードで行ったらぶつかるな」というのが予測できると思う。その感覚がボディイメージだ。
私はその感覚が極端に低い。
自分の身体のみならず、自家用車さえもその傾向がある。
幸いなことに自損のみであるが、車は前後左右様々ぶつけており傷だらけ。
前面をぶつけたからバックして、そのまま後面もぶつけたことがある(やばい)。
前方の右折待ちの車を見て「今は通れなさそうだな」と判断し、待っていたら後ろから(早く行けと)クラクションを鳴らされること数回。
そして三角コーンを踏み潰すこと何回か…。
乗り慣れた車ですらこすりまくっているのだ。レンタカーなど、毎度「無事に返せてよかった…!」と安心している。
この傾向は、絶対に子どもの頃の運動経験不足に起因する。
そして元を辿れば祖母の
「風が強い日は外で遊んだらいかん。」
に終着する。
私は自信をもって、
「風が吹けば車をぶつける」
理論を推奨したい。
そうなると、懸念していることがある。
我が子の運動神経だ。
遺伝要因が5-6割と言われている中、我が子の運動神経はというと、今のところ中の下程度。私は実証したいのだ。
遺伝的に弱くても環境重視でクッソ鍛えれば、運動神経はそこそこよくなるんじゃないか。
という説を。
私は我が子に言いたい。
「風の日こそ、外で遊べ。」
今回マイキーさん主催の素敵な企画、『#エッセイしりとりコンテスト』につなげていただきました!
繋げて下さったのは、もりゆりさん。
初めてnoteの街で出会ったときからずっとファンです。サインください(真顔)。
どうしたらこんな素敵な文章を思いつくんだろう…。といつも思っているエッセイストの方の1人です。
もりゆりさんの話かと思いきや、誰でも一度は考えたことのある「心のざわつき」を表現していたり、「自分もこう考えたい!」と元気をもらったり。
誰かの心に「言葉の杭」を打ち込むのが上手なお姉さまです。
そしてすみません、今回フードエッセイじゃないです(笑)
お許しを~~。
同時期にもう1人、トド子さんからもバトンを受け取っていました。
3児のママであるトド子さん。お子さん方と関わっていてご自身が感じたこと、したことや家族旅行などを発信されています。
トド子さんは、文面からも「いい母ちゃん」なのがひしひしと伝わるのがいいんですよねぇ~。文面から人柄や雰囲気が伝わってきます(こんなママ友欲しいぜぇ~~)。そして読後ほっこりするのもトド子さんの記事の特徴。
母親初心者として「こんな関わり方をしたいな」「今後の参考にしよう」と思って読ませていただいています。
今回この企画が8/31締め切りのため、トド子さんから頂いたバトンは期限切れ…。すみません。陳謝。
そして締め切りが近いため、私が頂いたバトンはここに置いておくことにします。参加させていただき、ありがとうございました!!
