🇪🇸 Barcelona バルセロナの街並み|旅 2026
4月のイベリアの旅で、リスボンから LCC でバルセロナに移動してきました。4日間滞在です。東京で『ガウディ展』を見てから、訪問するのが楽しみでしたね。
最適な立地の宿でまるで住むように滞在でき、ガウディ建築を心ゆくまで堪能できたので、めちゃくちゃ充実しました。
オシャレな歴史的計画都市
整然とした区画に歴史的建築が立ち並び、広い通りには緑が溢れている。観光スポットやカフェバーが集まって賑わう、スゴイ街だな。
住民に加えて観光客も多く集まるハズなのに、さほど窮屈には感じない。世界中から憧れられるのもよくわかる。



100 年以上も前から計画都市に基づいて整備されてきた街ってだけでも貴重だけど、その外観を保ちつつテナントを入れ替えて内装だけ変化しながら、現代の生活へとアップデートしているという。
そんな新旧の共存が飽きさせない魅力なのかもしれない。


上から眺めても、実際に歩いても楽しい。碁盤の目のような区画が延々と続いていて、設計図をパースしているみたい。
今回過ごした4日間、自分の中でチェックポイントにしていた観光スポットを、ムリなく巡った。まだ見て回りたいところはあるものの、不思議と心残りが少なく、また来る余白を残しておいてくれる。
🏙️ 整然と美しいアシャンプラ
区画整理の中心地は、ホント道路がまっすぐに整っている。交差点は四角が斜めに切り落とされているのが特徴的で、それほど日本では見かけないような空間の取り方が新鮮だ。
年季の入った建物は軒線が揃っていて、西洋感を醸し出す。外壁の色味が特段鮮やかなワケじゃないけど、石材と形状、ガラスが外観を美しく見せてくれる。植えられた街路樹が多い。



日本の丸の内みたいで清々しい。飲食店も多い。区画の角とか歩道の中央にテラス席が展開されていて、のんびり酒を飲んだり、仲間と談笑する姿を見ると気分が上がる。
こんな洗礼された街なのに、4月でもたまに見かける『カガネル人形』がちょっとシュール。さすがにケツを店内から路上に向けていないことが救い。
そして、中心に位置するガウディ建築の人気っぷり。そこだけ人だかりができている。カサ系のマンションや邸宅は、フォーマルに設計された他のどの建物より明らかに異彩を放っていて、そのスゴさを改めて痛感させられる。


その極致と言えるのが『サグラダ・ファミリア』。歩行者の目線からすると、ビル群に隠れているのが急にドンッと姿を表す感じにゾクっとする。2月に完成したばかりの『イエスの塔』もキラリと輝く。
まだファサードが完成し切っていないし、前の道路も絶賛工事中で騒音だらけだけど、それにも負けず周辺はお祭り騒ぎ。両サイドの公園も大賑わい。
この塔を望むカフェのテラス席で悦に浸りたかったが満席で叶わず… 結局は日本と変わらない奥の席に案内されてしまった。
🌆 生活街から丘陵地までのグラシア
南東側のエリアはガウディ建築の『カサ・ビセンス』が佇む。アシャンプラより若干道幅は狭く、どこか雰囲気も落ち着いている。若者向けのショップやカフェが多い。
整然とした街並みだけ見ればビジネス街のようにも見えるのに、行き交う人々の歩みが若くて軽やか。朝の人通りが少ない原宿の竹下通りのようなイメージかな。



北西に向かうにつれて傾斜が上がっていき、マンションが建つ住宅エリアに差し掛かる。地区を横断している『Trav. de Dalt トラヴェセラ・デ・ダルト通り』を境に景色が変わる。
太陽に照らされる赤茶けた外壁の家々をバックに、ヤシの木が並んで揺れる様が南国のリゾート感を抱かせる、自分がスペインと聞いて思い描くイメージにピッタリ。


北西に進むと『グエル公園』、さらに北東の高台には『ブンケルス・デル・カルメル』がある。
🏙️ 迷路みたいな歴史地区ゴシック
ゴシック地区への導入部分にある『カタルーニャ広場』にはハトが集まっていて、エサを挙げてる現地民らしき人に合わせて、大群が舞い上がる。ベンチで座って佇んでいると癒される。



広場から南東の方向に伸びるのがランブラス通り。段階的な改修が入っているらしく一部工事中だが、歩いてみると海外らしい活気があった。西洋に少し東南アジアのエッセンスを混ぜたようなイメージかな。
アシャンプラとはまた違った趣。この付近には『ブケリア市場』や『グエル邸』が位置している。危ない雰囲気はないけど、比較的スリが多いらしいから、人混みの手荷物には要注意。
正式には通りから東側一帯がゴシックの区画。ガウディが敬愛しつつ変化させたかった建築物が集まる。『サンタ・エウラリア大聖堂』が鎮座し、城下のような街並みもステキ。



ガウディのモダンな建築を見た後に歩けば、「あぁ コレに対して意識していたのか…」と感慨深くなること間違いなし。
ちょっと雑多で極端に道幅が狭い場所もあるのに、下町のような親しみやすさを感じる。歩いて迷うことすら楽しいエリアだった。
⚓️ ポートヴェルは海風が爽やか
ゴシック地区よりさらに南東に行った海沿いに広がる港エリア。地中海の海風を感じられて、のんびり歩くにはサイコーに気持ちイイ。こういう船が並んだ雰囲気もスペインらしいかも。



ショッピングモールがあって、今回は少し立ち寄った程度で中まで散策しなかったけど、地元民にとって生活を潤わせる憩いの場になっている。日本で言う豊洲みたいな感じかな。
「スペインって、こんなに人いたの!?」ってくらい溢れていて、やっぱりいるところにはいるものだ。
建築物を見てきた街中とはまた違い、休憩して味変するのに最適だった。
⛰️ 街を一望できるブンケルス・デル・カルメル
バスで近くまで行き、軽くトレッキングして登っていく。この高台からバルセロナの街が見渡せて、夕暮れ時ともなると、若者たちが屯している。なんとも贅沢な青春を過ごしているものだ。


ラク書きだらけで歴史的な価値があるように見えないけど、このあたり一応スペイン内戦時代の対空砲台跡。
写真よりも肉眼で見ると、ホント素晴らしい眺望だ。区画間の道路はきっちり直線だけど、こうやってみると意外と建物は不揃いで統一感はない。モダンなビルや住宅マンションも目立つ。

それにしても、ココから見下ろしたとき、突出した『サグラダ・ファミリア』の存在感は強すぎる。さすがに X ポストでよく流れてくる加工写真のような、そこだけ異常なまでに巨大な画にはならないが。
🛝 グエル公園で一休み
グラシアの街中からも歩いていけるくらい、アクセスは良好。公園の入り口に向かうまでの途中、外にエスカレーターを用意してくれているのが、まるで溜池山王の日枝神社みたい。
ガウディが設計に携わった公園なんて、『ガウディ展』を見る前まで知らなかった。夕方の時間帯が人気と聞いていた通り、入場者が多い。



トレンカディスが煌めいた波打つベンチ。斜めの石柱が連なる『Bugadera 洗濯女の回廊』。そして正面入り口の近くにあるトカゲのモニュメント『El Drac エル・ドラック』。これらが公園を象徴するスポット。
子連れの家族が多くて、緑が豊富な遊歩道に子どもの遊び場なんかもあって、なんだか普通の都市公園って感じだ。ガウディらしさはあるけど、壮大なテーマパークを想像して来ると、ちょっと違う。



柱の回廊の上にある広場は、ほぼ遮るものがなくて日差しが暑い。先のベンチで休んでいる人がたくさん。それでも端っこに木々の日陰になった空席があったから座ってみた。
深く腰かけてみると、もたれたときの胸椎から上にフィットして、収まりがイイ。そよ風にも撫でられて、めっちゃ落ち着く… 。あまりに気持ち良くてそのまま少し居眠りしてしまった。



ココからも『サグラダ・ファミリア』が見えることは見えるものの、手前のマンションに阻まれて全景は隠れる。こうして改めて見ると、後世に建てられたものも多いことに気づく。
たしかに居心地は良かったけど、入場するだけで正直 18 € で日本円にして約 ¥3,500 は、さすがに観光地価格が過ぎるかなと思ってしまった。
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