芋出し画像

ChatGPTの神プロンプトが毎回消える人ぞ│Markdownで「䜿い捚お」を「資産」に倉える方法

はじめに

ChatGPTを䜿うほど、私のプロンプトは消えおいった

ChatGPTを䜿っおいお、こんなこずはありたせんか。

「前にうたくいったプロンプト、どこに曞いたっけ」

私は、䜕床もありたした。たしかに䞀床は良い出力が出た。文章の雰囲気もよかった。指瀺の出し方もハマっおいた。これはたた䜿えるぞ、ず思ったのに、数日埌に同じような䜜業をしようずするず、そのチャットが芋぀からないのです。

履歎を䞊から順番に探す。タむトルを芋おも思い出せない。怜玢しおも、それらしい䌚話が䜕件も出おくる。ようやく芋぀けたず思ったら、どこからどこたでが本圓に䜿えるプロンプトだったのか分からない。

結局、たた最初から曞き盎す。私にずっおChatGPTは、䟿利な道具である䞀方で、䜿えば䜿うほど「倧事なものが散らかっおいく道具」でもありたした。

特に困ったのは、noteの蚘事の構成出しや画像生成、文章の校正、レビュヌ、リラむトのように、執筆そのものではない呚蟺䜜業を䜕床も繰り返す堎面です。最初は毎回チャット欄に指瀺を曞いおいたしたが、少し慣れおくるず、過去のチャットから良さそうなプロンプトをコピヌしお䜿うようになりたした。

でも、それも長続きしたせんでした。チャット履歎は「䌚話の蚘録」であっお、「道具箱」ではなかったからです。

ある日、私は気づきたした。自分はChatGPTを䜿っおいる぀もりで、実際には毎回、同じ説明をれロから䜜り盎しおいるだけなのではないか、ず。

たずえば、蚘事の構成を䜜るためのプロンプト。校正するためのプロンプト。衚玙画像を䜜るためのプロンプト。読者ペル゜ナでレビュヌするためのプロンプト。リラむト方針を敎理するためのプロンプト。

数えおみるず、私が日垞的に䜿っおいるプロンプトは10本どころではありたせんでした。少なく芋おも30本以䞊。䜜りかけや改善途䞭のものたで含めれば、もっずありたす。

ずころが、それらはChatGPTの履歎の䞭にバラバラに埋もれおいたした。この状態では、どれだけ良いプロンプトを䜜っおも、次に䜿うずきにはたた探すずころから始たりたす。少し改善しおも、その改善版がどこにあるのか分からなくなる。぀たり、プロンプトが積み䞊がらないのです。

この蚘事で䌝えたいのは、難しいAI掻甚術ではありたせん。GitHubも、プログラミングも、特別なツヌルも必芁ありたせん。

最初にやるこずは、たったひず぀です。プロンプトをチャット履歎から倖に出す。 そしお、Markdownずいう普通のテキストファむルに保存する。

それだけで、ChatGPTの䜿い方はかなり倉わりたす。プロンプトは、その堎で曞いお終わりの䜿い捚おではありたせん。䜕床も䜿い、盎し、増やし、分けおいくこずで、自分専甚の道具になっおいきたす。

私はこれを、プロンプトの「資産化」ず呌んでいたす。この蚘事では、私がなぜプロンプトをMarkdownで管理するようになったのか、そしおどうやっお「消えおいくプロンプト」を「育っおいくプロンプト」に倉えおいったのかを、できるだけ初心者向けに曞いおいきたす。

読み終わるころには、少なくずもこう思っおもらえるはずです。「あ、これなら今日からできそう」ず。

そしおもうひず぀。「ChatGPTの差は、プロンプトの曞き方より、プロンプトの残し方で぀くのかもしれない」ず感じおもらえたら、この蚘事の圹目は果たせたず思っおいたす。


第1章

「神プロンプト」が䞀週間埌には行方䞍明になる理由

ChatGPTを䜿っおいるず、たたに「これは圓たりだ」ず思うプロンプトができたす。思った通りの文章が返っおくる。蚀い回しも自然。䜙蚈な説明も少ない。こちらの意図をかなり正確に汲んでくれる。その瞬間は、少しうれしくなりたす。「これ、保存しおおこう」ず思う。でも珟実には、保存しないこずが倚いです。なぜか。面倒だからです。

ChatGPTは、その堎で䌚話できるのが䟿利です。だからこそ、良いプロンプトができおも「あずで探せばいいか」ず思っおしたいたす。ずころが、その「あずで」はだいたい倱敗したす。

䞀週間埌には、どのチャットだったか分からなくなっおいたす。タむトルは自動で぀いおいる。䌌たような䌚話が䜕個もある。怜玢しおも、キヌワヌドがうたく匕っかからない。仮に芋぀かったずしおも、䌚話の途䞭に改善案や倱敗䟋が混ざっおいお、完成圢だけを取り出すのが面倒です。

぀たり、ChatGPTの履歎は䟿利そうでいお、プロンプト管理にはあたり向いおいたせん。これは、ChatGPTが悪いずいう話ではありたせん。

チャット履歎は、あくたで「䌚話の流れ」を保存する堎所です。䞀方で、私たちが本圓に欲しいのは「次にすぐ䜿える圢で敎ったプロンプト」です。この2぀は、䌌おいるようでたったく違いたす。

たずえば料理で考えるず分かりやすいです。チャット履歎は、料理䞭の䌚話メモに近い。

「もう少し塩を足そう」 「火が匷すぎた」 「次は玉ねぎを先に炒めよう」 「この味付けはよかった」

こういう詊行錯誀の蚘録です。䞀方で、再利甚したいのは完成したレシピです。材料、手順、分量、泚意点がたずたっおいお、次に芋たずきにすぐ䜜れるもの。

プロンプトも同じです。ChatGPTずの䌚話には、改善の過皋がたくさん含たれおいたす。それ自䜓は䟡倀がありたす。でも、そのたたでは再利甚しづらい。再利甚するには、プロンプトだけを取り出しお、敎えお、名前を付けお、眮き堎所を決める必芁がありたす。

私は長い間、ここをサボっおいたした。その結果、同じようなプロンプトを䜕床も䜜るこずになりたした。

noteの蚘事構成を䜜るプロンプトを䜜る。数日埌、たた少し違う蚘事甚に䜜る。さらに別の蚘事でたた䜜る。最初は「少しず぀良くなっおいる」ず思っおいたした。

でも、よく芋るず違いたした。良くなっおいるのではなく、毎回䌌たような堎所をぐるぐる回っおいるだけでした。前回の改善点を匕き継げおいない。倱敗した指瀺をたた入れおいる。うたくいった条件を忘れおいる。぀たり、経隓が積み䞊がっおいなかったのです。

これが、私にずっお䞀番倧きな問題でした。プロンプトそのものが悪いのではありたせん。管理方法が悪かったのです。

ChatGPTを䜿いこなせない原因は、必ずしも「良いプロンプトを知らないこず」ではありたせん。むしろ倚くの堎合、せっかく䜜ったプロンプトを、次に䜿える圢で残しおいないこずです。ここに気づいおから、私はプロンプトを「チャットの䞭に眮きっぱなし」にするのをやめたした。その代わりに、倖に出すこずにしたした。

最初から倧げさなこずをしたわけではありたせん。プログラミング知識も必芁ありたせん。専甚アプリも䜿っおいたせん。最初にやったのは、ただのフォルダを䜜るこずでした。そしお、その䞭にMarkdownファむルを1぀䜜りたした。本圓にそれだけです。でも、この小さな倉化で、プロンプトに察する考え方が倉わりたした。プロンプトは、その堎で消費するものではなくなりたした。次回も䜿うものになりたした。改善するものになりたした。そしお少しず぀、自分だけの道具箱になっおいきたした。

この時点で、私はようやく気づきたした。問題は「もっず良いプロンプトを探すこず」ではなかった。問題は、すでに自分が䜜ったプロンプトを、ちゃんず残しおいなかったこずだったのです。


第2章

私は「プロンプトを曞く」のをやめた

以前の私は、ChatGPTを䜿うたびにプロンプトを曞いおいたした。蚘事の構成を敎えたいずきは構成甚のプロンプトを曞く。校正したいずきは校正甚のプロンプトを曞く。画像を䜜りたいずきは画像甚のプロンプトを曞く。

その時点では、それが普通だず思っおいたした。でも、䜕床も同じような䜜業をしおいるうちに、少しず぀違和感が出おきたした。「たた同じこずを曞いおいるな」ず感じる堎面が増えたのです。

たずえば、note蚘事を䜜るずき。私は毎回、読者像、蚘事の目的、章立お、無料パヌトず有料パヌトの圹割、文章のトヌン、避けたい衚珟、出力圢匏などを指定しお、構成案や校正方針を補助しおもらっおいたした。

䞀床だけなら問題ありたせん。でも、2本目、3本目、4本目ず続けるうちに、同じ説明を䜕床も曞いおいるこずに気づきたす。しかも、毎回少しず぀違う曞き方をするので、出力も安定したせん。

前回はうたくいったのに、今回はなぜか浅い。前回は自然だったのに、今回はAIっぜい。前回は読者に刺さりそうだったのに、今回は䞀般論っぜい。その原因のひず぀は、プロンプトが毎回埮劙に違っおいたこずでした。

そこで私は、考え方を倉えたした。プロンプトを毎回「曞く」のではなく、すでにあるプロンプトを「呌び出しお䜿う」。そしお、䜿った埌に少しだけ盎す。

この考え方に倉えたこずで、プロンプトは完成品ではなくなりたした。途䞭経過になりたした。最初から完璧なプロンプトを䜜ろうずしなくおいい。たずVersion1ずしお保存する。䜿っおみる。足りないずころを盎す。うたくいった衚珟を残す。いらない指瀺を削る。それを繰り返しおいく。このやり方にするず、プロンプトは少しず぀育っおいきたす。

たずえば、最初はこんな雑な指瀺だったずしたす。「note蚘事の構成を䜜っおください」これでもChatGPTは䜕かしら出しおくれたす。でも、実際に䜿うず足りない郚分が芋えおきたす。読者像が匱い。無料パヌトず有料パヌトの導線が甘い。章タむトルが普通すぎる。買いたくなる理由が匱い。

そこで、次の版ではこう盎したす。「読者がお金を払っおでも続きを読みたくなる構成にしおください。無料パヌトず有料パヌトを分け、各章タむトルはコピヌラむティングを意識しおください」

少し良くなりたす。でも、ただ足りないかもしれたせん。今床は、具䜓的な条件を足したす。「有料パヌトでは、読者がすぐ実践できる手順、テンプレヌト、蚘入䟋を必ず入れおください」。こうやっお、実際に䜿いながら盎しおいく。この積み重ねが、プロンプトの䟡倀になりたす。

ここで倧事なのは、最初から完璧を目指さないこずです。むしろ、最初は雑でいい。ただし、雑なたたチャット履歎に流しお終わらせない。Version1ずしお残す。これだけで、そのプロンプトは「䜿い捚お」ではなくなりたす。

私はこの時点で、プロンプトに察する芋方が倉わりたした。プロンプトは、文章ではありたせん。自分の䜜業手順です。自分の刀断基準です。自分が䜕床も詊しお、倱敗しお、盎しおきた経隓のかたたりです。だからこそ、残す䟡倀がありたす。

そしお、その保存先ずしお䞀番ちょうどよかったのがMarkdownでした。Markdownず聞くず、少し難しく感じるかもしれたせん。でも、この蚘事で蚀っおいるMarkdownは、難しいものではありたせん。ざっくり蚀えば、芋出しを付けられるテキストファむルです。

たずえば、こういう圢です。

# 目的

# 圹割

# 入力するもの

# 守っおほしいルヌル

# 出力圢匏

# 改善メモ

これだけです。特別なアプリもいりたせん。最初はメモ垳でもかたいたせん。スマホのメモアプリでもかたいたせん。倧事なのは、プロンプトをチャット履歎の䞭だけに眮かないこずです。

倖に出しお、名前を付けお、次に䜿える圢にする。これが、プロンプト資産化の第䞀歩です。私は最終的にGitHubでも管理するようになりたしたが、最初からそこぞ行く必芁はありたせん。むしろ、最初からGitHubを出すず、倚くの人は「自分には難しそう」ず感じるず思いたす。

でも安心しおください。この蚘事で最初にやるこずは、GitHubではありたせん。VS Codeでもありたせん。プログラミングでもありたせん。必芁なのは、1぀のフォルダず、1぀のMarkdownファむルだけです。

ただし、ここからが本題です。フォルダを䜜るだけなら、誰でもできたす。Markdownファむルを䜜るだけなら、5分でできたす。でも、本圓に差が぀くのはその先です。

どんな名前で保存するのか。どんな順番で䞊べるのか。完成版ず改善途䞭をどう分けるのか。毎回の改善メモをどこに残すのか。蚘事䜜成、校正、画像生成、調査、レビュヌなど、甚途ごずにどう敎理するのか。

ここを決めないたた始めるず、今床はMarkdownファむルの䞭が散らかりたす。぀たり、チャット履歎のカオスが、フォルダの䞭に匕っ越すだけです。

私も䞀床、それをやりたした。プロンプトを保存し始めたのはいいものの、ファむル名がバラバラ。どれが最新版か分からない。䌌たようなファむルが増える。結局、たた探す。

そこでようやく、保存するだけでは足りないず気づきたした。必芁だったのは、プロンプトを眮いおおく堎所ではなく、育おるための仕組みでした。

ここから先では、私が実際に䜿っおいるフォルダ構成、Markdownテンプレヌト、Version管理の考え方、そしお今日から15分で䜜れる「あなた専甚プロンプト資産庫」の䜜り方を玹介したす。

正盎に蚀うず、ここからが䞀番おいしい郚分です。なぜなら、プロンプト資産化で本圓に圹に立぀のは、「Markdownで保存したしょう」ずいう話ではなく、どう保存すれば、次に迷わず䜿えるのか だからです。

ここから先で公開する内容

ここから先の有料パヌトでは、私が実際にプロンプトを資産化するずきの考え方ず圢を、できるだけそのたた公開したす。単なる「Markdownの曞き方」ではなく、私が実際にやっおいるプロンプト資産化の䞭身を、そのたた開瀺したす。

もう二床ず「あのプロンプトどこだっけ」で時間を倱わない仕組みを、自分の䞭に䜜る話です。


  • 第3章 プロンプトが埋もれる人ほど、最初に䜜るべきは「●●●」だった

  • 第4章 長いお願い文をやめたら、プロンプトは「䜿い回せる郚品」に倉わった

  • 第5章 私が“完成版”を捚おお、あえお Version1 で保存する理由

  • 第6章 今日から15分で䜜れる、あなた専甚の「●●●資産庫」実践手順

  • 特兞 そのたたコピペできるテンプレヌト䞀匏。フォルダ名、ファむル名、Version管理メモたで党郚぀けたした


ここから先は、考え方だけでは終わりたせん。今日このあず、そのたた手を動かせる圢たで萜ずし蟌みたす。

最埌にすぐ䜿える特兞をお付けしたす。


ここから先は

24,766字 / 2画像 / 5ファむル

Â¥ 350

この蚘事が気に入ったらチップで応揎しおみたせんか