本の世界は驚きに満ち溢れている
基本的にSNSがすごく苦手なんですよね。
タイムラインを眺めてると焦るし、
それなのに辞めれなくてぼーっと眺めてしまうし、
なんかこう。
「もっと何かしなきゃ」という気持ちに駆り立てられます。
もちろん、SNSからもらった情報に助けられたことは何度もあるし、
noteも含めてホッと安心することもあります。
でも昔から、
ちょうどいい距離感を持つのが難しいなと思っていました。
そんな自分にとって、
SNSやネットとの距離を保つためにも大事な時間が読書です。
本を開いて、10分、20分、30分と読む。
するとだんだんと、ザワザワしていた気持ちが落ち着いてくる。
SNSの情報や、テレビのニュースは、
やっぱり気持ちを焦らせるものの割合が多い気がします。
〇〇をしなきゃだめとか、今〇〇が流行っているとか、今買わなきゃ損とか。こんな悪質な事件があったとか。
でも本を開くと、
「世界にはいろんな価値観がある」
「色んな時代がある、色んな人がいる」
そんな気持ちになってきます。
タイムラインの情報は、あくまでほんの一部だと、
そんな風にふっと楽になれる気がするんです。
ちなみに最近ハマっている本は、「三体」
中国の作家さんが書いた本で、世界中でベストセラーになった小説です。
本業はシステムエンジニアだったみたいで、科学や物理、プログラムの話を物語に上手く組み込んでます。
オバマ大統領やマークザッカーバーグが愛読していたことでも、有名になっったようですね。
エジプトのゲストハウスに泊まってる時、
同室の中国人に勧められたことがきっかけで、この本を知りました。
三体星人という別の文明との戦いが物語の主軸なんですが、
面白いのが、
SFでよくある、戦艦同士での戦いとかはほぼ出てきません。
三体星人が地球に到来するまでには、450年という月日がかかる。
この450年の間に、地球はどうやって対策を取るのか。
これが物語の大部分を占めます。
三体星人を倒そうとする派閥と、
どうせ負けるから諦めようとする派閥での争いがあったり、
大飢饉で人類自体が破滅しかかったり、
とんでもない技術革新が起こったり。
国家の枠組みが変わったり。
主人公達が必死になって成し遂げようとしてたことが、
100年後には全く見当違いだったみたいなシーンもある。
450年という長い年月の中では、
結局何も予想ができないんですよね。
そんな風に思うと、
目の前の不安とか、焦りとかって、長期的に見ると「点」でしかないんだなと。
今SNSで有名な人が自信満々に語ってることが正しいのかは実際は、
誰もわからないですよね。
いちいちその言葉に振り回されてしまうことって不毛だなと、
そんな風に思うんです。
諦めてるとか、虚無になってるとかではなくて、
どちらかというと、
やっぱり目の前のことをやるしかないという意味で、
前向きになれるってことだと。
だって、長期的に見ると誰も正解なんてわからないはずなんです。
だったら、
この選択合ってるかな?とか、将来不安だなと怯えるんじゃなくて、
自分が、
「こうしたい」「これを信じたい」と思うことに、没頭してれば良いのではないかと思うんです。
小説の世界には、
本当に色んな人が出てきます。いろんな世界が出てきます。
もっともっと世の中は広いんだなと、
そんな風に思えると、ちょっと楽になります。
