海外旅行向けアルゼンチン:多くの氷河が気候変動で後退する中,なぜ1日2mも前進できる?氷河の仕組み解説🧊ゴミ捨て場から世界初の屋外美術館への大逆転劇!ポップで色鮮やか,音楽,芸術の港町🏘など国深掘り紹介!🐄🤠🥟
1、特徴

①時間 通貨 気候⏰💸🌞
・直行便はなく、アメリカ,中東経由で最短飛行時間は約24時間
・日本(進)との時差は12時間
・1円 = 約9.49ペソ
・物価は、長年の激しいインフレと経済政策の影響で、日本より非常に安いもの(公共交通機関)と日本以上に高いもの(外食,ホテル)が混在する歪な特徴
・北部は亜熱帯,熱帯で年中気温が高い。中部(首都圏)は温帯で四季がはっきり。南部は砂漠,ステップ気候で強い風が吹き抜け冷涼,寒冷。西部(アンデス山脈沿い)は高山気候で気温が低く昼夜の寒暖差が激しい
②文化🕺🤠🧑🤝🧑
・カルナバル → サンバ,ラテン音楽のリズムに満ちた熱狂的なお祭り。シルクハットに燕尾服をカジュアルにしたようなド派手な衣装を着、政治風刺の効いた歌詞を歌い、飛び跳ねるように踊る。観客同士が泡スプレーを容赦なくかけ合う
・ガウチョ精神 → パンパ(大草原)を駆け巡った自由なカウボーイに由来。勇気,自己犠牲,寛大さ,忠誠心を重んじる。「マルティン・フィエロ」(国民的叙事詩)があり、近代化によって自由を奪われていくガウチョの悲哀と誇りを描いた作品
・アミスタッド → 家族,友人との絆を何よりも大切にし、夜遅くまで食事や会話を共にする。毎年7月20日は「友情の日」で、1969年のアポロ11号の月面着陸(全人類が繋がった日)を記念してアルゼンチン人が提唱したもの
③料理🐄🥟🧂
☆世界トップクラスの牛肉消費量を誇る肉中心の食文化と、イタリア,スペインなどヨーロッパからの移民の影響を強く受けた(パスタ,ピザが日常)。香辛料による辛味はほとんどなく、素朴な味わい
・エンパナーダ → ひき肉,玉ねぎ,ゆで卵,スパイスなどを小麦粉の生地で包み、オーブン,揚げで調理するパイ包み。フチの折り目は中身の標識で、牛肉は縄状の折り目、チキンはフォークで押さえた跡、チーズは両端を丸める
・アサード → パリージャ(専用の網と炭火)を使い、牛の様々な部位を塩だけでじっくり焼き上げる国民的BBQ。パンパ(草原)で牧草を食べて育った牧草牛が主流。赤身肉の旨味が非常に強く、脂がしつこくないため、「サロ・グエソ(粗塩)」だけで味付け
④お土産🍪🍵🩷
・アルファホーレス → クッキーで生キャラメルを挟みチョコでコーティングしたお菓子。大航海時代に南米へ渡った際、クッキー生地に濃厚なミルクジャムを挟み、チョコレートで包む、原型を留めないほどの独自の超進化を遂げた
・マテ茶 → 南米特有のお茶。「飲むサラダ」と呼ばれる健康茶。カトリックのイエズス会修道士たちが目をつけ、不可能とされていたマテの種からの人工栽培に成功して大規模な利権(イエズス会のお茶)を築いた
・ロードクロサイト → 美しいピンク色の天然石,アクセサリー。数万年かけて地下の熱水から成分が滴り落ち、鍾乳石のように成長したため、石を切断すると、バラの花のような美しい同心円状の縞模様が現れる
2、観光地
首都:ブエノスアイレス
①ペリト・モレノ氷河🧊
[全体的な特徴]
・全長約35km、面積約250km²を誇る巨大な氷河。世界中で多くの氷河が後退(気候変動)する中、今も1日約2m前進を続け、高さ約70mの青く輝く(圧縮されて空気が抜けた純度の高い氷が光の波長によって)氷壁がアルヘンティーノ湖に迫る、ダイナミックな景観
[なぜ1日2mも前進できるのか?]
・太平洋からの湿った風がアンデス山脈にぶつかり、氷河の源流「南パタゴニア氷床」に年間数m以上の猛烈な雪を降らせ、この氷河は標高約200mと低く、比較的温暖な場所にあるため、氷河の底が地熱や摩擦でわずかに溶け、水が潤滑油の役割を果たすことで、驚異的なスピードで滑り落ちている
②カミニート🏘
[全体的な特徴]
・ポップで色鮮やか(家に塗るペンキが余ったため)で、船の資材(トタン,木材)を使った簡易的な家屋が多く、レトロで庶民的な雰囲気を持つ、長さ約130mの短い路地。タンゴ発祥の地としての歴史を持ち、芸術や音楽が息づく港町
[ゴミ捨て場から世界初の屋外美術館への大逆転劇]
・鉄道(貨物線)が通っていたが、廃線になり放置され、不法投棄のゴミ捨て場に成り果てて。画家が「この愛する故郷をアートで蘇らせる」と決意し、線路跡を掃除し、壁を鮮やかに塗り直すよう住民に提案。彼の呼びかけで、一流彫刻家たちが作品を壁や路上に寄贈し、街全体が「壁のない美術館」へと変貌。正式に「歩行者天国・ストリート美術館」
