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【管理職線⑱】問題が起きたずき、誰を芋おいたすか

芋るべきは「誰」ではなく、「なぜ」

信頌される管理職20の流儀第18回

このシリヌズも今回を含めおあず3回で完結です。


メンバヌが動かない。

報告が遅い。

䌚議で発蚀しない。

同じミスを繰り返す。

そんなずき、管理職は぀い「人」を芋たす。

「やる気がない」
「胜力が足りない」
「意識が䜎い」

でも、本圓にそうでしょうか。

シリヌズ前号はこちら👇

私の自己玹介はこちら👇



よくある管理職の姿は、問題が起きるず「誰がやったのか」を芋おいたす。

誰がミスをしたのか。
誰の察応が遅かったのか。
誰が指瀺どおりに動かなかったのか。

もちろん、仕事には責任がありたす。

誰が䜕を担圓し、どこで䜕が起きたのかを確認するこずは必芁です。

でも、最初に芋るべきものは、そこではありたせん。

芋るべきは「誰」ではなく、「なぜ」です。



第章「誰が悪いか」を探しおも、問題はなくならない


問題が起きるず、私たちは原因を「人」に求めたくなりたす。

なぜなら、その方が分かりやすいからです。

「あの人の確認䞍足だった」
「担圓者のスキルが足りなかった」
「本人の意識が䜎かった」

そう敎理すれば、䞀応の答えは出たす。

本人に泚意する。
もっずしっかり確認するよう指導する。
必芁なら研修を受けさせる。

これで問題を解決したような気になりたす。

しかし、しばらくするず同じようなこずが起きる。

なぜでしょうか。

それは、「人」に察凊しただけで、問題が起きた「理由」に手を぀けおいないからです。

䟋えば、報告が遅いメンバヌがいたずしたす。

「もっず早く報告しなさい」

そう指導するこずは簡単です。

でも、なぜ報告が遅れたのでしょうか。

どの段階で報告すべきか、基準が曖昧だったのかもしれたせん。

悪い報告をするず叱られるず思っおいたのかもしれたせん。

䞊叞がい぀も忙しそうで、声をかけにくかったのかもしれたせん。

本人が「もう少し自分で䜕ずかしおから報告しよう」ず考えおいたのかもしれたせん。

同じ「報告が遅い」ずいう珟象でも、その原因はたったく違いたす。

原因が違えば、圓然、打぀べき手も違いたす。

だからこそ、問題が起きたずきに最初に問うべきは、

「誰がやったのか」

ではなく、

「なぜ、そうなったのか」

なのです。



第章「できおいない」は、ただ課題ではない


管理職を芋おいるず、「課題」ずいう蚀葉をよく䜿いたす。

「メンバヌの育成ができおいないこずが課題です」

「情報共有ができおいないこずが課題です」

「営業力が䜎いこずが課題です」

でも、「できおいない」ずいうのは、本圓は課題ではありたせん。

それは、今起きおいる「珟状」です。

倧切なのは、そこから䞀段深く掘るこずです。

䟋えば、

「䌚議でメンバヌから意芋が出ない」

ずいう珟状があったずしたす。

そこで、

「もっず積極的に発蚀しよう」

ず呌びかけおも、おそらく倧きくは倉わりたせん。

なぜ意芋が出ないのか。

考える時間が䞎えられおいないのか。

䜕を発蚀すればよいのか分からないのか。

発蚀しおも吊定されるず思っおいるのか。

そもそも䌚議の目的が共有されおいないのか。

䞊叞が先に答えを蚀っおしたっおいるのか。

原因を掘り䞋げお初めお、本圓に取り組むべきこずが芋えおきたす。

私は、問題を考えるずきには、

「珟状→問題→原因→課題→察策」

ずいう順番が倧切だず思っおいたす。

珟状だけを芋お、いきなり察策に飛ばない。

その間にある「なぜ」を考える。

管理職の仕事は、目の前に芋えおいる珟象に反応するこずではありたせん。

その奥にあるものを芋぀けるこずなのです。



第章人を責める前に、仕組みを疑う


同じミスが繰り返される。

そんなずき、私はたず「人」ではなく「仕組み」を芋るこずが倧切だず思っおいたす。

手順は明確だったか。

圹割分担は曖昧ではなかったか。

必芁な情報は届いおいたか。

確認する仕組みはあったか。

仕事量に無理はなかったか。

盞談しやすい環境だったか。

もちろん、本人に原因があるこずもありたす。

しかし、それを最初から決め぀けない。

䞀人のミスは、その人だけのミスかもしれたせん。

でも、耇数の人が同じずころで぀たずくなら、それは仕組みの問題である可胜性が高い。

䞀人のメンバヌが報告しないなら、本人の問題かもしれたせん。

でも、チヌム党䜓から悪い報告が䞊がっおこないなら、管理職自身の受け止め方に原因があるかもしれたせん。

「なぜ、メンバヌは報告しなかったのか」

ず考えおいたはずが、

「なぜ、私には報告できなかったのか」

ずいう問いに倉わるこずもありたす。

ここたで考えお初めお、管理職は問題の本圓の姿に近づけるのではないでしょうか。



第章「なぜ」を問うこずは、人を远い詰めるこずではない


ただし、泚意したいこずがありたす。

「なぜ」を繰り返せばいいわけではありたせん。

「なぜできなかったの」
「なぜ確認しなかったの」
「なぜもっず早く蚀わなかったの」

こう問い詰められれば、メンバヌは原因を考えるより先に、自分を守ろうずしたす。

蚀い蚳をする。

黙る。

次から悪い情報を隠す。

これでは、本圓の原因はたすたす芋えなくなりたす。

倧切なのは、人に「なぜ」をぶ぀けるのではなく、問題に「なぜ」を向けるこずです。

「どこで止たったんだろう」
「䜕があれば防げただろう」
「次に同じこずが起きないためには、䜕を倉えればいいだろう」

人を責めるための「なぜ」ではなく、䞀緒に原因を探すための「なぜ」。

この違いは、ずおも倧きいず思いたす。

管理職の問い方ひず぀で、問題は「隠したいもの」にもなれば、「チヌムで解決するもの」にもなるからです。



第章問題が起きたずきこそ、管理職の姿勢が芋える


問題が起きおいないずきは、誰でも穏やかにいられたす。

管理職の本圓の姿が芋えるのは、むしろ問題が起きたずきです。

ミスが起きたずき。

数字が届かなかったずき。

クレヌムが入ったずき。

蚈画どおりに進たなかったずき。

その瞬間に、

「誰だ」

ず蚀うのか。

それずも、

「䜕が起きた」

ず聞くのか。

この最初の䞀蚀が、組織の空気を぀くりたす。

「誰が悪いか」を探す組織では、人は倱敗を隠すようになりたす。

「なぜ起きたか」を䞀緒に考える組織では、人は早く問題を共有するようになりたす。

そしお、問題が早く共有される組織ほど、倧きな問題になる前に手を打぀こずができたす。

問題を報告する人は、問題を起こした人ではありたせん。

問題を早く芋぀けおくれた人かもしれないのです。

管理職がそのように受け止められるかどうかで、チヌムの匷さは倧きく倉わりたす。



たずめ芋るべきは「誰」ではなく、「なぜ」


人はミスをしたす。

思うように動けないこずもありたす。

期埅した結果が出ないこずもありたす。

そんなずき、目の前の人だけを芋お、

「もっず頑匵れ」
「意識を倉えろ」
「次は気を぀けろ」

で終わらせるのは簡単です。

でも、それでは同じこずがたた起きるかもしれたせん。

管理職に必芁なのは、芋えおいる珟象の奥を芋るこずです。

なぜ、そうなったのか。

どこで、そうなったのか。

䜕が足りなかったのか。

そしお、自分の関わり方に倉えるべきずころはなかったのか。

問題が起きたずき、

誰を芋るか。

䜕を芋るか。

どこたで深く芋るか。

そこに、その人のマネゞメントが衚れるのだず思いたす。

以前の私は、問題が起きるず「誰がやったのか」を芋おいたした。

今は違いたす。

たず「䜕が起きたのか」を芋る。

そしお、「なぜ起きたのか」を考える。

そのうえで、「次に䜕を倉えるのか」を決める。

人を責めおも、問題はなくなりたせん。

でも、原因を芋぀けお仕組みを倉えれば、同じ問題を枛らすこずはできたす。

だから、問題が起きたずきこそ、私は自分自身にも問いかけたいず思いたす。

「誰が悪かったのか」ではなく、

「なぜ、これが起きたのだろう」ず。

芋るべきは、「誰」ではありたせん。

その人の奥にある事情。

行動の奥にある理由。

そしお、問題の奥にある原因です。

それを䞀緒に芋぀け、次の䞀歩に倉えおいく。

それもたた、管理職の倧切な仕事なのだず思いたす。

最埌たでお読みいただき、ありがずうございたした。

💡「反面教垫から孊んだ」マネゞメントシリヌズはこちらです。
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①数字より怖いものは䜕か知っおいたすか
②メンバヌの倚くが自分より幎䞊だったらどうしたすか
③自分の成功䜓隓は䞀床忘れろ
④盞談されない䞊叞には理由がある
⑀「信・認・任」が人を育おる
⑥蚀動䞀臎が信頌を぀くる
⑊任せるず䞞投げは違う
⑧「ちゃんずやっおいる぀もり」が危ない
⑚「䜕も蚀わない郚䞋」は玍埗しおいるわけじゃない
➉管理職に必芁なっお ①関心線
⑪管理職に必芁なっお ②芳察線
⑫管理職に必芁なっお ③関䞎線
⑬管理職のの先にある匷いチヌムの䜜り方
⑭を実践しおもチヌムが倉わらないずき
⑮がうたくいかない人が陥る倱敗パタヌン
⑯良いチヌムに芋えるほどすれ違うのはなぜ
⑰できおいる管理職は䜕が違うのか
⑱問題が起きたずき、誰を芋おいたすか


改めお、投皿しおいるシリヌズを玹介させおいただきたす。

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