【創作詩】ー『沈黙の夏』
沈黙の夏
眩いばかりの太陽が
無意味な光明を投げかける
季節は沈黙を破ろうと
自らの殻の中に 暗黒を閉じこめる
僕は夏に何をも欲しはない
眩しすぎる陽射しに 視界を奪われ
希望に輝く仮面をつけた人々に
この身を引き裂かれ
僕の魂はさまよい続ける
もう二度と 僕のもとには還らない
あの時の あなたへの愛を思い
無邪気に微笑をかわしあえた
あの夏の日を思う
僕は立ち止まるすべを失い
夏は行き交う
僕の心に降り注ぐ 夏の光は
暗黒の世界へと 僕をいざなう
季節はもはや 愛を育まない
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